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2005.10.23

「フィルター」と「バネ」。

先日ある広告業界の方とお話していたところ「2次面接の面接官をやったことがあったけど、いやーみんな優秀でねぇ、3分の2ぐらいは一緒に働きたいと思ったよ」とおっしゃっていました。

私もその気持ちは非常によく分かります。「臨死体験」との定評がある広告労協の模擬面接ですが、過去2次面接以降で開催した模擬面接会では、資質でいえばそんなに差がないというレベルでした。

逆に言えばそれくらい1次面接のフィルターは強烈です。人気業界であればあるほどフィルターはさらに厳しくなり、2次面接からはじめてじっくりとした人物評価を開始するのでしょう。

誰でも応募できる模擬面接で私が口にできる最大級のほめ言葉は「1次面接で落ちるようなことはまずないでしょう」というものです。このような評価に該当する人は現時点ではたいてい10%未満であり、同席している他の模擬面接官やアシスタントと見解がぶれたことはかつて一度もありません。広告労協という存在を知り、自ら参加してきた学生を母集団として、この状況です。1次面接を通過するということは、5人中~10人のグループの中で誰も異論のないトップになるということなのかも知れません。

しかし過去の労協生の例を見ても、模擬面接でダメダメだった学生が見事内定を得た例は枚挙に暇がありません。努力によって1次面接を通過できるようになった学生は、普通に通過した学生よりも勢いがありますその学生は1次面接の強烈なフィルターを自分に勢いをつけるバネに変えたのです。上述のようにそもそも優劣をつけづらいと言われている2次面接(以降)ですが、このような学生がきちんと業界研究で企業観や業界観および職業観を身につければ、勢いがある分他の1次通過者より輝いて見えることは大いにあります。

1次面接の壁を乗り越えるにはまずその壁がどれだけ高いかを認識することから始まります。自分の立ち位置を知り、その高さに絶望する事なく不断の努力でコミュニケーション力を磨き、「同時に」業界研究を進めていってください。これを同時にできるのがOB/OG訪問に他なりません。

あなたは何人業界の人と会いましたか?

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