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2007年11月

2007年11月29日 (木)

Machigai Podcast

Machigai Podcast」は「その英語、通じません!」「日本人のエイゴ言い間違い」の著者Tim Young氏とアシスタントのミヤケマサコさんによる、日本人が間違いやすい用法や文法を学ぶPodcastです。

マサコさんが棒読みの(失礼)英語でTimさん(彼も割りと棒読み)と会話をするのですが、その中でマサコさんが間違った言い回しをTimさんがツッこみ、英語で直していくという進行になっています。

基本的に二人とも英語で話すのですが、マサコさんの(演出されているのでしょうが)単調な日本人英語はそれなりに聞き取りやすく、間違った箇所もどう間違ったかがはっきり分かります。Timさんのツッコミは日本人としてはちょっとイヤラシイ感じもしますが、はっきり間違いだと教えてくれる点がこのPodcastの有意義なところです。私も同番組で【holly】と【holy】が(意味も発音も)違うということを初めて気がつきました…。また時制に関する間違いの回はとてもよくできていると思います。

また番組の最後には「L or R」というミニクイズが出題され、発音されている単語がLで始まるのかRで始まるのかを聞き取ります。答えはウェブサイト上に掲載されているのでぜひチャレンジしてみてください。

リスニング対策としては(あまりの棒読みで)ちょっと甘い点もありますが、文法対策としては楽しみながら学べる番組だと思います。また有料ですが「That's not English」という別なティム氏の番組もありますが、12回で500円というのはちょっと高いかな、という気がしています。これが「ペアで覚える英単語」と同じ48本入っているのならぜひ推薦するところです。

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2007年11月27日 (火)

サッチャー&レーガン英語~are you British or American?~

2006年からの新TOEIC試験では、アメリカ英語の他に、イギリス、カナダ、オーストラリア英語の発音が均等に取り入れられることになりました。このTOEICにおける4ヵ国語対応はもっぱら最新の模擬試験本で「なれる程度に」勉強すれば十分だと思っていますが、文化としての各国英語に触れるのは、別な意味で面白いものです。

そのようなノリで聞いていただきたいのが、「サッチャー&レーガン英語~are you British or American?~」です。正直なんのTOEIC対策にもなりません(苦笑)。ナレーターの谷山雄二朗氏の一人芝居で進行する全12回しかも500円の有料番組ですが、貴族風【aristocratic】イギリス人女性サッチャーと、まさにヤンキーアメリカ人レーガンが、あまりにバカバカしい会話を繰り広げます。非常にゆっくりしゃべってくれていますので、誰でも理解できるはずです。

この番組で得てもらいたいのは「英語を聞いて笑う」という経験です。ビジネスばかりが英語ではありません。内容もさながら、英語自体で笑えるようになったらかなり英語の感覚を身に着けてきたといえるのではないでしょうか。

谷山氏の存在はこのPodcastで初めて知りましたが、芸人(?)としてなかなか才能ある人物です。全12回を聞くには500円必要ですが、最初3回分は無料ですのでぜひ聞いてみてください。

この番組以外にも、谷山氏が日本初の大統領閣下(?)に就任したという「President of Japan 811」という無料の番組がありますが、こちらも脳が溶けそうになるほどバカバカしく笑えます(こちらはノーマルスピードですので、慣れたら聞きましょう)。また「タイ語でポン」という番組も制作されています。多才な谷山雄二朗にぜひ期待したいと思います。まずはサッチャー・レーガンシリーズの復活を!

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2007年11月25日 (日)

ペアで覚える英単語(晴山陽一)

ペアで覚える英単語」は500円(クレジットカード決済)のPodcasting番組です。基本的には本サイトは無料のサイトをご紹介するのですが、このサイトのコストパフォーマンスのよさは抜群であり、ぜひ推薦【recommend】したいと思います。

このPodcastは「先進国(developed country)/発展途上国(developing country)」のように、言葉をくっきりと対比させて紹介する番組です。全48回、1つの番組で10個ほどの単語を特集するので、合計で500単語前後が覚えられることになります。アハ体験ではありませんが、対比して覚えるというのは単純に念仏のように辞書を覚えていくのに比べ、確かに印象付けて記憶することができます。ある程度難しい言葉が取り上げられているので、ボキャブラリ強化と考えれば500円はお値段以上と言えるでしょう。

晴山さんの英語は、デキる日本人風(?)発音であり、とても聞き取りやすいものです。リスニングが苦手な人も、ぜひ取り組んでみてください。

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2007年11月23日 (金)

日米会話学院Podcasting

日米会話学院は、ハイレベルな英会話学校として有名です。「学院の成り立ち」にもあるとおり1945年官庁・企業の要請により設立され、現在も官公庁・企業から海外派遣される人の準備教育としても使われています。従って生徒自体のレベルもかなり高くなっています。

その生徒と一体となって作られているのが日米会話学院Podcastingです。全編英語で、生徒からの質問に同校の複数の教師が答えるという構成になっています。具体的には「so/such」「hope/wish」の用法の違いや、「パーティに招待するレターための、ビジネス上の表現」といった同校ならではの質問に講師が答えていきます。海外で楽しむための英語、といったことから一線を画す、ビジネス英語に真剣な人にはぴったりの内容です。豆知識【tips】の獲得というより、講師の方がどのように英語で説明しているかが、とても勉強になります。日本人生徒の個性的な(?)発音による質問も、自分の英語がそう聞こえているかもしれないという自省になります。

とはいえ、全編英語のPodcastingはドメ就活生にはきついかもしれません。すべて無料ですが、サイトにスクリプトがあるわけではありません。しかししゃべる速度はTOEICと同じノーマルスピードに近いと思いますので、いずれは聞き取れなければいけない番組でしょう。使われている言葉が極端に難しいということは全くありません。「ECC英会話Podcast」や「英語のヒント」のような日英併用番組と一緒に、チャレンジするつもりで聞いてみたらどうでしょうか?。

最後に、この番組はなぜか今休止中になっています。ぜひ再開を期待したいと思います。

※注意:この番組は、No.39「Please_Please_Please」とNo.40「Praise_You」の間で、音量レベルが急に上がるため、うっかりすると耳を傷めます。これ以降、大きかったり極端に小さかったりと、いい加減な管理がされています。全く残念です。

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2007年11月21日 (水)

東京外国語大学言語モジュール。

東京外国語大学言語モジュールは、インターネット時代の外国語教育の頂点のサイトだと思っています。しかし、東京外大がもっとも苦手としているのは「日本語」らしく(苦笑)、このサイトやその一つ上の「21世紀COEプログラム言語運用を基盤とする言語情報学拠点」の日本語を読んでも、正直なんだかよく分かりません。そもそも「言語モジュール」という言葉が一般名詞なのか固有名詞なのかも分からないので、このサイトのことを何と呼んでいいのかすらもはっきりしません。なお「21世紀COEプログラム」とは日本学術振興会という文部科学省の外郭団体【affiliated organization】による補助金事業のことです。

このとっつきにくさでトップページだけ見て離脱する訪問者も多いと思います。しかしそれを乗り越えて左サイドにある言語名をクリックすると、驚くべきe-learningコンテンツが山盛りです。英語については「Tufs kids」という子供向けコーナーになっていますが、その映像スキットはドメ就活生のリスニングの自習に最適です。

TOEICとは関係ありませんが、英語以外の言語のe-learningシステムも目を見張るものがあります。私はこのフランス語のコーナーを見て、大学の教養課程以来十数年ぶりにもう一度勉強してみようと決心しました。

世界は事実上英語が席巻しており、大学での第二外国語教育の存在理由が薄くなってきていると言われています。しかし海外旅行や英語圏以外とのビジネスなどをきっかけに、社会人が第二外国語に興味を持つことは多いと思います。そのようなニーズに対し、東京外大のような有名大学がe-learningでノウハウを提供する意義は極めて大きいと思います。

せっかく画期的なサイトなのですから、「もっと使ってもらいたい!」というキモチの伝わるつくりにしたらいかがでしょうか?それから、まず愛称を決めてみてくださいね。>東京外大担当者様。

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2007年11月19日 (月)

英語タウンポッドキャスティング:「英語のヒント」

英語タウンポッドキャスティング:英語のヒント(The Working Life with Akiko and Tina)」はエイゴタウン・ドット・コム(株)という独立系の会社による英語総合サイト「英語タウン」のPodcasting番組です。

この番組もECC英会話Podcastingと同様に、「ティナ」ことネイティブ講師Terri MacMillanさんが英語を話し、「アキコ」ことアシスタント高道かよさんが日本語で返す「日英混合」で進みますので、ドメ就活生にもついていけると思います。番組構成は1つの用語に関する解説パートと、その後の連続ドラマに分かれます。この番組の好き嫌いはこのドラマにかかっていると言えるでしょう。

私がこの番組が好きな理由は、Episode12からEpisode17までシリーズになっていた「The Working Life with Akiko and Tina」というドラマがいろんな意味で面白かったからです。内容自体は単純なオフィスでのドタバタ話という感じですが、外国人上司であるティナにナオキという若い生真面目な男性社員が恋をし、完全なる「日本人英語」で毎回ティナに話しかけるというシーンがあります。これを聞くと「日本人英語ってネイティブにはこういう印象になるんだ」ということがしみじみ感じられ、もっと発音をがんばらなければと思わせてくれるのです(苦笑)。それ以外はビジネスシーンの会話も多く、TOEICでも十分使えそうな内容です。また私は利用していませんが、番組内容はメールマガジンで連動しており、サイトにドラマのスクリプトがあるので、リーディングでも内容が楽しめます。

さらには、ティナさんとアキコさんのキャラクターが、より「ラジオパーソナリティ」的で親しみを感じています。最近有料化【pay program】を検討しているらしく、それを大胆にもリスナーにアンケートをとっていました。まあ想像通りダメ出しの嵐でしたが、その意見を3回に分けて番組で紹介していました。私がこの番組が、というよりティナ&アキコをさらに好きにさせたのは、なんと2回目のフィードバック番組(2007年10月17日放送分)が全部私のアンケートを元に作られていたからです(笑)。私のこの番組への愛情が感じられると思いますので、この回だけでもぜひお聞き下さい(サイトからのリンクは見当たらなかったので、iTuneにダウンロードしてお聞き下さい)。

※番組内容は2007年11月現在。

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2007年11月17日 (土)

「ECC英会話Podcast - 知ってる単語でこんなに話せる!」

英語耳」の発音特訓に、TOEIC問題集のCDシャドウイングだけでは、いくらなんでも単調で飽きてしまうでしょう。勉強を長続きさせるには、ある程度の新鮮さと楽しみがなければいけません。

外国語の勉強について、私が大学生だった80年代後半と現代で決定的に違うのは、インターネットとiPod・Podcastingの存在です。無限の情報リソースであるインターネットと、それをカセットテープやMDとは比較にならないほど大量に格納できるiPod(mp3プレイヤー)は、言うまでもなく外国語学習にも革命を起こしました。

このブログでは、私が聞いてきた数々のPodcasting番組から、秀逸でドメ就活生にもぴったりな番組を紹介していきます。まず最初に「ECC英会話Podcasting」です。

この番組に限らず、ドメ就活生が最初に聞く番組には、講師とアシスタントがそれぞれ英語と日本語で掛けあいする番組がお勧めです。全編英語だと疲れてしまい、また途中で分からなくなると、もうついていけなくなるからです。

「ECC英会話Podcasting」は、英語ネイティブ講師のYukio Nagatoさんと日本人DJの谷山香さんが、毎週2つの慣用句を会話形式のスキットの中で取り上げ、それぞれ英語と日本語で解説します。元が英会話学校ですのでとりあげる慣用句は少しアメリカ英語に寄っている傾向もありますが、スキットの長さや速さがTOEICリスニングパート3(や2)に向いており、また慣用句はリーディングPart5や6の読解に役立ちます。二人の軽妙なやりとりと進行も、何度も聞くPodcastingに合っているように感じています。もちろん無料で、2007年11月現在も続いています。アーカイブもかなりさかのぼってダウンロードできますが、有料のCD(2枚に台本付きで980円は良心的)もありますので、うまく活用すれば相当な語彙力がつくはずです。

なおアメリカで通用してもイギリスではあまり使われない通用しないような単語は、TOEICの趣旨からしてまず出題されません。例えば(本編には出ていませんが)【Ballpark figure】(概算値。野球場の動員人数のようにざっくりしたもの)は、野球文化のないイギリスではあまり使われません。

しかし将来アメリカ人とビジネスをする上では結構使われる言葉です。TOEIC対策だけであれば他にも(有料の)参考書はあるわけですから、ここはTOEICとはちょっと違った実践会話を楽しむつもりで聞いてみましょう。

※番組情報は2007年11月現在。

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2007年11月15日 (木)

リスニング対策は、古い模擬試験本を有効活用。

ドメ就活生にとって「TOEIC対策にどれだけ費用がかかるか」も避けることのできない問題です。しかし私もすでに書籍を上梓した経験がありますので、闇雲に古本を買えとは言えません(苦笑)。

しかし安く入手する上で一つだけ勧めてみたい方法があります。それはリスニング対策についてはAmazonを使い「新形式に対応していないリスニング模擬試験本」を有効活用してみるということです。

Amazonでは書籍のページに「マーケットプレイス」という第三者の出品者による価格が表示されていることがあります。個人や書店自身の出店など様々な出品者がいますが、旧版などは極端に安くなっていることがあります。例えば「TOEIC TESTリスニング問題集」(ビッキーグラス、Jリサーチ出版)は、新旧版ともに定価1680円ですが、旧版のマーケットプレイス価格は極端に安くなっています(私は300円で買いました。ただし送料340円が別途かかります)。

このように安く入手できたCD-ROM付リスニング問題集は、一通り実戦のように解いてみた後、形式の変わらないPart1、2を中心に、思いっきり「一口シャドウイング」の練習をしてみてください。Part1に限って言えば、1模擬試験あたりの収録問題数が10多い20個収録されていますので、新形式版よりもお得かもしれません。Part4は問題内容に変更はなくそのまま新形式の対策として現在も使えます。Part3については大幅に形式が変わり新形式の方が難しくなったと思われますが、かといって旧形式の問題が全くムダというほどでもありません。

気になるのは発音の種類がアメリカ英語1つしかない、という点ですが、もっぱらドメ就活生が「一口シャドウイング」のために使うことを想定すると、一貫してアメリカ英語で学ぶことに意味もあると思います(シャドウイングまでいちいち英国風に発音すると混乱しますし(苦笑))。

もちろんお金が十分ある人はこんなことをする必要もありませんし、いずれは新形式対応の問題集を買うべきですが、「安く入手できる」のであればぜひ試してみてもよい方法だと考えています。

ただし、旧版を買った後同じシリーズの新版を買うと、収録されている問題がかなり重複【duplicate】している場合もあります。したがって、新形式対応は違うシリーズの書籍を買うつもりでいる方がいいでしょう。以下の「TOEICテスト まるごとリスニング」(ECC、ジャパンタイムズ刊)なら、5回分のリスニング問題が収録されていますが、まだ旧テストにしか対応しておらず、新バージョンは出ていないようです。定価は2940円ですが、マーケットプレイスで1000円台で買えるようであればお勧めしてもよいと思います。この一冊で一口シャドウイング用の文が(もちろん重複なしで)1000個入手できます。


その他、古いリスニング本をリストアップしておきます(内容について筆者は確認していません)。

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2007年11月13日 (火)

書店のTOEIC本は、新形式に対応しているかどうかをチェック。

書店には多くのTOEIC模擬試験本が並んでいますが、「新形式に対応しているかどうか」確認して選ぶ必要があります。

TOEICは2006年5月の第122回公開テストからリニューアルされています。主な変更点は以下のとおりです

(1)問題数の変更
・リスニングPart1写真描写【depict】問題が20問から10問に減った。
・リスニングPart4説明文問題が20問から30問に増えた。
・リーディングPart7読解問題が40問から48問に増えた。
(2)形式の変更
・リスニングPart3会話問題で、問題文がA→B→AだったものがA→B→A→Bに長くなった。
・同時に、1問題文に対して1問だったものが、1問題文に対して3問分が対象となった。
・リスニングで、スピーカーはアメリカ英語だけだったのが、米・英・豪・加式の発音が均等に出題される。
・リーディングPart6が誤文訂正問題(20問)だったのが、4択の長文穴埋め問題(12問)に変更。
・リーディングPart7読解問題で、2つの文書が1つの問題に入ったもの(Double Passage)が20問含まれるようになった。
したがって、古い模擬試験本を買うと、形式が変更されたセクションに対応できなくなります。

新形式に対応している書籍はたいてい「新」と書いてあるので間違いないと思いますが、「新」と書いてない場合、リスニング本であればPart3の設問が3問単位になっていないかどうか、リーディング本であれば「誤文訂正問題」があるかどうかを見て新旧を判断してください。 Amazonのようなネット書店の場合には「発売日」を確認し、2006年であれば旧形式と考えた方がよいでしょう。

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2007年11月11日 (日)

ドメ就活生のための「一口シャドウイング」(その2)。

実際のところ、30秒~1分程度もある文章をシャドウイングすると、例えすべての言葉を知っていたとしても、ものすごく疲れるものです。仕事で同時通訳【simultaneous interpreter】を雇う時、長時間の会議の場合には2名手配して交代で休ませることが多いのですが、自分でシャドウイングをやってみて言語の同時処理の大変さを経験すると、1名で長時間同時通訳などできるわけないと理解できるようになりました。

しかし、そんなことをドメ就活生に求めてはいけません。ドメ就活生がやるべきシャドウイングは、足元にあります。そう、TOEICリスニング試験そのものです。

CD-ROM付のTOEIC模擬試験本は山ほど出版されていますが、そのすべてがTOEICのスピードと形式に従っています(いるはずです)。もちろん語彙もTOEIC出題範囲を超えるはずがありません。ドメ就活生が学ぶリスニングは模擬試験本CD-ROMの中にすべて存在するといっても過言ではありません。

特に重要なのはPart2のセクションです。問いも答えも文字にはなっておらず、100%耳だけで理解し答えなければなりません。しかしその実態は1文・数秒の問いかけと、それ以上に短い答えの組合せにすぎません。そのサイズはPart1の選択肢も同様です。1テスト中、Part2で30個の問いかけと合計120個(3択)の選択肢、それにPart1の選択肢(10問を4択)40個、合計190個の「一口サイズ」文章があるのです。

この一口サイズのシャドウイングは、TOEIC、いや英会話の基本とも言える練習であり、ドメ就活生にも実現可能なものです。不正解の選択肢も含めてひたすらシャドウイングを繰り返し「しゃべる」ことができれば、5回分の模試で1000文近いパターンを耳・口両方でマスターできる計算になります。

特にPart2では「何を問いかけているか」の「何」の部分を完璧に捉えることが必要であり、シャドウイングに勝る練習はありません。同時に不正解も交えて選択肢をシャドウイングすることは「これは違う」「これが正解」という直感を養うのにも極めて効果的です。当然ながら、過去このパートで点数を失っていたドメ就活生のスコアアップは言うまでもありません。

これらのシャドウイングで重要なのは、必ず元の音にかぶせて発音するということです。元の音が終わって、覚えた文章を発音するようでは、もっと長い文章でのシャドウイングができるようにはなりません。最初はかなり機械的に再現するだけで、あまり意味が分からない感覚になると思いますが、当面はそれで十分です。「英語耳」で学んだことの実践として、きちんとした発音と同じリズム・抑揚でしゃべってください。

Part3は2名の会話形式問題になりますが、1人が1回に話す文量はPart1,2よりも長くなります。ここではどちらか1人の役になってシャドウイングをチャレンジしてみてください(もう1人の番になったらシャドウイングは休み、聞くことに専念しましょう)。こちら、30問で合計120個(2人分それぞれをカウント)の、ちょっと大口の一口シャドウイングが練習できます。

世の中のTOEIC本には出来・不出来がありますが、「一口シャドウイング」の対象としても考えることができるのであれば、模擬テスト本はどれでも構わないと考えています。本の値段や何回分のテストが入っているかで検討して選んでみてもよいでしょう。

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2007年11月 9日 (金)

ドメ就活生のための「一口シャドウイング」(その1)。

一言で「TOEICリスニングの練習」といっても、具体的にはどのような「成果」を上げなければならないのでしょうか?

一番の間違いは、「聞いたものを日本語に直して意味を理解できる」ということでしょう。TOEICリスニングの最大の壁はその回答時間の短さであり、日本語に直しているヒマは絶対にありません。「英語をどれだけ英語のままで理解でき、どれだけ英語で対応できるか」が、リーディング・リスニングに限らずTOEICに求められている技量なのです。

しかしドメ就活生に「英語を英語のままで理解しろ」と急に言ったところで、途方にくれてしまうでしょう。「それってそのままネイティブじゃん」と思われるかもしれません。

私もそれには同感します。そこは「ドメ就活生のためのTOEIC指南」。リスニングの練習では、まず「シャドウイング」の徹底だけを提案します。

シャドウイングとは、英語で聞こえてきたことをほぼ同時にそのまま口から話すことであり、聞こえ始めてごくわずか後から追っかけるように話します。同時通訳で翻訳しないバージョンのようなものです(笑)。

オールアバウトの「英語の学び方・活かし方」では、シャドウイングの利点を以下のようにまとめています。

(1)リズムとイントネーションがキレイになる
(2)発音がよくなる
(3)英語のスピードに慣れることができる
(4)区切り、ポーズの置き方がわかる
私はこれに加えて
(5)(シャドウイングできた文章は)文中の言葉を英単語としてはっきり認識できている証拠になる
を入れたいと思います。

ネイティブのスピードでは知らない単語はまずシャドウイングできず、何とか発音だけ真似たしても、動揺【agitated】してガタガタになり、続けることができません。当然知らない部分は実際に元の文を読んで意味を調べるしかありません。しかし、次に同じ文をシャドウイングしたときにその部分をさらっと話せれば、それは「英単語として記憶に定着させた」ことの証拠だと言えます(別な文章で同じ言葉をシャドウイングできればなお完璧です)。瞬間的に意味まで認識できるかどうかは記憶の定着度によりますが、その単語を他の単語と同列に扱うことはリスニングや語彙拡大への第一歩なのです。

とはいえ、本当にそんなことが練習でできるのか。そのあたりを次で説明します。

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2007年11月 7日 (水)

「英語耳ドリル」で、アーティストの発音に漬かる。

英語耳」は、著者の松澤氏もウェブサイトに書いているように、少々スパルタ教育的なところもあります。この姉妹本として出版されている「英語耳ドリル」(アスキー)は、いきなり英語の名曲から始まり、初心者にも飛び込みやすい出来になっています。

両著を通じた筆者の根本思想は、「Parrot's Law(オウムが何千回も聞いて最初の1文を発音できるようになったら、次からははるかに少ない回数でしゃべるようになる)」の徹底です。「英語耳ドリル」は、「Fly Me To The Moon」やCindy Lauper「Time After Time」など親しみやすく、同時にきれいな発音の名曲を100回聞き、歌うことで、Parrot's Lawを実践していこうという本です。

とはいえ、発音の原理と似ている音を区別する力は、ある程度事前に養っておく必要があります。「英語耳ドリル」にも簡単な練習教材が収録されていますが、やはり先に「英語耳」で学習しておく方がよいと思います。

私は「英語耳ドリル」を購入した直後、試しに耳だけで歌詞を聞き取って書き写してみる実験をしてみました。きれいな発音でそんなにテンポも早くない曲ばかりですので、何度も聞けばできると思っていました。

しかし結果は散々なものでした。書き上げた英語は全体を通してみるとなんだか意味が通じません。最大の原因は時制、特に現在形なのか過去形なのかが聞き取れていなかったことです。終わった恋を思いだしているのかそれとも今の二人のことを歌っているのかよく分からず、結局どう評価していいのか途方にくれました。

「英語耳ドリル」で学習する人は、何度も聞いて歌手が時制を含めきちんとすべての母音・子音を発音しているのを実感してみてください。どんなに音をのばしても、きちんと最後には語尾を発音しているのに気がつくことでしょう。私たちが「~します」と「~しました」の違いと同じぐらい、英語の「現在形」と「過去形(動詞+"ed"など)」は区別【distinguish】しなければならないのです。

ビジネスの現場でも、相手の言っていることが過去の事実なのか今の意思なのか、はっきり聞き取らなければ大きな誤解を生みます。TOEICの試験、特にPart2では、時制を聞き取らなければ正解できない問題も多数あります。「英語耳ドリル」の何度聞いても飽きない名曲を繰り返し聞き、アーティストたちの発音を一度徹底的に細かく認識してみてください。

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2007年11月 5日 (月)

松澤喜好「英語耳」(アスキー)を信じてみる。

ただ漫然と聞いていたら英語が聞き取れる、そんなことがあったらドメ人間は苦労しません。母音が「あいうえお」の5種類しかなく、子音+母音の組合せで1文字ずつ話す日本人にとっては、聞き取りや発音において「日本語を越える何か」をきっちり獲得しなければならないのです。

英語を聞き取るということは、

(1)英語の母音・子音を日本語のそれと区別して習得する。
(2)英語の母音・子音の認識力を使って、聞いている言葉から知っている単語・熟語を認識する(語彙力が必要)。
(3)認識した単語・熟語を、文法パターン(語順や時制、疑問系など)に沿って意味を理解する(文法力が必要)。
という流れで進んでいきます。(3)と(2)は慣れてくると先に文法パターンを認識し、その中に単語を割り当てるという順番も出てきます。

いずれにせよ、英語と日本語は全く違う言語である以上、語彙や文法よりもまずは「英語の母音・子音」に立ち返ってきっちりマスターしておくことが遠くて近道なのです。

この分野において、松澤喜好著「英語耳」(アスキー、以下「英語耳」)はまさに右に出るものがいません。必読書「海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点(以下宮下本)」の著者も「奇跡のバイブルを見逃すな」と最高の評価(3A)をしています。

宮下本も指摘するとおり、リスニング力と発音力は完全に同期【synchronize】しており、「英語耳」はひたすら「自分でも発音して」練習する教材です。すべての英語の子音・母音を細かく発音していき、最後には「Amazing Grace」の歌詞を繰り返し異なるスピードで読み上げていくという流れで、30分程度1セット。これを何十回、何百回繰り返して実践する、という教材になっています。

リスニング強化が最優先課題だった私は、宮下本での紹介で「英語耳」を即座に購入し実践し始めました。正直言えば自分なりになんとなく発音はできていると思っており、この教材を繰り返して自分の耳がよくなっていっているかどうかあまり実感できませんでした。正直、飽きるのは自然なことです(苦笑)。

しかしその後TOEICの模擬試験本を何冊も解いてみた中で、例えば「bot/but/bat」といった(日本語でいう)「ア」の音がきちんと区別できておらず、ぜんぜん違う意味に捉えていた問題がいくつもあり、愕然としました。そのような具体的な弱点の目的意識をもって、今一度「英語耳」にチャレンジすると、以前よりも確実に身についたような気がしています。通勤時にiPodで特に聞きたいものがないときには、今でも「英語耳」を聞いています。

「英語耳」は、漫然と流れる音に楔(くさび)を打ち込み、言葉として浮き上がらせてくれます。ドメ就活生は、とにかく松澤さんの「英語耳」を信じて繰り返し練習し、時々模擬試験などでその効果を確かめていってください。自分の弱点を知れば知るほど、その効果をはっきり実感できるはずです。

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2007年11月 3日 (土)

ボキャビルにも効く、リスニング。

幼い子供は、100%耳から言葉を覚えます。またそのときの「状況」と一緒に言葉を聞き取って覚えていくため、記憶も強固なものとなり、しかも大量の言葉を効率的に覚えていきます。大人になるまでの基本的な語彙は、ほぼ100%耳から覚えたものだと言えます。書けない言葉はあっても聞き取れない言葉はないのです。

とはいえ、日常の中で聞こえてくる言葉の範囲は徐々に狭まってきます。新しい語彙を獲得するにはどうしても本や資料に頼る必要が出てきます。

ドメ就活生にとってのTOEICは、幼い子供の言葉学習のようにはいきません。まずはTOEIC本の付属CDを活用してリスニング練習を徹底的に続け、覚えている言葉を聞き取れるようになるのが第一ステップです。しかし子供と同じように、ある程度コツが分かってきたらどんどん能率が上がっていきます。発音【pronunciation】の基本が完全に身に付きさえすれば、そこから先は「すでに知っている英単語の確認」が流れ作業のように続きます。ドメ就活生にとって、この状態になったときが、もっともリスニング点数の上がっていく時期になることでしょう。

そのうち、知らない基礎単語やTOEIC特有のビジネス英語がどんどん出てきます。しかしそのころには、流れている文章の中のどこからどこまでが知らない単語か、くっきり聞こえてくるものです。この部分の単語は本や辞書で調べるしかありませんが、同じ文章の中でその言葉を何回も聞くことで、発音と意味とともにその言葉は記憶に定着していきます。

孤独に本を読むより、付属CDを使い、ネイティブスピーカーがTOEICの規定スピードで話すのを聞いて覚える。これ以上に効率的なボキャビル(ボキャブラリービルディング)はないと考えています。そのためにも、リスニングの基礎を一刻も早く獲得するよう、リスニング勉強はロケットスタートしましょう。ロケットの2段目が分離されるころには、目標の600点はもうすぐそこに見えるはずです。

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2007年11月 1日 (木)

何はなくとも、リスニング。

語彙を増やさず点数を上げる。この魅力的な言葉の代わりに、すべてのドメ学生は徹底してリスニング対策をしなければなりません。しかし、安心してください。その努力は辞書を片っ端から覚えるような苦行とは違います

記憶を定着させるのに最も能率的なのは「書く」ことであり、逆にもっとも能率が悪いのは「(ただ)読む」ことです。「聞く」ことは書くことより定着率は劣りますが、書いたり読むことより圧倒的な「量」をさばくことができます。もとより200問中100問が読み返しのきかないリスニングですので、読んだり書いたりばかりでは絶対に高得点は望めません。

しかも、TOEICのリスニング語彙はリーディングのそれより圧倒的に限定されています。もしもリスニング問題を「読んで」解答できるのなら、高得点者が激増することは間違いありません。聞き取るべき単語の多くはすでにあなたが知っているものであり、聞き取りさえすればほぼ正解をとれます

私自身このことに気がついたときは、喜んだどころか自信を喪失したことを覚えています。「こんな中学生英語も聞き取れてないなんて、英語だめじゃん、俺。」と、自己嫌悪に陥ったものです。

しかし一度落ち込んだら、その後には楽観的なビジョンが見えてきます。「だったら、聞き取るだけで満点近くとれるじゃん」、と。900台でさらに努力している人はほぼリーディングの向上を目指しており、リスニングは毎回満点に近いのです。

さらに言えば、知っているすべての単語を改めて聞き取らなければいけないわけではなく、同じものを何回も聞くことで一定の壁を超えれば、少なくとも知っている単語は自動的に聞こえてくるようになりますリスニングの強化は、あなたの英語の潜在力を大きく活性化する【activateのです。

古本でもいいので、TOEICのリスニング問題100問を、問題分を読みながら45分以内で解いてみてください。その点数が、そのままあなたの「将来」のリスニング点数になりえるのです。

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