当社比。
性能の向上を示すにによく使われるのが「当社比」です。これは自社のそれまでの製品の性能に対して何倍の性能を出しているかというものです。他社との比較を嫌う日本の広告においては、最高級表現の大半はこの当社比と言えるでしょう。
この手法のよいところは、他社がもっとよい性能の製品を出しても表現を取り下げる必要のない点です。このような表現は過去の自社製品の値崩れの可能性もありますが、もともと新製品を出しているわけですので、以前の製品の在庫処分も兼ねているのかもしれません。
面接においても「当社比」という考え方が成立します。自分自身が何かを通じてどれだけ成長したかということを示すことはまさに「当社比」です。何の根拠もなく「根性ならだれにも負けません」というような最高級表現は空を切るだけです。具体的にどれだけの幅を成長したのかという具体的なアピールが説得力を持つのです。
一般に「当社比」という手法はそもそもその会社や製品群にブランド力があるかどうかによります。だれも知らないブランドが当社比で2倍よくなったとしても、そもそもどれくらいのものよと疑問が出てくるだけでしょう。しかし新卒採用では完成されたブランドは不要です。あなたが経験や経歴に特にアドバンテージがないとしても、一念発起してTOEIC300点から800点になったというようなエピソードは人材の「ポテンシャル」を採る新卒採用では必ず響きます。
あなた自身が最高にダメダメだったときと、今の自分を比べて見てください。その落差が激しければ激しいほど、あなたのアピールポイントが見えてくるかもしれません。
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