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2007年10月

2007年10月30日 (火)

奇跡の「英感覚」書、大西泰斗「ハートで感じる英文法」シリーズ。

TOEICが英語の一定の実力を証明している理由の一つに、「解答時間が極めて短い」ことが挙げられます。特にリスニングよりも難しいと言われているリーディングセクションでは、文中で使用される言葉のレベルとともに、それを短時間で処理する力が求められています。

大西泰斗氏は2005年7月にNHK教育「NHK3ヵ月トピック英会話 ハートで感じる英文法」の講師を務め、従来の英文法教育をまるっきり破壊する、ネイティブの「感覚」を体得させるメソッドの伝道者として極めて有名です。そのときの内容を収録したのがNHK出版「ハートで感じる英文法」「ハートで感じる英文法会話編」です。

NHKの強みでそれぞれ950円という大変な安価な書籍ですが、その内容は驚くべきものとしか言いようがありません。一貫として述べられているのは「ネイティブは文法を考えてしゃべっているのではない」ということです。

例えば関係代名詞の「that」ですが、日本の教育ではthat以下の節がその前の名詞を修飾する、という「後ろから前に訳す」と教えます。従ってthat節を全部読んでしまってから全体を訳す、という順番に慣れています。これではとてもTOEICのようなリアルタイムに理解していかなければいけないテストには間に合いません。

しかし大西先生は「thatは『(あれと)指す』イメージと同様に、『導く』感覚」で使えばよい」と教えます。本編の43ページの文例では、

This is the restaurant that Helen recommended.
単に導いているだけ。「レストラン」と言ってから、「どういう店かというとね」とその説明に向かって滑らかに・丁寧に導いている
と解説しています。ネイティブは文の頭からどんどん追加していっているだけであり、後ろから前になどといった複雑なことは全く考えていないのです。

これは日本語だろうが英語だろうが、それらを母語【mother language】としている人にとっては当たり前のことです。しかし日本語は状況を説明してから最後に動詞を言い、英語は主語+動詞の基本構造を先に示しそこからどんどん追加していくという点で大きく違います。問題文を英語と日本語の間でゆれながら理解するのではなく、頭からストレートに吸収していく。これこそ文法だけでなく、会話における基本中の基本です。大西氏の説く英語の「感覚」とは、日本語とは明らかに違う「追加していくロジックの構造」を身に着けるべき、ということだと理解しています。

「that」や「a/the」「some/several」「between/among」など、学校では全く習わなかった感覚や、「時制」に関する大西先生の自在な解説は全TOEIC受験生必須だと確信しています。

もう一つ大西先生の本を理解するうえで重要なのは、「どのような熱意で大西先生が話しているのか」知ることです。2007年10月から「NHK新3ヵ月トピック英会話(毎週木曜日23:10~23:30、再放送あり)」で大西先生が復活しています。この番組で、どのような熱意と感覚で大西先生が話しているか、ぜひ聞いてみてください(もちろん番組も見続けてください)。その様子を知った上で本書を読むと、格段に理解度が上がります。本書に関連したCD本も格安で発売されていますので、ぜひ併せて購入することをオススメします。

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2007年10月28日 (日)

TOEIC「キム本」に関する、使用上の注意。

前回絶賛したキムデギュン「TOEIC『正解』が見える」(以下「キム本」)ですが、多少使用上の注意が必要かもしれません。

宮下裕介「海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点(以下「宮下本」)」でも書いてあるのですが、キム本が出てあまりに有名になったため、以降世の中のTOEIC対策本が大きく発展し、同時にTOEIC試験自身もさらに進化せざるを得ない状況になったようです。宮下君もキム氏に改訂を重ねていってほしいと述べています。

したがって、もはや問題文中の他の選択肢を読まずに、キム本の方法で選ぶようなことは避けた方がいいと思います。

しかしながら、個人的な経験ですが、どうしても選択に迷う、といった場合には、キム本に合わせた方が圧倒的に正解率が上がります。依然キム本の情報密度【density of information】に勝る書籍はないと言えるでしょう。

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2007年10月26日 (金)

TOEIC奇跡の必読書:TOEICテスト「正解」が見える(キム・デギュン著、講談社インターナショナル)

「TOEIC『正解』が見える」(キムデギュン著、講談社インターナショナル、以下「キム本」)は、「海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点(宮下裕介著、扶桑社、以下「宮下本」)」が奇跡の参考書と絶賛しているものです。宮下本の信者として最初に買いましたが、その内容に私は驚愕【be astonished】しました。ここまで断言的に答えを書いていいのか、と。

宮下本が「戦略」だとすると、キム本は「戦術」。戦場の地図を見ながら、「敵はここに隠れている!何も恐れることはない!」と指示する指揮官のような本です。一兵卒にはこんなに頼れる軍曹はいません。

キム氏が実際に受験し続けた経験から、「写真にない名詞が聞こえたら正解ではない」「抽象的な内容は正解ではない」など、完全に出題パターンに沿った、きれいごとのない、具体的なアドバイスを、猛烈な勢いで展開していきます。なにせ、最初の章からいきなり「Part1を解く『秘訣』」です。

最初私は、こんな形の英語学習に意義はあるのかと懐疑的でした。韓国は日本とは比べられないほど就職やビジネスにおけるTOEICの位置づけが高く、その権威であるキム氏の本は、TOEIC至上主義的なにおいすらします。また宮下本に比べ「オレについてくれば大丈夫」という乱暴さもあります。

しかし、TOEICスコアに目標がある人は、TOEICをルールの決まった「競技」と割り切り、キム本に飛び込むべきです。あきれるほど本当にキム氏の言う通りなのですから。実際、私はこの本で初めて知った語法などはほとんどありませんでしたが、それでも答えに迷った時にキム本が正答に導いてくれた例は枚挙に暇がありません。

キム本はリスニング・リーディング両方に驚くべきコツを伝授してくれますが、リスニングの方がTOEIC特有の核心により迫っており、大きく点数が上がりやすいと思います。とはいえ、あくまでTOEICリスニングの問題の傾向を教えてくれるだけで、どのようにリスニング能力を向上させるかについてはあまり記述がありません。ドメ就活生のリスニングレベルですと、先に聞き取り能力強化に努め、キム本はその後に読んでもよいと思われるかもしれません。

しかしキム本は最初に購入しておくべき本だと、私は断言します。キム本は、いきなり点数アップを実現している自分をイメージさせてくれるからです。ドメ就活生に、英語が苦手でも、TOEICならなんとかなると思わせる勇気を与えてくれるのです。

具体的なリスニング対策はこの後に述べていきますが、ドメ就活生が600点という目標を短期に達成するだけでなく、就活後も長く付き合っていく本として、まず「宮下本」と「キム本」をぜひ購入しておいてください。

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2007年10月24日 (水)

TOEIC奇跡の必読書:「海外経験ゼロ、それでもTOEIC900点」(宮下裕介著、扶桑社)

そろそろ具体的な参考書のご紹介に入ることにします。

最初にご紹介するのは、宮下裕介著「海外経験ゼロ、それでもTOEIC900点」(扶桑社)です。

宮下君(あえて君づけで呼ばせていただきます)は私の会社の同期で、広告コピーやCMをディレクションするクリエーティブディレクターをしている人物です。TOEIC900点を持たずに現在英語を使う部署に配属された私にとって、彼の本は私の状況(海外経験ゼロ)と目標(900点)そのままを表すものでした。私のTOEIC学習はこの本をバイブルにし、その手法に沿って勉強しました。その甲斐あって700点台だったスコアを3ヵ月ぐらいの集中勉強で一気に900点に乗せることができました。

同書は具体的な重点単語集や文法解説、ましてや付属CDもありません。900点までのロードマップと参考書の評価、そしてモチベーションの保ち方を、ただ実直に【honestly】つづってあるだけの本です。36歳で思い立ってからの540点というスコアから、2年5ヵ月で920点を達成するまでの、地道で絶え間ない「努力の軌跡」を実例を挙げて語りかけてくれます。

もしかしたら同書は「900点」というタイトルの数字が災いして、書店などでは上級者向けの本と理解されているのかも知れません。それは全く違います。この本は「非帰国子女が、低い点数から始めた」という点でまさにドメ就活生をもターゲットとしており、「継続することで900の目標を達成する」ということは、就活が終えた学生が社会人としてTOEICに長く向き合っていく時の道標にもなっているのです。まさに「今」こそ必要とされるのです。

コピーライターならではの優しい語り口で、高所から見下ろす感じなど全くありません。「900点」はTOEICという評価方法における目標に過ぎないことを明確にし、その上できちんと成果を残す意義を語っています。

一方では、読者が無用なお金をかけずに効率的な勉強ができるよう、辛口の参考書評論を堂々と展開しています。この読者本位の姿勢が本書の最大の魅力だとも言えるでしょう。実際、私のBLOGは同書の「現実的で」「読者本位」の姿勢に影響されて始めたものです。

「奇跡の」という言葉は、彼が著作の中で最上級の参考書を称える時に多用しているものです。コピーライターの彼が選んだこの「奇跡」、私もこのBLOGにて使わせていただきます。そしてその最初の奇跡本として、彼自身の本を推薦します。

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2007年10月22日 (月)

ボキャブラリーを増やさずに、どこまで点数を上げられるか。

TOEICの壁である「語彙(ボキャブラリー)」「文法」「リスニング」の中で、明らかに一番楽なのは「文法」だと考えています。時制の問題(wouldやhad+過去分詞など)のような、いくつかの「型」を覚えればいいからです(ここでは「熟語」を「語彙」に入れます)。

一方TOEICのスピードや文量から考えると、「リスニング」は間違いなく難しい問題ではありません。それでもそれまで習ったすべての英単語を文として聞いて理解するのは、文法よりははるかに難しいものです。

もっとも大変なのは語彙を増やすことです。高得点を目指すのにどこまでめったに出ない単語を覚えなければいけないか、不明確だからです。

このBLOGでは大胆にも「語彙の勉強を最小限にして、ドメ就活生としての目標点数に達する」ことを第一目標とし、それでも伸び悩むのであれば語彙強化(ボキャビル)に臨む、という考えを提唱します。これこそ就活生が短期間に目標に達するのに必要な、現実的【practical】TOEIC対策と確信しています。

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2007年10月20日 (土)

英語が苦手でもTOEICの点は取れる。

英語が苦手という理由は大きく3つ、「語彙がない」「文法が苦手」「聞き取れない」が挙げられるでしょう。その結果として「しゃべることができない」のです。

しかしTOEICに限って言えば、

語彙:範囲が限られており、専門用語が少ない。
文法:マークシート方式であり、消去判断可能。英作文のような完全性は求められない。
リスニング:CNNや外国映画よりもはるかに遅いノーマルスピードで発音。また問題が完全にパターン化されている。
スピーキング:試験なし。
という特徴があります(2007年現在)。社会的評価の割に試験内容は限定的であり、はっきりいえば問題としては(解答時間さえ十分にあれば)簡単な部類に入ります。

さらにドメ就活生の目標点は高々600点。これらTOEICの特徴を最大限に生かし、それぞれの現在地から600点の目標まで、「語彙」「文法」「リスニング」補強のルートをどのような最小努力で歩んでいくかを計画・実行することが、時間のない中で目標達成するための必須【mandatory】項目なのです。

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2007年10月18日 (木)

TOEIC目標スコアから、必要素点を簡単に求める。

TOEICの素点(正答数)とそれに対応するスコアは高度な統計的【statistical】手法で修正されていますが、勉強の目標として正答の割合と実際スコアの双方を知っておくことは重要です。

前回の「(ドメ新入社員の平均点から)あと何点追加で正答すれば目標の600点に達するか。」の回につづき、個人個人のTOEIC目標スコアや実績スコアから必要素点を簡単に求めるExcelの表を作成してみました(クリックでダウンロード)。

今回もTOEIC運営委員会が出版している「新公式問題集」全2冊、4回分の換算レンジ表を元に推定しています。ブルーのセルにそれぞれ合計スコア、リスニングのスコアを入れると、4回分の換算レンジを元に必要な素点数(それぞれ100点満点)を計算します(あくまで推定値です)。

目標全体スコア600、リスニング350、リーディング250で算出すると

【リスニング】新公式Vol.1の1回目を基準にすると60点~66点ぐらいで350点取れるが、新公式Vol.2の2回目だと75問~78問多くとらなければならない。
【リーディング】新公式Vol.1の1回目を基準にすると55点~57点ぐらいで250点取れるが、新公式Vol.2の2回目だと同じ60問~63問多くとらなければならない。
ということが分かります。この4回分の事例ですと、Vol2の2回目が比較的簡単な問題が多かったのではと思われますが、一般的にリスニングでは素点レンジの幅が大きく、リーディングでは小さい傾向があります。

このExcel表を使って必要な素点数を知り、実際に間違った問題のうち最低どのような部分は改善されなければいけないなどを検討してみてください。

なお、本ファイルを他のサイトなどでご紹介いただける場合は、ファイルにダイレクトにリンクするのではなく、本エントリー( http://adunion.cocolog-nifty.com/toeic/2007/10/toeic_f3b0.html )にリンクしてください。

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2007年10月16日 (火)

あと何問追加で正答すれば、目標の600点に達するか。

ドメ新入社員との位置関係を認識した後は、「あと何問追加で正答すれば、目標の600点まで達するのか?」を検証【verify】してみましょう。

TOEICでは正答数を統計的に調整して点数をつけています。これはテストごとの難易度に関わらず一定の評価をするために施される処理です。具体的にどのような計算なのかは非公開となっていますが、TOEIC委自身が出版している「TOEICテスト新公式問題集(Vol1,Vol2)」の合計4回の練習テストに対して、それぞれ「スコア換算表」が公開されています。例えばVol1の練習テスト(1)のリスニングセクションでは「素点レンジ:91-95→換算点レンジ:465-495」となっており、100問中5問不正解でも、495点(満点)に変換される可能性を示しています。

ここで、上記公式問題集の合計4回の練習テストの「スコア換算表」を基準にし、ドメ新入社員の平均点数から逆引きで正答数の幅を推定し、そこから何問追加で正答すれば目標600点に達するか、シミュレーションしてみました(スコア換算表一覧と分析(Excel)はこちら)。

この分析から、ドメ新入社員平均値(446点)から600点に達するのに、以下のような推定をしています。Toeic_score_3


この表から、あと25問~30問弱の追加正答で600点に達します。その追加分を、リスニング・リーディングそれぞれ比較的得意な方で大きく獲得すれば、苦手な方に余裕を持たせることができます。

これはあくまでドメ新人平均値からの追加分ですので、L小R小とも現在3年生以上の人は、これよりも少ない正答数で達することができます。自分の得点から逆引きで正答数を推定して、自分自身でこの「距離感」を認識してみてください。

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2007年10月14日 (日)

クラス分け:ドメ新入社員のTOEIC平均に比べ、自分はどの位置にいるか。

ドメ就活生のTOEIC対策で最初にやらなければいけないことは、とりあえず受験し、ドメ新入社員の平均と比べてどのような位置づけにいるのかを知ることです。すでに大学のIPテストを受けたことがある人はその点数で十分です。

このBLOGでは、2006年度のドメ新人社員の平均値「リスニング246点/リーディング180点/合計446点」に対するあなたのレベルを以下のような「小学校」で分類してみることにします。

Class

それぞれの小学校の生徒のイメージは以下のようなものでしょうか。

L小学校:
リーディングは苦手なのに、ときどき英語が聞き取れることがある。外国音楽やドラマが好き。緻密な勉強は苦手だが、「英語は好き」「いずれ多少は話せるだろう」と思っている楽天家。周囲に外国人がいたりすると興味津々。あいさつや世間話が通じて舞い上がるが、それ以上仲良くなりたいと思っても、文法や語彙不足を痛感。

R小学校:
学校で英語をきちんと勉強し、受験では苦手科目ではなかった。しかしリスニングが苦手だとまずしゃべることもできないので、努力がコミュニケーションとして結実せず、むしろ「英語」は苦手と認識。入社後も同期に帰国子女がいると、英語に関しては引きこもり気味。


BLOG開始早々で申し訳ありませんが、すべて基準点を下回っている人は、就活中に600点を達成するのは容易ではありません。大幅に下回る人は、TOEIC以外のアピールポイントを模索した方がよいでしょう。

1年生、すなわちリスニングかリーディングのどちらかがよく、もう一方がかなり悪いという人は、600点目標ならば大いに見込みがあります。すくなくともこれまでの個人の努力で、英語学習に一定の成果をあげる経験を持っているからです。ましてや2年生の人は、そもそもTOEICではパターンと時間に慣れが必要なことを考えると、これまでの英語学習で総合的【comprehensive】に成功している部類に入れてよいと思います。

現時点で3年生以上の人は、600といわず、700、800というラインを狙える有望な人であり、社会人まで勉強をつづける気構えがあれば誰でも900まで達することができます。せめて800点に達する程度までは、本BLOGが役に立つようにしたいものです。

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2007年10月12日 (金)

普通の学生が就活で誇れるTOEICスコアは最低何点から?後編

2006年度のドメ新入社員平均「リスニング246点/リーディング200点/合計446点」の裏づけとして、学校機関でのデータを見てみます。

2006年度受験者数と平均スコア」8ページによると、学校機関でのIPテスト(全380,609人中大学生(含大学院生)305,775人、全体の80.3%)での同項目のスコア分布は


●全体380,609人
リスニング247点/リーディング177点/合計424点
●大学(含大学院)305,766人(479校)
リスニング248点/リーディング182点/合計430点
●6ヵ月以上の海外滞在あり16,045名(全学校機関)
リスニング369点/リーディング263点/合計632点
●6ヵ月以上の海外滞在なし289,475名(全学校機関)
リスニング243点/リーディング177点/合計420点

と、ドメ学生とドメ新入社員はほぼ同様の結果と見てよいでしょう。

同資料4ページのIPテスト(学校)スコア分布【distribution】を見ると、平均424点の元、645点で上位8%、595点で上位12.6%、545点で19.1%に入ります。乱暴な仮定ですが、新入社員と学校機関の分布の形がほぼ同じとし、ドメ新入社員の平均が20点高いとすると、多少安全に見て


600点でドメ新入社員平均の上位20%以内に入る。

という目標が見えてきます。このTOEIC600点がドメ学生が就活で誇れるTOEICの最低ラインと言えるでしょう。また700点あればドメ新入社員の上位10%には入ります。

このスコアを実際に取得すれば、面接で


「私のTOEICスコアは現在600点です。これはTOEICが発表している2006年度新入社員平均の上位20%と推定されます。私はこの20%以内に入ることを目標として努力し、無事達成することができました。残りの学生生活で700点を目指し、上位10%の新人として入社したいと思います。」
などとアピールすることができるでしょう。しかも帰国子女でない限り、あなたはそもそもドメ学生群として評価されているわけですので、あえて「ドメ新入社員」の母集団と補足しなくても十分です。

この600点をどう短期的に効率的に獲得していくか。これを本ブログの大きなテーマとしていきたいと思います。

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2007年10月10日 (水)

普通の学生が就活で誇れるTOEICスコアは最低何点から?前編

帰国子女で会話もベラベラ。TOEICもリスニング満点、スコアも900点以上。そんな学生はTOEIC世界観での完成形としてどうぞ就活でアピールしてください。もはや私のようなレベルのものからのアドバイスなどあるわけありません。

では、普通の学生が就活で誇ってもいいTOEICスコアは最低何点からと考えていいのでしょうか。800点?、700点? ここまでの分析から、このBLOGでの仮説を立ててみたいと思います。

TOEICは基本的にビジネスマン向きに作成された問題であり、ビジネスマンの平均値や求められるレベルを学生の基準にするのは無理があります。さらにはIPテストは社員の「継続的な」自己啓発や評価【appraisal】のために利用されるものです。

言い換えれば、TOEICに関し企業が学生に望んでいるのは、その時点の実力より、もっぱら「今後の伸びが期待できるかどうか」だと言えます。したがって、学生が目標とするTOEICスコアは、その時代の新入社員の分布状況を基準に考えれば問題ありません。この数字はさらにはその母集団は(6ヵ月以上の)海外滞在経験のない受験者で十分です。

TOEIC委発表「2006年度受験者数と平均スコア」の6ページを見ると、新入社員(含内定者)のスコア分布は、


●全体78,344人
リスニング261点/リーディング212点/合計473点
●6ヵ月以上の海外滞在あり7,132名
リスニング404点/リーディング327点/合計731点
●6ヵ月以上の海外滞在なし71,212名
リスニング246点/リーディング200点/合計446点

となっています。このBLOGでは、ドメ新入社員平均「リスニング246点/リーディング200点/合計446点」がドメ就活生のターゲットと考えることとします。

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2007年10月 8日 (月)

新入社員のTOEIC力。

多くの大学が熱心に学生へTOEIC受験支援をしていますが、TOEIC委発表2005年テスト活用実態報告では、学生の就職活動の際に大学が期待するTOEICスコアは500~600点の幅で218校(62%)となっています。一方、企業の1年社員に対するTOEICスコアの期待値は400~500点の幅、実際の試験での平均値は479点だったようです。

企業の新入社員のスコアについては、TOEIC委発表「2006年度新入社員スコア特集」に面白い数字を見ることができます。

2006年度の主な数字としては


○新入社員(内定者含む)の参加人数は41,635人で、2002年以来の4万人越え。
○実施企業数は前年19社増の865社。2回実施企業(筆者注、うち1つは内定者への試験と思われる)は20社増の183社。
○平均スコアは466点 。2001年度以降460点を維持。
○業種別の平均スコアでは
・製造業【manufacturer】(受験者数30,849人)453点、非製造業全体(10,741人)501点
・商社(1,449人)607点、マスメディア(358人)574点が民間企業中1,2位。

やはり人気企業にはある程度英語ができる学生が集まり、またそのような学生が採用されやすい傾向はあるのでしょう。しかしこの業種別統計は母集団が小さいカテゴリもあることから必ずしも一般的な推定ができるものとはいえないかもしれません。

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2007年10月 6日 (土)

TOEIC導入が進む大学。

私も大学を卒業してすでに十数年が経っているため、現在の大学教育についてはほとんど知識がありません。しかし、2006年度TOEICテスト採用校は全部で775校(大学436校・短大63校など)となっており、TOEIC委発表2005年テスト活用実態報告では、TOEICに関する大学の姿勢を垣間見ることができます。

利用目的(複数回答)としては、もっとも多いのは「学生が自発的【voluntary】に受験する機会の提供(219校、62.2%)」続いて「就職(活動)のため(172校、48.9%)」となっており、企業で評価が高いTOEICに取り組む学生に、学校が(参加費の安い)IPテストを提供している状況が見えます(費用は45.7%が全額学生負担、41.3%が全額学校負担)。

就職活動だけでなく、153校・43.5%の学校が単位認定にTOEICスコアを利用しており、(2005年度現在で)78校・22.2%の学校が「将来は単位認定を検討したい」と回答しています。さらには入試自体にTOEICを採用している大学もあるようです(語学教育に熱心な上智・ICU・亜細亜・立教での事例やその他2006年度TOEICの単位認定詳細情報はこちら)。

本来大学のような研究機関では、海外留学のために使われるTOEFLが重視されるのかと思っていましたが、現実として「In-In(日本人の国内企業向け)」としてのTOEICはすでに確立しており、「In-Out(日本人の海外留学向け)」であるTOEFLとは使い分けているものと考えられます。特に(優良企業への)学生の就職率はそれぞれの大学にとって生命線とも言うべき指標となっており、大学がTOEICに力を入れるのも当然のことと言えるでしょう。

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2007年10月 4日 (木)

何だかんだ言って、TOEICは企業の評価が高い。

TOEICの意義については様々な議論【contraversial】があります。本BLOGを始めるにあたって、TOEICのウェブサイトの運営団体である財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会TOEIC運営委員会(以下本BLOGでは「TOEIC委」と略します)が発表するTOEICの公式資料を参考にしながら、まずは「就活生にとってのTOEIC」とはどんなものか、考察していきたいと思います。

「TOEICテスト受験者数の推移」では、1979年のテスト開始以降受験者数はうなぎのぼりに成長し、2000年には受験者は100万人を超過、2006年度では150万人に達しています。注目すべきはここ数年、各企業や学校などのために実施されるIPテスト(Institutional Program)での受験者の伸びが著しい点でしょう。

社内でのTOEIC実施目的は、ますます戦略的になってきています。2005年度にIPテスト実施企業に対して実施されたテスト活用実態報告によると、「TOEICスコアを昇進・昇格の要件にしているか」という問いに、「要件としている・将来は要件としたい」と回答した企業が49.6%となっています。またTOEICスコアの利用方法として「新入社員のレベルチェック」に使っている企業は205社40.5%。入社後の研修や自己啓発のスタート地点としてTOEICが位置づけられています。

さらには「TOEICスコアを社員採用時に考慮するか」という問いには、「考慮している」と回答した企業が282社、実に55.7%を占め、「(2005年現在で)将来は考慮したい」という企業17.6%を加えると、TOEIC実施企業の4分の3で、TOEICスコアが就活に影響する可能性があると言えます(もちろんこの問いかけですと中途採用の場合かもしれませんが)。

このことを考えると、TOEICを就活時期にきちんと取り組むことは、就活および将来に渡って有意義なことだと言えるでしょう。

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2007年10月 3日 (水)

「就活ついでに、TOEIC。」スタート!

皆様はじめまして。本BLOGは、広告労協「広告業界就職フォーラム」のボランティアで、「広告業界就職ノススメ。」を運営する「とおりすがりの業界人」が、就活生向けの英語・TOEIC学習のアドバイスを書き綴っていくというものです。

「広告業界就職ノススメ。」では主に広告業界を目指す学生をターゲットとしてきましたが、本BLOGではターゲットを少し変え、「帰国子女でもなんでもないドメドメ【domestic】就活生」を対象に、就活対策としての「現実的な」TOEIC対策を提供していきたいと思います。

なぜ、就活「ついでに」TOEICなのか?

私は、「一石二鳥」、「一挙両得」、「王手飛車取り」、「一粒で二度おいしい」など、あることをすると同時に他のことにも役に立つことが大好きです。究極は「楽んで働く」でしょうか。同様に、就職活動の一環としてTOEICに真剣に取り組むことは、就職活動という一時的なものにも有効であるばかりでなく、TOEICの部分はそのまま将来につなげていける、非常にオイシイ努力であるということができます。

就職活動は誰にでもやらなければならない、もしかしたら面倒くさいこと。でもどうせ就活しなければならないなら、「ついでに」TOEICにもチャレンジしよう!そう考えてくれる学生を増やし、共に成長していければと思っています。

同時に、TOEIC・英語学習だけでなく、語学を学ぶ楽しさや語学にまつわるトピックなども交え、細く長く続けていけるBLOGにしていきたいと考えています。

どこまでいけるか分かりませんが、ご期待ください!

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