ネット関連

2005.04.03

スラムダンクにインタラクティブ・アド・アワードグランプリ。

インターネット広告推進協議会(JIAA)は3月31日、第3回東京インタラクティブ・アド・アワードの受賞作品を発表しました。

今年のグランプリ作品は、過去本コラムでも取り上げ、東京での就職フォーラム参加者にはおなじみの「スラムダンク」の統合キャンペーンに授与されました。

圧倒的な作品力を持つスラムダンクとその作者井上雄彦氏、そして未だ衰えないファン層をつなぐ上では、いろんなパス(道筋)が考えられたと思います。しかし同キャンペーンの解説ページの

通常インテグレーテッドなキャンペーン設計とは、周到なターゲット設定や導線シミュレーションの蓄積である。しかし、このキャンペーンにはそのような計算は存在しない。

というコメントにあるように、ただ太い直線でつなぐということがベストのときもあります。その太い直線を一方通行でなくインタラクティブなものにし、どちらが発信者と決められない渾然一体とした「場」を形成できたということが大きく評価されたのだと考えます。

情報やテクニックに惑わされる就職活動です。しかし学生の就職活動は会社にとっては求人活動。そもそも一方的なものではありません。時にはゴールに向けてまっすぐ投げ、相手は「やられた!」と反撃する、面接の場がそんなさわやかなコートになればいいですね。

東京インタラクティブ・アド・アワード公式HP
http://tokyo.interactive.ad.awards.jp/

本コラム2004.04.03東京インタラクティブ・アド・アワード。

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2005.03.10

Googleサジェスト。

グーグルは9日、検索ボックスにワードを入力している間にそのワードの組み合わせやその結果ページ数などを先読みして表示する「Googleサジェスト日本語版」をリリースしました(サジェスト(suggest)=提案)。

インプレスの記事を引用すると

グーグルは9日、検索ボックスに入力中の文字から想定されるキーワードを先読みして表示する「Googleサジェスト日本語版」を、実験サイトの「Google Labs」内で公開した。

Googleサジェスト日本語版は、従来のGoogleと同様にユーザーが検索ボックスに文字を入力すると、入力された文字列からキーワードの候補を先読みし、キーワード候補のリストとそのキーワードの検索結果が何件になるかを表示する。

キーワード候補の表示は文字入力に応じてリアルタイムに変化し、日本語入力で文字を確定させていない段階でも表示が開始される。たとえば、検索ボックスに「い」と入力すると、「インフルエンザ」「インフォシーク」といった候補が表示され、さらに入力した文字に応じて新たな候補が次々と表示される。

キーワードの候補は、Googleで頻繁に検索された言葉や、その言葉が検索された場合に頻繁にクリックされる検索結果などによって選択され、特定のユーザーやコンピュータ、Webブラウザからの検索情報は使用していないとしている。(後略)

試しに同サイトで「広告」と入力すると、おお!グーグルが「広告労協」をサジェストしてくれるではありませんか!(2005年3月10日現在)

将来これがグーグルの基本機能として搭載されたら、1ワードしか検索しないといわれている日本人の検索が大きく変わるかも知れません。私の専門である検索結果連動型広告(SEM)の観点から見てもとても興味ある機能です。またGoogleサジェストに社名や商品名が出てくるかどうかということが、新たなSEO(検索エンジン最適化)技術やマーケットを生むかも知れません。企業HPの「広報手段」の一種としてグーグルの位置付けはさらに重要になっていくのは確実です。

まず、ぐぐる」ことがますます大事になってきましたね。

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2004.06.15

アクセス解析(リファラー編)。

インフォシークアクセス解析の醍醐味は、自分のサイトにリンクを張って紹介してくれているサイトが分かることです。これを「リファラー、referrer(参照元、直前参照サイト)」といいます。リファラーを出さない設定のサーバもありますが、アクセス分析をしているサイトオーナーはたいていリンク元を調べているものです。

2004年 5月13日から6月12日までにリファラーで検索エンジン以外のものを挙げると


たぐさんの「就職活動のすすめ」 118回
Webマス読 72回
ひろりんの「AD」41回
キャンパスポート17回
就職@タイムズ広告業界
17回

などがあります。先日は新しく「就活ブログ共和国」というサイトからのアクセスを確認しました。上記就職@タイムズの主催者さんのblogのようですね。最近は真夏のサンタクロースさんの「広告クリエーターへの道」というサイトにもリンクされています。

また学生同士の掲示板にたまに書かれたりすると、こちらもすぐ分かります。作者としては話題にしてくれるのはとてもうれしいことですが、プライベートな掲示板であれば直接アドレスを貼り付けるのではなく、(以前の某匿名掲示板のように)

ttp://adunion.cocolog-nifty.com/

といった形で書き、ブラウザから直接入力してアクセスしてもらう方法がよいでしょう(リファラーを出さないサーバ設定にしているところもありますので、掲示板主催者は調べてみるといいかもしれまさん。)

自分のサイトがどこからリンクされているかは、googleやgooで調べることができます。googleでは検索ボックスに

link:www.*****.jp/****

のように「link:」の後に調べたいサイトのURLを入れると出てきます。しかし上記のサイトで出てこないものもあるので、すべてではないようです。


広告労協広告業界就職フォーラムへのリンク一覧
本blogへのリンク一覧

最近のblogの隆盛で、「トラックバック」という機能が注目されています。通常のリンクではリンク先のサイトはアクセス分析をしたり上記googleでしょっちゅう調べたりしないと気が付きませんが、トラックバックを使うと「今あなたのサイトに関連したことを書きましたよ」という通知とともに「参照先側から自分のところにリンクを貼る」ことができます。上記「就活ブログ共和国」さんにトラックバックしてみましたので、その効果を見てみてください。

トラックバックという明示的なリンクの出現もあり、blog同士の連携は加速度をつけて拡大していってます。本blogも基本的にはトラックバック歓迎ですので、blogを持っている人はぜひつけてみてください。

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2004.06.13

アクセス解析(検索編)。

インフォシークアクセス解析の有料版の基本機能として、検索エンジンからどのようなキーワードで検索されて来訪してきたかが分かります。

以下は2004年 5月13日から6月12日までの1ヶ月間に、労協サイトにどのようなワードを検索して来訪してきたかのランキングです。

【広告労協/1278】【広告業界/1126】【広告代理店/832】【就職/625】【広告/527】【ビール券/426】【ランキング/347】【役員面接/329】【プラットこだま/299】【健康診断/284】【電通/243】【金原ひとみ/221】【着メロ/186】【時差/165】【アテネ/160】【面接/148】【就職活動/138】【旅立ちの日に/130】【広告会社/116】【クロスセル/115】【内定/104】【広告経済研究所/104】【博報堂/102】【キャラクタービジネス/101】【大広/99】【志望動機/99】【外資系広告代理店/96】【アップセル/94】【OB訪問/93】【売上/90】【グループディスカッション/86】【採用/84】【ネーミングライツ/81】【釣書/81】【外資系/80】【広告業/77】【ハウスエージェンシー/76】【創芸/71】【グループ面接/71】【最終面接/70】【東急エージェンシー/69】【twenty/69】【質問/66】【日本/62】【four/59】【面接対策/59】【明通/57】【ビーコンコミュニケーションズ/56】【ドラマ/55】【水平展開/55】【外資/52】【24/51】【TWENTY/51】【日本経済広告社/51】【エントリーシート/51】【アテネとの時差/50】【フロンテッジ/50】【ADK/49】【みんなの就職活動日記/48】【FOUR/45】【交通費/44】【対策/43】【広告業界就職フォーラム/43】【代理店/43】【CM/42】【ブレーンストーミング/42】【新卒/41】【プロダクトプレイスメント/40】【キンチョール/40】【バレーボール/39】【売上ランキング/39】【電通ヤングアンドルビカム/38】【北海道/37】【パレートの法則/37】【プレイスメント/36】【九州/35】【OB訪問/33】【就活/33】【社会人とは/33】【ジェネリック薬品/33】【山崎隆明/32】【ビデオプロモーション/32】【2ちゃんねる/31】【広告代理店売上ランキング/30】【機関車トーマス/30】【前株/29】【交通広告/29】【着信音/28】【用語/28】【JR東海エージェンシー/28】【圧迫面接/28】【労協/27】【業界/27】【中途採用/27】【久米宏/27】【平均年収/26】【広告業界就職/26】【景表法/26】【電通テック/25】【24/25】

なおインフォシークアクセス解析では、これらの組み合わせのデータの統計については見ることができません(これ、ぜひ改善していただきたい点ですね>インフォシーク様)。

「広告労協」という本来無名の団体が1日平均40回も検索されているということ自体にとても驚かせられます。また就活生だけでなく様々な興味を持っている人に来訪してもらえるようになったのは、やはりGoogleに引っかかりやすいblogの特性と、毎日書くためネタのジャンルが(否応なく)広がってきたからだと思います。

マスコミよりも先にサーチエンジンが取り上げる。またblogのシンジケート(連携)機能で多くの読者がリアルタイムに新作投稿や類似投稿を知る。インターネット時代の口コミは、サーチエンジンとblogが大きく変えていくことになりそうです。

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2004.06.12

アクセス解析(来訪数編)。

このサイトは、インフォシークアクセス解析の有料版を使ってアクセス分析をしています。これを使うと様々な結果が分かり、サイト運営者としてモチベーションをとても上げることができます。プロ仕様としてもよくできているサービスです。

アクセス分析の基本的な分析は「アクセス数」と「ユニークユーザ数」です。

ユニークユーザ数とは、決められた期間にアクセスしたPCの数のことで、アクセスした人の数とほぼ一緒の意味に使います。同じ人がその期間に何回も訪れても1回と数えます。1日のユニークユーザ数、1週間のユニークユーザ数といった形で使われますが、月曜日から日曜日までそれぞれの日のユニークユーザ数を足し上げても、日ごとの重複ユーザがいますので、1週間全体のユニークユーザにならないことはご理解いただけると思います。

一方アクセス数はページが読み込まれた回数です。同じ人が10回読み込めば10回と数えます。

またアクセス数/ユニークユーザ数、すなわち1人あたりの読み込みページ数をフリークエンシーと呼びます。

労協サイト全体で測定しているページで分析すると、2004年5月12日から6月11日までの1ヶ月間の1日平均で、

アクセス数平均3,928回 / ユニークユーザ数2,365回 / 平均フリークエンシー1.7回

でした。

本blogだけを抽出すると同じ期間の1日平均で、

アクセス数平均765回 / ユニークユーザ数506回 / 平均フリークエンシー1.5回

でした。

労協のトップページがアクセス数平均942回 / ユニークユーザ数452回 / 平均フリークエンシー2.1回であり、ユニークユーザをベースにすると個々のページのランキングは(1)本blog(2)労協TOP(3)選考スケジュール(4)就職課掲示板jの順となっています。

やはり更新頻度が多いページほど顧客を呼ぶようです。この数字を励みに、blog・掲示板情報の充実に励んでいる毎日です。

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2004.04.13

時差。

本日より私は仕事でサンフランシスコに来ています。

インターネット広告の世界では、「アドサーバー」といわれる広告配信機能を世界的に集中管理しているネットメディアでは、アメリカ時間が基準となることがあります。サーバーのある場所の0時ちょうどからしかスタートできないメディアでは、例えばアメリカ西海岸時刻4月1日開始の場合、実際には日本時間の4月1日16時から掲載開始されることになります(日本時間-16時間)。

またアメリカにはDaylight Saving Time(DST、いわゆるサマータイム)というものがあり、4月第1日曜、終了日が10月最終日曜までは昼間の時間が1時間早まります。この間は日本時間の17時からの掲載開始になります。

私がやっているネット広告の仕事では、日本にいて日本のメディアに掲載しているにもかかわらず、常にアメリカ時刻を気にしなければいけません。DSTまで絡んでくるとややこしくて嫌になります。

今回のように出張にいって現地の時間で仕事をする方が分かりやすいかもしれませんが、今度は時差ボケの方が大変です(苦笑)。

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2004.04.03

東京インタラクティブ・アド・アワード。

インターネット広告推進協議会(JIAA)が主催する第2回東京インタラクティブ・アド・アワーズ受賞作が発表されています。

この賞は日本でのインターネット広告の発展を目的につくられたJIAAが、ネット上でのクリエイティビティあふれる広告を表彰するために実施しているものです。上記リンクから受賞作が見られます。

今回は日産自動車の「TRUNK」がグランプリをとっています。目玉はネットでしか見られないショートフィルムですが、現在はフィルムの方は(権利関係の理由だと思いますが)見られないのが残念です。

私が一番好きなのは、「ターミネーター3 DVD」です。音声が出るようにしてこのバナーをクリックしてみてください。なぜターミネーターなのか、分かるはずです。

面白フラッシュがネットで流行していますが、広告というメッセージに昇華するには、やはりプロのクリエイティビティが必要でしょう。しかし、動きのある広告ができるのは、実はテレビCMとネット広告ぐらいなのです。CMプランナーを目指している人は、ネット広告にも注目してみるとよいのではないでしょうか。

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2004.01.30

ダブルスクリーン。

ウェブ広告研究会の2003年1月13日付プレスリリースでは、ネット視聴率調査会社ネットレイティングスのデータを元に以下のような結果を報告しています。


(1)全時間帯において、ブロードバンド環境からの利用者比率が70%を超した。
(2)20時台、21時台のウェブ利用者数が1年間で1.4倍前後伸びて、ピークも23時台から21時台にシフトした。
(3)休日には、昼間(デイタイム)の利用者数も大きく増加して、平日の1.5倍以上となった。
(4)ゴールデンタイムにおける利用者増加分において、男女中年層(35~49歳)が5割近くを占めた。

ネットレイティングスというのは、自宅のパソコンにモニターソフトを入れ込んで測定・集計するという手法を用いていますので、あくまで「自宅からのアクセス者」ということに限定されます(逆に言えばテレビは自宅以外では見られていないという前提のメディアなのですね)。ですので、昼間の時間帯のアクセス数についてはネットレイティングスでは十分には測定できません。

このデータの注目すべきは、「自宅ユーザ」のアクセスピークが9時台になった、ということです。これはADSLなどの常時接続により、以前の「テレホーダイ(23時以降の接続し放題)」タイムが消え去り、テレビのゴールデンタイムといわれている時間帯にかぶるようになってきていることを示します。

では、テレビはネットに「食われた」のでしょうか。

Digital Reseach 1の2003年12月16日発表では「3.インターネット利用中のテレビ視聴について」では、テレビをみながらのインターネット利用は約7割で、うちインターネットの割合が多いのは約6割とあります。

7割がながら視聴をしている、という結果は極めて興味深いものがあります。多くの生活者は「テレビ」と「パソコン」の2つの画面を見ているということです。これを最近では「ダブルスクリーン」と呼びます。

これはネットユーザを対象とした調査ですので、そもそもネット側の利用率が高く出るのは当然です。しかし、もはやネットユーザは特別な存在ではありません。むしろマーケティングの主戦場である20歳台、30歳台は、ネットのコアユーザでもあります。

テレビを見ながらネットをしているターゲットをどのように捕らえていくのか。「ダブルスクリーン」が、今後の広告・メディア展開において、重要なキーワードになってくると思っています。

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2004.01.05

調べる、を、調べる。

私の専門はインターネット広告ですので、ネット関係のコメントを。

ウェブサイトは、情報発信している「デスティネーション(目的地)サイト」と、それらを探し出すための「検索サイト」の、大きく2つに分類されます。

検索サイトの代表例はYahoo!やgoogleですが、検索は行動の最初になることが多いため、「ポータル(玄関)サイト」と呼ばれることもあり、実際にブラウザのトップページに設定されていることも多いでしょう。インターネットが普及すればするほど、デスティネーションサイトは無限に増え続けます。同時に探し出すための「検索」ニーズは高まる一方であり、「検索を制するものがポータルを制する」状況になっています。

そして検索行動を知ることは、世の中の全体的な潮流と、個々のネットユーザーの興味・嗜好をインサイト(洞察)する上で、極めて役に立ちます。

infoseekのキーワードランキングは検索キーワードのジャンル別ランキングを毎週発表しています。Yahoo!gooでも年末に検索ワードランキングを発表しています。

しかし、ネットユーザーがどのような検索をしているか、「ナマナマしい情報」を「リアルタイム」に知りたいのであれば、

Exciteサーチストリーム

に限るでしょう。

もっと人間の本質を見たい方は、こちらからどうぞ。

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