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2005年10月

2005.10.31

進路を決めた理由。

10月1日に発表した「立場が180度変わっても。」でも書いたとおり、現在私は外資系ベンチャー企業の立ち上げに携わっています。社長と私の2人だけの間は、携帯電話代を振り込むのも自分の仕事であり、現在に至るまでとにかく目が回るような忙しさです。

その中でももっとも重要なのが人材の採用です。幸いにして順調に優秀な人材が来てくれることになり、徐々にですが会社に目鼻が付いてきました。中途採用の方ばかりですので面接は夜だけですが、いくら遅くなっても多忙な中でも、面接はもっともうれしい仕事の一つです。

このような多忙な状況で、本コラムもしばらく「再放送」を続けてきたこともあり、私自身も電車の中で自分のコラムにアクセスしたりして、自分自身が私のコラム読者になっているような感じでした。特に内定者体験記は私自身もいつだれのものが出てくるか管理していませんので、2日に1回のペースで読めるのがとても楽しみでもあります。

しかし、最近中途採用面接を繰り返していると、内定者体験記の「進路を決めた理由。」というアンケート項目について、私自身これまでと違った捉え方をしていることに気が付きました。求職者が進路を決めた理由というのは、逆に言えばどのような理由で私の会社を求職者が選んでくれているのかということを示唆してくれます。特に決して大会社でない会社に進路を決めた学生の言葉が身に沁みていきます。

07生の方々にとっては、先輩がどのようにして内定したかがもっとも重要な情報に感じることでしょう。しかし、その会社に「進路を決めた理由」というテーマで横断的に読んでいくことで、自分自身の就活のゴールイメージを得ることができるかもしれません。

このような視点で、ぜひ内定者体験記を再度読み直してみてください。

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2005.10.30

05生:関東 男性 メーカー

■■進路以外での内定社■■:広告外6社

■■落選社■■: 広告6社

■■就職活動で学んだこと■■: 自分を見つめ、将来をじっくり考えるきっかけになりました。
いったい、自分は何がしたいのか。何に向いているのか。結果を見れば、自分の学科の延長であるメーカーを選択しましたが、広告を第一志望にし、就職活動をしたことは無駄ではありません。OBの方や仲間と話したことは、大変有意義なことであり、力になりました。
コミュニケーションスキル、広告の意義、世の中を見る視点。理工学部にとどまっているだけでは得られないものです。

本当にこれでいいのか。内定をいくつももらいながらも、悩みました。広告に行きたいはずでは・・・しかし、他業界と比べアッサリ落ちるのは向いてないのかもしれない。あきらめるのか。エンジニアの道も、選択肢の一つ。ただ、普通のエンジニアで終わりたくない・・・。悩んだ末に、今の会社に決めました。

今では、迷いはありません。
この道で10年間は頑張ると腹を決めました。迷った上で決断したことなので、会社でどんなにつらい、きついことがあったとしても、負けません。おそらくエンジニアで広告志望だった人はそうはいないと思うので、得たことを力にして、頑張っていきます!

■■交通費■■:2
■■書籍・資料代■■:10
■■セミナー参加費■■:1
■■来訪頻度■■:4日に1回程度
■■知った時期■■:2003年01月
■■参加イベント■■:模擬面接会
■■労協イベントの感想■■:
模擬面接会でのこと。
「君の話はつまらない」「面接はナンパだ」
この言葉で、自分の何が悪いのかを早い段階で確認できました。
電通にはアッサリ落ちてしまいましたが・・苦笑。
■■利用コンテンツ■■:カフェテリア,コラム,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:
毎日更新のブログは素晴らしいです。どんな視点で物事を見つめているのか、勉強になりました。
また、カフェでの会話は、「広告業界ってこんな会話」という一例であり自分の真面目な一面がチャットでは邪魔になることもわかりました。笑
さらに、面接情報は非常に役に立ちました。特にメディアでは少ない、中小企業についての情報は本当にありがたかったです。
■■労働組合に対するイメージ■■:
有料コンテンツでもおかしくないことを、惜しげもなく提供する。少し古いイメージで遠かったものが、身近に感じられるようになりました。また、多くの人を支援することはすごい労力がいるのだな、という感想を持ちました。

■今後の労協ご意見■:
就職が、広告関連でないと、どうしても離れてしまうように感じます。しかし、それはもったいないので、もっと広告関連でなくとも就職した人達が参加しやすいコンテンツがあってもいいいのかもしれません。個人のやる気に頼る面も多いでしょうが、サイト全体でそのような気配が希薄な気がしましたので・・。

最後になりましたが、とおりさん、挨拶さん、Fさんを始め、労協の皆様に大変お世話に
なりました。ありがとうございました。

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2005.10.29

警備員に道を聞くこと。

広告労協Fさんが、自治会掲示板に「OB/OG訪問をするのだが何を聞いたらいいか分からない」という質問に、以下のような丁寧な回答を寄せていました。

OB/OG訪問の仕方の補足です。 / 広告労協F
No.1028 2005/03/24(Thu) 06:35

社員を紹介する場合、「何を聞きたいか」で、「誰を紹介するか」が決まってくるので、その辺りを明確にして欲しいという事かと思います。
全てに答えられる社員もいないと思いますので、有意義なOB/OG訪問にするためには、目的を明確にしておいた方が良いと思います。

<例>
1)志望職種について→特定部署の社員
2)選考について→最近入社した若手社員
3)社風について→一定年数その会社に勤務している社員
4)勤務実態→基本的には志望職種の社員だが、女子の場合はそれ以上に同性が望ましい。
5)会社の特徴→この項目は社員によって認識の違いがあるので注意。受験者側が捉え直す必要がある。単刀直入に「御社の強み、弱みを教えて欲しい」と言われて、客観的に答えられる社員は少ないです。特に弱い部分を社員が認識できているかは難しいです。

このFさんの書き込みを見て、OB/OG訪問はうっかりすると「警備員に道を聞く」ようなものになっているのではないかと思いました。

会社の前や道路工事現場にいる警備員が近辺地理に詳しいとは限りません。しかし道に迷った人はなぜか「たまたまそこにいる」警備員に道を聞きます。この理由は3つ考えられます。

1つ目は「なんとなくお巡りさんに似ているから」という全くの誤解
2つ目は「ここで働いているのだから近辺のことを知っているだろう」という根拠のない期待
3つ目は「そこにいるのが仕事なので、逃げずに話を聞いてくれるだろう」という都合のよい状況

一方の警備員側も、尋ねてくる人があまりに多いため、よく聞かれる建物などはすっかり覚えてしまったり多少自分で下調べをしたりして、できる限り答えてくれます。しかし人に感謝されるといい気分になるものであり、調子に乗ってよく知らない場所でも親切心で適当に答えたりし、その結果人は余計道に迷ったりします。この場合でも、警備員に道を聞いた方の自己責任は免れません。

OB/OGは先輩社員ですので、親切心で何でも答えてあげたいと思う気持ちがあるでしょう。しかし分からないことをきちんと分からないと言ってくれる人でなければ、鵜呑みにした学生がとんでもない迷子になる可能性もあります。原因はどちらにあるかと考えると、やはり「適切な人に適切な質問をしなかった」学生側の自己責任だと言わざるを得ません。

就活期間は短く急ぐ必要があるからこそ、目の前にいる人に意見を聞く機会は貴重です。これからOB/OG訪問する学生は上記Fさんのアドバイスを読み返し、「その」OB/OG訪問の目的を明確化した上で、短い時間を有効活用できるよう準備しましょう。

またFさんのアドバイスはこれまでのOB/OG訪問を振り返る上でも重要です。あの時聞いた自分の質問はそのOB/OGに適切だったのか、思い返してみてください。

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2005.10.28

05生:関東 女性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:なし
■■落選社■■:広告11社
■■進路を決めた理由■■:面接の最中や内定連絡の電話の対応から、「自分を必要としてくれている」と感じたので。
■■就職活動で学んだこと■■:ヒトは、堅い大きな目標よりも、シンプルでくだらない目標のほうが頑張れる。

私は就職活動をしているとき、二つのモットーがありました。一つ目は『就職活動、あんまり妥協しないほうがいい。入る会社で、人生本当に変わるから』。二つ目は『何とかなる、と思ったら、何とかする!』。

一つ目は、博報堂のOBから頂いた言葉。二つ目は、「もうダメかも」と思ったときに、自ずと出てきた言葉。
とくに二つ目は、自分が「何とかなるだろう」と就職活動をなめてかかって始めたことを思い出せるし、「自分で何とかなると思ったなら、何とかしなきゃ」と自らを奮い立たせることも出来ました。
(「広告の内定をとる」といった堅くて大きな目標だったら、どこかで諦めていたかも…)
このモットーを掲げることにより、「自分の言動に責任をもつ」ということも学びました。

その他。
よく「自分のやりたいことを仕事に」というひとがいますが、私はその考えにあまり賛成できません。なぜなら、今の若いひとの「やりたいこと」なんて、すぐに変わるからです。自分も然り。なので私は、「自分の出来そうなことを仕事に」と思っていました。自分ができると思った仕事であれば、そこに向かって突き進むしかないな、と思うことができました。

振り返ってみて、私の就職活動は本当に、自分をいかに奮い立たせるかの勝負だったと思います。。  
■■交通費■■:15
■■書籍・資料代■■:1~2
■■セミナー参加費■■:1~2
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2004年01月
■■参加イベント■■:模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:模擬面接会に参加し、学生の思い込みではない「現場の人間の目線」をきちんと知ることが出来た。
自分では言わないほうがいい、と思っていたことでも、「それは言ったほうがいい」と助言を頂き、自信が出た。
実際の面接はどこが足りなかったのかなどは教えてくれないので、本当に有意義でした。
そして模擬面接の直後に面接に行った会社から、内定を頂きました!本当に感謝しています。

■■利用コンテンツ■■:カフェテリア,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:カフェテリア、様々です。

自分だけじゃ、確実に毎日潰れていました。堕ちていました。
私は割と長く就職活動をしていたこともあり、なかなか思うようにコトが運ばず、八つ当たりもたくさんしました。しかしそれでもカフェテリアンのみなさんが日々私を励ましてくれたことが、自分のモチベーションリソースになっていました。
周りに同業種志望のひとがいなかったこともあり、本当にたくさん助けられました。
「就職活動」という生きるか死ぬかの戦争を共に戦い励ましあった仲間たちは、短くても深く付き合えたとおもいます。本当に「戦友」です。
■■労働組合に対するイメージ■■:「労働組合」とだけ聞くと、やたらデモなどを起こしているイメージがありました。あまりよい響きではないな、と。。

しかし実際に自分がここと関わってみて、そんなことはないと思いました。「団結して行動する団体」といった感じの認識にかわってきました。
うまく言えません・・・
■今後の労協ご意見■:諸先輩方の成功談ももっともですが、失敗談も後輩達が同じ過ちを繰り返さないための材料になるのではないかなあ、とおもいます。

本当にありがとうございました。これからは、後輩達の手助けを出来る限りやっていきたいとおもいます。

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2005.10.27

「割り勘OB・OG訪問」のススメ。

(1)学生・社会人にとっての、OB・OG訪問の問題点。

OB・OG訪問が就職活動に重要なことはあらためていうまでもありません。しかし、OB・OG訪問には、学生・社会人側にそれぞれ問題もあります。

<学生側の問題>


  • 自分の先輩や縁故関係といった、偏ったコネクションでのOB訪問になる。

  • たまたま会った先輩の話だけでは、視野が広がらない。

  • OBがいない会社の社員に会うことはできない。

  • 関係の薄い先輩を見出すのは困難。

<社会人側の問題>


  • 1人相手にしようと、複数人相手にしようと同じ。別々に訪問されるほうが時間的負担が大きい。

  • 一方、複数の学生を相手にすると、食事やお茶代の負担もバカにできない。

  • 関係の薄い学生から無秩序にOB訪問の申し入れがあっても困惑する。


特に、学生側も社会人側の問題点を認識しているために、遠慮することでOB訪問自体の機会が少なくなっているという悪循環になっているということも考えられます。

(2)学生・社会人の間で、OB・OG訪問の「メソッド」を整備へ。

しかし、社会に出ようとしている学生に、先輩たる社会人が協力するのは当然のことです。また、学生にとって就職活動に切磋琢磨できる仲間の存在が必要であり、さらにはそこでできた友情は一生モノとなっていることも多く見られます。

これらのことから、学生・社会人間のOB訪問の「メソッド」を整備することが、学生のよりよい就職活動のために有効なのではと考えています。

(3)「割り勘OB・OG訪問」のススメ。

このコラムでは、「機会」と「費用」をシェアする、「割り勘OB(OG)訪問」というメソッドを提唱します。

●「機会」の割り勘。


  • 4~5人程度の、就職活動グループを作る。大学や性別が偏らないほうがよい。

  • 1人の学生が開拓したOB・OG訪問に、全員で行く。

  • グループのメンバーはそれぞれがOB・OG訪問先を開拓する。

  • 開拓できなかったメンバーは、他のメンバーに食事をおごる(笑)。



「4~5名程度」としたのは、社会人側の受け入れ人数の常識範囲と、学生全員が主体性をもって動ける人数の限界を想定したものです。

●「費用」の割り勘。


  • 窓口となった学生(幹事)は、「割り勘OB(OG)訪問」という形で4~5名で同行することを申し入れる。食事・お茶代は、学生分については学生の「割り勘」であることを先方に伝える。(「割り勘にするので、複数名で来るのを了解してほしい。」と申し入れる。)

  • 訪問当日は、幹事が小銭も含めて用意しておき、その場でかかった学生側の食事・お茶代を幹事が一括して支払う。学生間は後ほど精算する。


しかし、学生から「割り勘」といわれて、いったん断らない社会人はいません。社会人に「費用のことは気にしなくてもよい」と言われたら、

『割り勘OB(OG)訪問』は、機会と費用の2つを割り勘にすることで、多くの社会人の方と会うための自主的なルールなのです。大勢で押しかけるご迷惑をおかけしますので、ぜひ費用は割り勘で負担させてください。」

と、再度念を押してみましょう。快く受け入れてもらったとしても、複数名で来ることが先にわかっていれば、会社の会議室などをとり、会社のお茶などを出すなど、学生の費用が発生しないようにすることもできます。

また、実際に外の喫茶店などで会った場合には、何を言われても学生分は自分たちで支払ってください。そのためには、幹事が段取りよくお金を出してください。各人でメニューが違っても、だいたいの金額合算をさっと出しましょう。「経費で落とすから」といわれたとしても、そもそも本来経費で支払えることではありませんし、経費節減はどの会社も極めて厳しい状況にあります。したがって、結局相手はすべて自腹で支払うことになります。このようなことを理解したうえで、大勢で訪問させてもらったことを前提に、学生分は必ず自分たちで支払うという原則を貫いてください。なお、社内で出たコーヒーなどに支払う必要はありません。

(4)「割り勘OB・OG訪問」で、社会人の受け入れの拡大へ。

この考え方は、広告業界へのOB・OG訪問に限ったことではありません。また、このような動き方を、すでに自主的にやっている学生もいるでしょう。

このコラムでは、むしろ「社会人側に」学生の就職活動をもっと認識してもらい、協力・支援してもらうムードをつくることを意図としています。このような形で申し込んでくる学生を暖かく受け入れてくれるよう、今後広まっていければと思います。

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2005.10.26

06生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告1社、広告外1社

■■落選社■■:広告16社、業界内外含め、落選社約45社。

■■進路を決めた理由■■:自分が関わっていきたい分野に特に強い会社という点に魅力を感じた事が最大の理由です。また、この会社の若手社員の方々との面接が、他のどの企業の方々との面接よりも自分を出せたと同時に、楽しかったからです。
また、精神的な背景として、就職活動に非常に疲れていた時に頂けた内定だったという事も少なからず影響しているかと思います。
■■就職活動で学んだこと■■:就職活動を通して、私が最も痛感したのは「親の偉大さ」だと思っています。私という人間を20数年間も育ててくれたという事の大変さが、就職活動を通して、身に染みてきたからです。毎日、社会で働くという事は、私の想像を遥かに超えるくらい大変であろうと思いますし、それを私なりに実感できたと思っています。
私は、この就職活動全般を通じて、両親への感謝の思いを非常に強く抱くようになりました。これは、何より大きな収穫だったのではないかと考えています。
■■交通費■■:11
■■書籍・資料代■■:3
■■セミナー参加費■■:
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2004年10月
■■知ったきっかけ■■:「マスコミ就職読本」を読んだ事がきっかけだったと思います。
■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:私にとって、「模擬面接会」の存在が非常に大きかったと思っています。
というのは、これが私にとっての面接デビューだったこともありますし、また、それだけでなく、広告業界を目指す意識の高い様々な学生に出会えた事やそういった学生が非常に多く存在しているという現実を認識する事ができたという点が、とても良い刺激になり、私自身の就職活動に対する意識が非常に高まったからです。時期的にも、内容的にも申し分なかったと思います。非常に役に立ったと考えております。
■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,blogコラム,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:・「就職課掲示板」は、非常にタイムリーな話題や情報を提供しているので役に立ちました。ただ、エントリーの締め切り直前の情報だったりする事が多々あったのが少し残念でした。
・「広告業界就職ノススメ」は、更新される度に、勉強になったり改めて気づかされる事がよくありました。他のどのブログよりも読んでいて身になるものだったと思っています。
■■労働組合に対するイメージ■■:初めて、労協のHPを訪れた時は、正直、怪しいイメージを強く受けました。しかし、半信半疑でフォーラムに参加したり、毎日のようにHPをチェックするうちに、労協は信頼でき、なおかつ、学生を本気で応援してくれている存在だという事を確信しました。
それからは、どの情報誌や雑誌よりも信頼できる存在として、私の就職活動をずっと支えてくれていたと思います。とても感謝しています。
■今後の労協ご意見■:今後も今のままのスタンスで良いのではないかと思います。ただ、なるべく情報を早いうちに更新して頂いた方が、より学生の為になってくると思いました。

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2005.10.25

バイオリンの発表会。

ピアノという楽器はタイプライターと同じく鍵盤を押すと決まった音程が出ます。当然音色や強弱・リズム感といった要素は訓練によって体得していくものですが、とりあえず押せばちゃんとした音程が出るので初心者にも取り扱いやすい楽器と言えます。

一方バイオリンは自ら弓で弦を弾いて音を出す楽器です。しかし初めての人が弾こうと思ってもそれは騒音にしかなりません。弾くというよりも「こすりつけている」「引っ掻いている」行為にしか過ぎません。バイオリンでは、まず音を出せるようになるまでに厳しい練習が必要なのです。

コミュニケーションを音楽で例えるなら、言葉は楽譜、声は楽器。そして音程は正しい言葉使い、音色は感情豊かで説得力のある表現だといえるでしょう。曲がよくても演奏家が下手なら音楽は台なしであるように、どんなに机上で文章を練ろうとそれを声に乗せてどう表現するかで、言葉は生きも死にもします。音楽もコミュニケーションも、記号だけでは完結せず、実践して初めて価値をもつものなのです。

しかも就活生が使う楽器はピアノでなく、バイオリンです。キラキラ星一つ演奏するのも簡単ではありません。普通にやっても引っ掻き音にしか聞こえません。学生口調にお仕着せの言葉を乗せても、メッセージとして聞こえてこないのです。

模擬面接会という発表会でバイオリンの音程と音色が聞こえた学生は全体の2割以下でした。音楽に聞こえてはじめて曲の善し悪し・演奏の善し悪しを評価できます。それ以前の学生はいくら楽譜の方をいじっても無駄だと言わざるを得ません。

バイオリンの音程と音色を奏でられるようになるためにはどうしたらいいか、この答えも同じく音楽にあります。それは目と耳を使って人から学び、自分で実践練習するしかありません。

そのための最もよい機会は社会人と話すこと、とりわけOB/OG訪問です。OB/OG訪問では社会人の話し方のリズムや抑揚、言葉の選び方を学ぶ場でもあります。どのような話し方が「言葉」を「メッセージ」に変えるのか、実際にライブで見て聞いてみなければ分かりません。

そしてあなた自身の話の内容と身振り手振りも含めた話し方についてOB/OGに率直な意見を求め、発表会に臨める「音程・音色」になっているか尋ねてください。

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2005.10.24

06生:関東 女性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告1社、他2社

■■落選社■■:広告6社

■■進路を決めた理由■■:何よりも『広告に携われる』という形ではなく、広告会社で働きたかったこと、選考を通じて、最初のイメージに深みが増す形でもっと知りたいと思ったこと、そして知っていくにつれてどんどん好きになったことなど…決め手は感覚的なものでした。
また、業界人さんをはじめとしてお世話になった方々が喜んでくださったことや尊敬している労協の先輩が行かれていることなども大きな理由のひとつです。

■■就職活動で学んだこと■■:自分に余裕があろうがなかろうが相手への思いやりが大切だということ、瞬時に相手が求めるものを把握し、相手に合わせてうまく伝えることの難しさ、そしておもしろさ、などを学べた気がします。
広告業界を志望していると就職活動中に出会う仲間がだんだんと決まっていってたくさんよい友達ができました。お互いに認め合え、切磋琢磨し刺激しあえる大切な大切な仲間です。
■■交通費■■:6
■■書籍・資料代■■:2
■■セミナー参加費■■:1
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2004年09月以前
■■知ったきっかけ■■:事情があってはやめから就職活動を始めたとき、ひとりでネットでの検索から始め、ここにたどり着きました。

■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,模擬面接会,ワンポイントアドバイス,その他勉強会
■■労協イベントの感想■■:・魔の11月の模擬面接
 フィードバックの紙は、その時の就職活動について何も分からず、しかも緊張して駄目駄目バージョンを露呈してしまった自分について書かれていて、どこをどうすればいいかが明確に理解できました。就活中はほぼ毎日読んでいました。
 またその後の飲み会で拝見した、スタッフの方々の愛情や人間力あふれる姿がとても印象的でとっても感動しました。

■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,自治会掲示板,カフェテリア,リアルタイムアンケート,blogコラム,携帯版HP,スケジュール共有

■■労協コンテンツの感想■■:コラムは全てタイムリーで、本当に就職活動の流れや学生の様子を把握しているなぁ、といつも感激していました。
例えば『携帯で名乗る』のコラムなどは、調度電話が増える時期で、しかもまだドキドキしてどもってしまったりしていた時期だったので、名乗ることを意識して電話に出るようになったことで、適度な緊張感と安定感を保てるようになり本当に感謝しました。
また、コラムだけでなく様々な情報が全て残っていていつでも見れることから読み返して初心に戻ったりできて、とてもよかったです。

■■労働組合に対するイメージ■■:簡単に言えば、固い、面倒くさい、よく分からない、というイメージがなくなりました。何事も人間ひとりひとりの愛で作られているものなのだなぁと思いました。

■今後の労協ご意見■:フォーラムが半年も前から日程が決まっていて受付を開始させていることやインターネット上の情報(ブログやカフェ)が地方学生にとってどれだけ大切なことなのか、どれだけの配慮や気遣い、愛情でできていることなのかを、カフェなどで知り合った地方の友人を見ていて、強く実感しました。
それもあり、フォーラムの後地方学生と飲み会を開いたときに喜んでもらえたときから、カフェ生が東京に来たらできるだけ人を集めて会おうと決めていました。(ただ単に私が会いたかったのですがw)できる限り泊めてあげたいと思っていました。(あまりできませんでしたが。)こういった事は労協でしかできないと思っているので、こういった部分を自治会でこれからパワーアップしていけたらな、と思っています。

また、受けた会社の報告などは、誰もが面接を受けた帰りの電車の中で携帯から書き込めるようなもう少し気軽バージョンも作ったら、情報が増えるのではないかと思います。

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2005.10.23

「フィルター」と「バネ」。

先日ある広告業界の方とお話していたところ「2次面接の面接官をやったことがあったけど、いやーみんな優秀でねぇ、3分の2ぐらいは一緒に働きたいと思ったよ」とおっしゃっていました。

私もその気持ちは非常によく分かります。「臨死体験」との定評がある広告労協の模擬面接ですが、過去2次面接以降で開催した模擬面接会では、資質でいえばそんなに差がないというレベルでした。

逆に言えばそれくらい1次面接のフィルターは強烈です。人気業界であればあるほどフィルターはさらに厳しくなり、2次面接からはじめてじっくりとした人物評価を開始するのでしょう。

誰でも応募できる模擬面接で私が口にできる最大級のほめ言葉は「1次面接で落ちるようなことはまずないでしょう」というものです。このような評価に該当する人は現時点ではたいてい10%未満であり、同席している他の模擬面接官やアシスタントと見解がぶれたことはかつて一度もありません。広告労協という存在を知り、自ら参加してきた学生を母集団として、この状況です。1次面接を通過するということは、5人中~10人のグループの中で誰も異論のないトップになるということなのかも知れません。

しかし過去の労協生の例を見ても、模擬面接でダメダメだった学生が見事内定を得た例は枚挙に暇がありません。努力によって1次面接を通過できるようになった学生は、普通に通過した学生よりも勢いがありますその学生は1次面接の強烈なフィルターを自分に勢いをつけるバネに変えたのです。上述のようにそもそも優劣をつけづらいと言われている2次面接(以降)ですが、このような学生がきちんと業界研究で企業観や業界観および職業観を身につければ、勢いがある分他の1次通過者より輝いて見えることは大いにあります。

1次面接の壁を乗り越えるにはまずその壁がどれだけ高いかを認識することから始まります。自分の立ち位置を知り、その高さに絶望する事なく不断の努力でコミュニケーション力を磨き、「同時に」業界研究を進めていってください。これを同時にできるのがOB/OG訪問に他なりません。

あなたは何人業界の人と会いましたか?

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2005.10.22

06生:関西 女性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告1社

■■落選社■■:広告12社

■■進路を決めた理由■■:変わり続ける広告業界の中で、他の会社にない強みを生かすことで、生き残っていけると思ったからです。
また、自分の特性(色々な方面に気を使い、情報を組み合わせて、大きなものをつくること)を一番活かせる会社だと思いました。

■■就職活動で学んだこと■■:どこの会社に入るかじゃなくて、自分がどう頑張りたいかを考えるのが大切だと思いました。
選考落ちが続くと、自分がダメな人間みたいに思って凹むこともあったけど、自分がしっかりして仕事をしていけばどこにいってもやっていけると思いました。
あと情報はネットや本で調べるだけでなく、直接話を聞いて得ることが重要大切と感じました。
■■交通費■■:20
■■書籍・資料代■■:1
■■セミナー参加費■■:0
■■来訪頻度■■:2日に1回程度
■■知った時期■■:2005年03月
■■知ったきっかけ■■:ネットで「広告・就職」で検索して

■■参加イベント■■:模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:模擬面接では的確な指摘を頂いて、その後の面接に役に立ちました。ありがとうございます。
同じ時間に何人か一緒で、他の人の面接を見れたのも、自分に足りないものを気づかせてくれるきっかけになったと思います。
ワンポイントアドバイスは面接の雰囲気を事前につかめて、あるとないでは大違いでした。
ただ、本当に詳しい面接の内容が載っているので、学生としては対策を立てやすいのですが、会社側として対策を立てられすぎるのもどうなのだろうと感じました。
労協の情報を知っている学生と知っていない学生での情報格差が大きいのも、今後問題にならないか、と思いました(広告を目指す学生として労協の存在を知ることは常識だと思いますが・・・)。
■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,FAQ,blogコラム,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:コラムの面接対策はどの本よりもリアルで役に立ったと思います。
特に模擬面接で業界人さんと実際に話したあとでは、書かれている内容もより理解できるようになりました。やっぱり、直接話してみると考え方への理解が深まると思いました。
■■労働組合に対するイメージ■■:広告労協の活動を知る前は「労働者の権利を主張する」団体と思っていたのですが、このように業界発展のために学生への就職活動支援も行っていることを知り、イメージは変わりました。
大学の就職課で広告労協の話をしたら、「大学も大学職員を目指す学生のためにそういう支援しようかな」と言っていました。他の業界にも先立つ取り組みであると思います。

■今後の労協ご意見■:学生の視点からはわからなかった会社の特性などを知ることができてよかったです。今後も学生への支援よろしくお願いします。

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2005.10.21

予習・復習。

みなさんはこれまでの学業で、予習と復習どちらを重視してきたのでしょうか。

私が真剣に勉強していた高校3年生までは(苦笑)、私自身は予習の方を重視していたと思います。学校での授業はその確かめのようなものであり、正直言って復習というものをやった記憶はあまりありません。しまいには授業とは全然関係ない問題集をやり、自習と授業がパラレルに進行していたような気がします。

特に受験勉強というものは、学習参考書や過去問題集も充実しており、授業だろうが参考書だろうが「書いてあることをマスターする」ことが入試を突破する必要十分条件といっても過言ではないかもしれません。

しかし「就職」という「受験」ではどうでしょうか。

「業界本」という名の参考書は豊富にありますが、1つの企業を掘り下げたものでもなく所詮業界研究の一部に過ぎません。特に面接が重視される広告業界では、そこに書いてあることを丸暗記してもほとんど役に立ちません。そもそも学生と社会人の間の壁は学生の想像以上に高いものです。書籍などでの「予習」で自己満足しているようではまずゴールにたどり着くことはできないでしょう。

大事なことはむしろ「復習」の方です。OB/OGなど社会人と実際にコミュニケーションをとった後に、学んだこと・感じたこと・失敗したことなど、その貴重な経験を復習することがもっとも効果的な血となり肉となります。そのような経験の中で書籍などによる業界研究を進めていけば、もっとリアリティをもって身につくことでしょう。

就職初期段階のOB/OG訪問は、あえて失敗し復習するための「模擬試験」と考えるべきです。OB/OG訪問の最後に「私の印象や注意すべき点を率直にご指摘いただけますか」と聞いてみてはいかがでしょうか。きっとその先輩は真摯に答えてくれると思います。

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2005.10.20

06生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告3社、広告外1社

■■落選社■■:落選28社。広告代理店:16社 その他マスコミ系:5社 メー
カー、商社:7社
途中辞退11社。広告代理店9社 メーカー:2社

■■進路を決めた理由■■:最後まで考えたのは、仕事の内容と職場の雰囲気のどっちをとるか。
ただ最終的には、「向いてるか向いてないかじゃなく、出来るか出来ないかじゃなく、やりたいかやりたくないかが重要だ」と考え、進路を決定しました。

■■就職活動で学んだこと■■:就職活動をしていくうちに、自分の強みと弱みが分かっていった。なぜなら、面接ではいつも自分の同じ部分を褒められ、終わった後はいつも同じ部分を嫌になるからである。加えて、就職活動が長引いた分、仕事に対する意識は高まったと思う。
また、私は幸いにも複数の内定をもらえたため、最終的な進路決定には時間をかけて悩んだ。そのため、企業研究を十分に行ったため、その企業の長所・短所もある程度は予想できていると思うので、入社してからのギャップは少ないのではないかと思う。
そして、就職活動は情報戦であること。恐らく学生にとっての初めての本格的な情報戦だと思う。自分から積極的に情報を得に行く姿勢が重要だと感じた。
■■交通費■■:6
■■書籍・資料代■■:3
■■セミナー参加費■■:1
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2005年01月
■■知ったきっかけ■■:みんなの就職活動日記を1月末に初めて見たときに、「広告業界を目指す人で広告労協を知らない人はやばい」という書き込みをみて、検索しました。

■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:模擬面接会は絶対に行くべきです!
あの場でスタッフの方とお話して考えた自己PRは、私の就職活動で最後まで使いました。そして、面接の心構えとして、ワンポイントアドバイスを聞いておくと、いくらか安心して面接に臨むことが出来ました。

■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,blogコラム,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:面接への心構えや採用担当者の考えていることなどのコラムは、実際の社員の方からの見解なので、非常に参考になりました。コラムを読むと、モチベーションが上がり、毎日読んでいました。

■■労働組合に対するイメージ■■:もともと労働組合は、社員のために活動しているというイメージしかなかったのですが、学生に対しても活動してくださっている団体もあることも知り、学生の私にとっては心強かったです。

■今後の労協ご意見■:こちらからの情報を送った時に、返事(労協側からの情報)が来るのか来ないのかが分からずに待っていた時があります。情報を心待ちにしていた時に来なかったときは残念でした。情報があるのか無いのかをはっきりさせてくれると嬉しかったです。

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2005.10.19

人材像の最大公約数は。

数字を10個無作為に挙げれば、その最大公約数は多分「1」です。このことを「互いに素」といい、共通の要素(約数)が「ない」ことを示します。

さまざまな業種の採用試験で同じことをいっても通用しません。業種によって求める人材像が違うからです。さらに細かく見れば、同じ業種でもそれぞれの会社によって違います。様々な業界で求められてる人材像の最大公約数はきっと1程度なのです。

かねてから私は「業界を絞らない就活アドバイスは存在しない」と思っています。

就活アドバイス本は書店に多数並んでいます。確かに自己分析の手法や社会人と接する時のマナーなど、ゼロベースの学生には必須アイテムだと思います。しかしそのようなことは採用する側の立場から言えばできて当たり前、面接のスタート地点に過ぎません。

本当に大事なことは業界研究と会社研究、その結果として自分がその会社にどう貢献できるかを見つけだすことです。選考の初期段階では人物像で見ることがあっても、さらに上の段階では会社研究の不十分さは必ず見透かされます。「どこに行っても同じことを言ってるな」と思われた瞬間に、面接は終了です。

広告業界はもともと会社情報が少ないので、会社研究にも不自由することは事実です。その会社の人事担当ですらその状況は理解していることでしょう。しかしごくわずかでもその会社固有のこと調べ志望動機に交えてプレゼンできれば、人事も人の子、何かしら自分のことを理解してくれる(しようとしている)姿勢を評価したくなるのではないでしょうか。

業界・会社研究は就活の要。自己分析レベルで息があがってしまうことなく、そこに求められている固有の人材像をはっきり認識しましょう。それにはやはりOB/OG訪問が成否の別れ道となります。本やネットに頼ることなく、自分の目・耳・足で情報を稼ぐことが重要です。話すときのリアリティが決定的に違います。

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2005.10.18

06生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:1社
■■落選社■■:広告13社

■■就職活動で学んだこと■■:あきらめない事の大切さを学んだ。前に進む事を止める事無く、信念を持って動き続ければ必ず結果が付いてくると感じた。
他業界を含めて最終面接で落ちる事を何回も経験して感じたこと。落ちた最終面接では「とりあえずこの会社から内定を貰っておこう」という中途半端な気持ちで望んでいた。広告労協での役員面接対策会に参加して、「本当にこの会社で働くんだ」と強い気持ちで臨めたことが良かったと思う。

■■交通費■■:3
■■書籍・資料代■■:2
■■セミナー参加費■■:1
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2004年12月
■■知ったきっかけ■■:ネットサーフィンでの検索

■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,ワンポイントアドバイス,その他勉強会
■■労協イベントの感想■■:フォーラム・・・就職活動のスタートを意識できる。
ワンポイントアドバイス・・・具体的なイメージをしながら面接の対策を立てる事ができた。
役員面接対策・・・上述のとおり。
■■利用コンテンツ■■:blogコラム,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:

■■労働組合に対するイメージ■■:ボランティアでここまで親身になって就職活動を支援していただける事は滅多になく、大変感謝しています。
■今後の労協ご意見■:特にありません。

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2005.10.17

OB/OG訪問、基本中の基本。

模擬面接会などを開催すると、本当に内定する人は会が終わった後に分かるものです。その分かれ目は、「後日、あらためてお礼がいえるかどうか」という点です。

ビジネスの関係では、相手に特にお世話になったりご馳走してもらったりすれば、必ず通常は「翌日の朝までに」あらためてお礼をするのが当然の礼儀です。実際に会っているときにいうお礼はだれでもでき、「儀礼」的なものにすぎません。それを後日改めて感想などを交えてお礼をしてはじめて「礼儀」になるのです。

ITを使うことで、今や一般消費財メーカーですら「CRM(Customer Relationship Management)」に取り組み、直接接触をもってくれた顧客と長期のリレーションを取ろうとしている時代です。あなたがOB/OG訪問をした先輩がそのようなクライアントに必死に取り組んでいるとすれば、後日お礼も感想も言わないあなたに対して「あんなヤツいらない」と思うことは間違いありません。あなたはその人の後輩になろうとしているわけですから、きちんと礼儀を尽くさないこと自体、社会人になることへの真剣味が足りないといわれても仕方がないでしょう。

電子メールでお礼をいうのも今ではすっかり許容範囲です。この手のものは早ければ早いほど効果的です。まずはあなたの手に握っている携帯からでもいいですから、できれば12時間以内に一言お礼をいうようにしてください(12時間以内にまた飲んでいる人は稀ですから(苦笑))。

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2005.10.16

06生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:なし。
■■落選社■■:広告13社
■■進路を決めた理由■■:社員さんの印象が良かったからです。
■■就職活動で学んだこと■■:広告を見る目が変わりました。分析し、研究するようになりました。また、ノックやお辞儀、話し方などの礼儀が身に付きました。

■■交通費■■:5万円
■■書籍・資料代■■:2万円
■■セミナー参加費■■:0
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2005年04月
■■知ったきっかけ■■:先輩からの紹介で知りました。
■■労協イベントの感想■■:もう少しワンポイントアドバイスを早く返してもらえるとありがたいです。

■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,blogコラム
■■労協コンテンツの感想■■:掲示板の書き込みです。特にエントリー開始のお知らせは非常に有益でした。

■■労働組合に対するイメージ■■:特に変わっていません。

■今後の労協ご意見■:ワンポイントアドバイスの返信を早くすることと、情報量を増やすことです。

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2005.10.15

取り違えていませんか、「OB/OG」の意味。

募集要項で、「OB/OGの紹介は実施していません。各大学の就職課でお調べください。会社説明会も実施いたしません。」としている会社は結構あります。

しかし学生にとってのOB/OG訪問はその会社のことを研究することに他ならず、学校の先輩と旧交を温めるためではありません。すなわち就活におけるOB/OGの定義は「その会社の現役社員」そのものであり、出身大学はどこでもいいわけです。

もともとOB/OG訪問という言葉は、様々な大学で新卒採用実績のある大企業への就職にしか当てはまりません。比較的小さい規模の会社の募集要項に「OB/OGの紹介も会社説明会もない」と書けば、OB/OGのいない学生には「当社は社員による説明も、会社による説明もするつもりがありません」と映っているのではないでしょうか。逆に見れば、「新卒採用実績のある大学以外はフォローしません」とも受け取れます。

そもそも広告業界は黒子の役割であるため、具体的にどんな広告に携わっているのか、主要取引先はどこかなどはHP情報からも分からない場合が多いでしょう。実際に働いている社員に多少でも会っておかなければ、その会社のことは何も分からないといっても過言ではありません。このような会社が、採用面接で「なぜ当社なのか」「どんな部署を志望しているか」、ましてや「誰か社員には会ったのか」といった質問をするのはもはや悪い冗談とも言えます。

とはいえ実際に受け付けたら、大量の学生の問い合わせをさばききれない・説明会の会場を確保できないと思う採用側の気持ちも分かります。しかし様々な学生を見てきた経験から言えば、何も書かなければOB/OG紹介の問い合わせが殺到するということも(超有名・超人気企業でない限り)ありえないと思っています。もちろん安易に社員を紹介すると書けば殺到するでしょうが、「何も書かない」という方法もあるはずです。

自らOB/OG紹介の問い合わせをしてくる学生は、他の学生よりはるかに行動的で、より大きな関心を寄せている人物です。リクナビをはじめとしたネットでの就職活動が全盛となっている現在、自ら電話をして企業にアクセスし交渉するというだけで、基本的な行動力とコミュニケーション力を持っていると推定できるのではないでしょうか。

新卒での採用実績大学数が少ない会社は、OB/OG訪問の門戸を閉じてしまわないことで、いい人材を早期に発掘することができると思います。採用人数が若干名というのであればなおさらでしょう。採用担当の方には、OB/OGの固定観念にこだわらず熱心な学生のニーズに応え、第一線の社員の時間を割いてもらい会っていただければと思います。

会社説明会も、最初の筆記やエントリーシート選考直後に開催するなど、現実的な人数を対象に実施するアイデアはあるはずです。また第一回広告労協就職フォーラムや今年度読売エージェンシーの会社説明会が実施された「シニアワーク東京(飯田橋)」の地下大会議室は、250名程度を集めることができ、プレゼン設備も充実した施設です。就職説明会という目的であればホテルの会議室より格安に実施できると思います。ぜひ検討してみてください。

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2005.10.14

04生:関西 男性 制作会社

■■進路以外での内定社■■:
なし
■■落選社■■:
5社
■■就職活動で学んだこと■■:
自分の努力次第で自分自身を変えていけるという自信。 時間の使い方、物事に取り組む姿勢、コミュニケーションのとり方など
■■交通費■■:
15
■■書籍・資料代■■:
2
■■セミナー参加費■■:
0.5
■■来訪頻度■■:
ほぼ毎日
■■知った時期■■:
2002年10月
■■参加イベント■■:
東京・関西フォーラム,東京・関西就職塾,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:
労協のイベントの中で何よりも役に立ったのはフォーラム前日に開催された就職塾です。 去年の10月頃から始めた8ヶ月間の就職活動を通じて最も大きな意味を持ち、あの就職塾でのFさん、業界人さんの率直で厳しい指摘がなければ内定を勝ち取ることはできなかったといっても過言ではありません。 広告業界を目指す者である以前に、これから社会人になる者として必要とされること、そしてその中で自分には何が足りていないのかを知ることができ、就職塾以降の就職活動への取り組み方が変わりました。 自分に足りない部分を常に意識すれば、その部分を強化するには何をすればいいのか、そのために今できる具体的な行動は何か、というようにやるべきことがおのずと見えてきます。そしてそれを着実に実行していくことで、何をして良いかわからないという不安を消すことができるだけでなく、一歩一歩内定へ向かって進んでいるという自信を持つことができました。 来年以降もぜひ、後輩達のために早い段階で就職塾を開催してあげていただきたいと思っています。できれば、情報量で劣る関西以西の学生のために広告労協関西支部のようなものができればと思っています。
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,リアルタイムアンケート,コラム
■■労協コンテンツの感想■■:
コラム『「考える体力」と「スループット」』が印象に残っています。 このコラムを読んだとき、就職塾でFさん、業界人さんから厳しいアドバイスをいただいたときと同じくらい大きな衝撃を受けました。 そして就職塾の帰り道と同じように、今が自分を変えていける絶好のチャンスだと強く感じました。 このコラムを読んで私は自分なりに時間の使い方を見直しました。社会人の方から見ればまだまだ改善の余地はあるかもしれません。しかし、就職活動を振り返ってみると、この見直しがなければ内定という結果を得ることはできなかったと思います。 就職活動を始める前にこのコラムを読んでおきたかった。欲を言えば、大学に入学したときに読んでおきたかったというのが本音です。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
労働組合についてイメージできるのは賃金交渉だけでした。 今働いている人の環境を改善するだけでなくこれから働こうとしている人の環境をも考えて行動されている広告労協には本当に頭の下がる思いです。
■今後の労協ご意見■:
就職活動を通して感じたことですが、広告業界に限らず、他の業界でも労働組合がその業界を目指す学生の立場に立った活動を担っていってもらいたいと思っています。 上の欄に関西支部を設立して欲しいと書かせていただきましたが、関西に住み、東京での就職活動を経験した者としては、ぜひともより密に関西の学生のフォローができる体制を整えてあげていただきたいと感じています。 私自身広告労協にたいへんお世話になりました。本当に感謝してもしきれないくらいです。ですから、ぜひ私にお手伝いできることがあれば恩返しのつもりで積極的に参加させていただきたいと思っております。 最後になってしまいましたが、 F様、業界人様をはじめ、広告労協でお世話になった皆様にこの場を借りて御礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。

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2005.10.13

釣書と社風。

就職活動、求人活動を全体としてみれば、求人・求職者の「お見合い」といえるでしょう。

「釣書(つりがき)」とは、「縁談などの際に取り交わす身上書(しんじょうしょ)。つりしょ。つり。(三省堂提供「大辞林 第二版」)」とのことです。学生側の釣書はエントリーシート、そして会社側の釣書はホームページや冊子などによる会社案内に相当します。

お見合いは「見合う」ことを抜きにしては成立しません。結婚生活は長きに渡るものであり、いかに立派な経歴であろうと、自分の価値観と照らし合わせ、長く一緒にいられる相手かどうかを見極めなければいけません。それには「会う」こと以外に判断する方法はありません。

同様にOB・OG訪問の最終的な目的は、その会社の社風を感じとることだと思います。会社には必ずそれぞれ独自の「社風」があります。学生の皆さんは「会う」ことを通じて会社の社風を見極め、自分に合った職場かどうかを判断してください。そうすれば「A社とB社はどう違うか」という質問には、おのずと答えが見えるはずです。

ただし社風を感じるためには、複数のOB・OGの方と会う必要があります。(私自身を含め)あまり特定のOB・OGに影響されず、慎重に企業研究を進めてください。

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2005.10.12

06生:東海 女性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告外3社

■■落選社■■:広告3社

■■進路を決めた理由■■:宣伝会議主催の講座で先輩社員の方と知り合い、その楽しそうに働いていらっしゃる姿や教えていただいた社風に強く惹かれていました。また、名古屋の広告代理店という条件も魅力の一つでした。

■■就職活動で学んだこと■■:●妥協せず納得を求めることの大切さを学びました。ひとつは、自分に対してです。内定をいただくことができても、早く就職活動を終えたいと感じても、第一志望の会社を諦めず、納得して就職活動を終えたいとたびたび考えました。
もうひとつ、企業に対しても妥協しませんでした。面接に際して質問事項をしかっりと用意し、疑問をなくし、納得することは本当に大切と思います。また、教育実習と最終面接の日程が重なり本当にどうしようか悩みましたが、企業へ電話で日程変更をお願いするだけでなく、手紙を書き訪問し、直訴しました。熱意を持ち、それを十二分に伝えることが大切だと感じました。


■■交通費■■:10
■■書籍・資料代■■:0.7
■■セミナー参加費■■:0
■■来訪頻度■■:1週間に1回未満
■■知った時期■■:2004年01月
■■知ったきっかけ■■:

■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,OB/OG訪問会
■■労協イベントの感想■■:就職意欲の低い名古屋に在住の私にとって、とても刺激になりました。 「携帯で名乗る」を身につけることができたのもみなさんのおかげですし、パネルディスカッションで、現役社員の皆さんの率直な声をお聞きすることができ、具体的なイメージを持つことができました。

■■利用コンテンツ■■:スケジュール共有

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2005.10.11

OB訪問・OG訪問より、大事なこと。

このボランティア活動にはまっていく中で、今の学生の実態に直接触れることができ、私自身大きなカルチャーショックを受けることもしばしばとなっています。その中でも、「少子化・核家族化」と、「ケータイ・電子メール」が、いかに今の学生のコミュニケーション文化を変えていったかということを実感しています。

その中でも、「今の学生は、それまで社会人と話す機会がどれだけあったのだろう」という点に興味があります。今社会人を目指す学生が、そもそも社会人という世界をどれだけイメージできているのだろうか、数々の学生と接していううちに、そう思うようになってきています。

ケータイ・電子メールがない時代は、例えば、彼女ができたとしても、彼女に連絡をするためには彼女の自宅に電話をするしかありません。そうすれば、避けて通れないのが「彼女の両親が電話に出る」ということです。多分私たちの世代はこれが最初に直面する社会人の壁であり、どのように挨拶をするか、いやな反応されたらどうしようか、などと、コミュニケーションの方法を自分自身で研究せざるを得ない局面に追い込まれます。

今の学生は、最初からケータイ・電子メールがあり、親を経由しなくても直接相手とコンタクトをとることができます。私のような世代からはとてもうらやましいことではあるのですが、今の学生は「恋人の親」という最大の社会人の壁の存在すら知らず、就職活動になるまで、同世代間のコミュニケーションだけで突っ走ってきているのではないかと思っています。脚本家の三谷幸喜は、この「恋人の間にある『親』というコミュニケーションの壁」というシチュエーションが現在無意味となってきているため、過去の台本の価値が下がってきていると言っているそうです。

また、私自身地方出身であり、近所の人はみんな親の代以前から知っているという環境で育ったため、都会の少子化・核家族化で地域との交流がない状況では、社会人とのコミュニケーションの絶対量が少ないと実感しています。社会人とは言い換えれば、広告人にとってはクライアントにも消費者にもなりえる人たちであり、その人たちとコミュニケーションをとったこともない人が、いい広告人になれるはずがありません。

広告業界のOB/OG訪問をするのも重要です。しかし、学生のみなさんは、そもそも社会人とのコミュニケーションが全く足りていません。OB/OG訪問よりももっと重要なのは、できるだけ多くの社会人と話しておくということです。

どんな会社の人でも構いません。できれば係長・課長・部長といったポジションの人と一杯話してみてください。広告業界ではなく他の業界の人と話をすることは、将来のあなたの広告人としての仕事をイメージさせます。広告人になれば、プレゼンテーションは最後の社長プレゼンまで現場がやるのです。この業界にOB/OGがいなくても、この観点に立てば、意義のある就職活動はいくらでもできます。今すぐ自分の両親や親戚に相談し、紹介してもらってください。話した数だけ、広告人としてのイメージが湧くと思います。

そして、一度あなたの付き合っている人の両親とも会ってみたらどうでしょうか。この局面でのコミュニケーションを工夫しない人はいません。追い込まなければブレイクスルーできないこともあるのです。これは最初の1回が重要です。ぜひ、チャレンジを(笑)

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2005.10.10

06生:関東 女性 広告制作会社

■■進路を決めた理由■■:博報堂から独立した人達が作ってまだ五年くらいの小会社ですが、大手広告会社とは違い、各個人においての仕事が幅が広がるということ。また営業だけどコピーを考えられたり、その逆もあり得るような大きな意味での「広告人」としての力をつけることが出来るという環境があり、これからの会社の伸びに私も貢献していけると感じたからです。
またしっかり人間性を見てくれているとも感じました。

■■就職活動で学んだこと■■:
同じ業界を目指している人との情報交換の大切さ。
特に広告業界を志望している人たちには、独特ある一種の共通した雰囲気が流れていたように思います。
そういう空気、雰囲気はやはり自分達が広告という媒体を通して一体何を仕掛けて成し遂げていきたいかという目標に 根底部分で共通のものがあるからなんだと思いました。
社会人になると今まで以上に 自分に様々なものが圧し掛かってくるはずですが、この就職活動で出会った友達や人々との交流を大事にしていきたいです。
■■交通費■■:1
■■書籍・資料代■■:
■■セミナー参加費■■:
■■来訪頻度■■:3日に1回程度
■■知った時期■■:2004年05月以降
■■知ったきっかけ■■:
広告業界を調べていたらたまたまですが、行き着いたのがきっかけです。
■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:
二月に行われた広告労協のフォーラムはとても参考になり、俄然やる気になりました。また「指差し確認は」本当に大事だと思いました。なぜなら私は模擬面接に応募して行けるはずだったのですが、アドレスがフリーメールだったため迷惑メールに来ていたのを後から知ったのです。 とっても参加したかった模擬面接に参加できなかったことが全て自分の不注意からきたもので、その時本当に「指差し確認」の重要性を再確認しました。そのことに気付かせてくれたのもやはり、この広告労協イベントのお陰だと思っています。
■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,FAQ,blogコラム
■■労協コンテンツの感想■■:

■■労働組合に対するイメージ■■:
とても素敵でこれからもあり続けて欲しいと思います。

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2005.10.09

社員の立場からの、OB/OG訪問論。

OB/OG訪問を受ける社員の立場から、「OB訪問するなら、こうしてほしいのになぁ」ということを、つらつらと書いておきます。

●できれば、シーズン前に来てほしい。

早めにOB/OG訪問に来る人ほど、業界研究や就職活動への積極的な姿勢が見え、好印象なものです。またOB訪問の時期がピークになってくると、受け入れる社員側も相当大変になり、なおざりになってしまうこともあるでしょう。

先んずれば事を制す。本ホームページの情報に日常的に接し、先手先手の活動を心がけましょう。

●グループでまとめて来てほしい。

ゼミの後輩として訪問するのであれば、あらかじめゼミの仲間や友人も含めて複数人できてもらいたいものです。会社の会議室も取りやすくなります。しかし、5~6人がせいぜいというところでしょうか。

●最初は電子メールでコンタクトを取ってほしい。

広告会社の社員は極めて忙しく、スケジュール調整や込み入った要件は電子メールを使うのが基本になっています。また学生からの電話は、緊張していることもあってコミュニケーションのテンポが極めて遅く、忙しいときには後回しにしたいときもあります(といってもあんまり調子のいい電話も受けたくありませんが)。また、不在で「また電話します」というメモがあったとしても、数回行き違いになると社員側もプレッシャーとなります。

社員として一番都合がいいのは、電子メールで最初のコンタクトをとってもらい、こちらから携帯電話か電子メールに折り返すというパターンです。学生の皆さんがどういうOB名簿を見ているのか分かりませんが、電子メールが記載されているようでしたら、まずはメールでのコンタクトとしてほしいものです。

もしも電話しか分からず、相手が不在だった場合、自分の携帯番号をメモで残してもらった上で、必ず自分からかけ直すと伝えてください。会ったこともないのに折り返しを依頼するのは、ワン切り業者と同じです。

●自己紹介と志望動機は先に送っておいてほしい。

最初のコンタクトのときには不要ですが、実際にアポが取れた場合、必ずコメントすることになる「自己紹介」と「志望動機」については、あらかじめメールや郵送で送っておいてほしいと思います。(エントリーシートが手書きの場合、Webエントリーと違う戦略を立てられますので、手書きのものを郵送するのもいいでしょう。)

いきなり送りつけるのも躊躇するでしょうから、メールや郵送に一言「貴重な時間をいただいていますので、自己紹介と志望動機については事前にお送りいたします。あらかじめごらんいただければ幸いです。」といった言葉を添えるといいでしょう。またこうすることによって社員への印象も格段に違ってき、より密度の濃いOB/OG訪問になると思います。

●自分で調べてわかることは、聞かないでほしい。

インターネットが普及し、上場会社であれば事業・経営情報のほとんどがWebで閲覧できる世の中で、調べれば分かる質問をする学生は今でも確かに多く存在します。また、そのような質問は、社員側も回答を準備しておかなければいけません。社員は学生にテストを受けさせられているわけではないのです。

何らかの縁でOB/OG訪問の機会をもち、非常に短い時間でのコミュニケーションですから、私達をうならせるような、印象的な質問の1つや2つしてほしいものです。質問の選び方、聞き方、あいづちの打ち方、反応の仕方などを総合して、私達はあなたたちの評価をしているのです。

●あなたの話も聞かせてほしい。

私達は、コミュニケーション課題を解決するプロです。これが他業界よりもOB/OG訪問を重視べきだと位置付けられている理由でしょう。コミュニケーション課題は一般論では解決できません。私達の仕事は、個々の課題を見極め、実践的な解決策を考えることです。

私達は、みなさんそれぞれの受験上の課題に対し、直接アドバイスができます。話を聞くだけでは、大学の授業と同じです。むしろOB/OG訪問は、先輩を交えた「ゼミ」ととらえるべきでしょう。OB/OG訪問の場では、あなた自身の課題を、不器用な言葉でもいいですから、私達に伝えてください。

●最終的な進路が決まったら教えてほしい。

OB/OG訪問という小さな縁でも、コミュニケーションを生業とする広告マンとしてはできるだけ大事にしたいと思うものです。人気業界でもありますので、ライバル会社に見事入社できたとしても大いに拍手を送りたいと思いますし、また広告業界以外の会社に入ったとしても、取引先として関係が出てくる可能性も大きく、その後のコネクションも大事にしたいと思うものです。

電子メールでも結構ですので、最終的な進路については一言情報を入れてほしいと思います。

●社会人になったら、OB/OG訪問を喜んで受けてあげてほしい。

私達が社員として学生のOB/OG訪問を受ける上で1つだけ条件があります。それは、あなた自身が社会人になったとき、必ず学生のOB/OG訪問を受けてあげてほしいということです。

OB/OG訪問はもっとも気軽にできる、そして大きな影響を与えることができるボランティアです。ぜひ、学生のオファーは喜んで受けてあげてください。

2002.10.14に発表したものを加筆修正

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2005.10.08

06生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:なし。

■■落選社■■:30社

■■進路を決めた理由■■:最初から目標としていた第一志望の企業であったから。色々な事に挑戦できるステージが揃っていると感じたから。そして、日本を動かせる企業だと感じたから。
■■就職活動で学んだこと■■:就職活動は自分を始めて見つめ直す、自分探しの旅でした。その旅を通じて、世の中の広さを知りました。諸先輩方はもちろん、同じ就活生の中にも輝かしい経歴を持つ人は多く、自信を失った時期もありました。しかしそれは同時に、自分の良さは何なのかという事を再び考える機会を与えてくれた時期でもありました。この作業を何度も何度も繰り返す事で、今までよりも自分の事がわかった気がします。
また、就職活動を通じて知り合った友人には非常に助けられました。同じ志を持つ友を持てた事が、就職活動を終えた今でも大きな財産となっています。
■■交通費■■:20
■■書籍・資料代■■:2
■■セミナー参加費■■:0.3
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2005年02月
■■知ったきっかけ■■:仲の良い先輩が労協の05生で、その人が紹介してくれた。
■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:労協の模擬面接は非常に為になりました。そこで刺激を受けて、改めて気合いを入れなおせた自分がいたという事は疑う余地もありません。また、某企業の面接前日に開いていただいた「気合入れ会」は私の就職活動を語る上で決して外せません。あの場で業界人さんに指摘を受けていなかったら、私の就職活動は今と同じ結果になっていたとは思えません。
■■利用コンテンツ■■:カフェテリア,blogコラム
■■労協コンテンツの感想■■:ブログはとても参考になりました。特に、「役員=お父さん」論は何度も読み返した記憶があります。労協の事、労協で学んだ事などを後輩に伝えていきたいと思います。
■■労働組合に対するイメージ■■:学生に対しても、非常に開けているものだと感じました。
■今後の労協ご意見■:特にありません。
これ以上のものを望んではいけないと思います。

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2005.10.07

広告業界は、「マスコミ」か?

一般的な会社のジャンルでは、広告代理店は「マスコミ業界」に入っているようです。しかし、これは正しい分類なのでしょうか?

マスコミ業界とは、一般的にはメディア会社群(主にTV、ラジオ、新聞、雑誌)、およびそのコンテンツを制作する会社群(制作プロダクションなど)のことを言い、第一義的には前者のことを指すものと考えられます。

一方広告代理店の基本構造を極めて単純化すると、「マスコミ各社の広告枠を、広告主に販売する」というものであり、マスコミは商品の仕入先ということになります(※厳密には仕入販売とは違います)。しかし、仕入先がマスコミであるということで、自分自身がマスコミ業界といえるのでしょうか。このような定義であれば、コーヒー豆を仕入れている専門商社は農業になり、家電製品を販売している量販店は電機業界となります。

また広告枠という商品は、仕入れた後は誰にどれだけでも販売してもいいコーヒー豆や家電製品と違い、掲載する広告主自体の審査や広告表現の校閲、また臨時ニュースなどで枠を飛ばしたり(=予定の広告掲載をメディア側からキャンセルする)、広告主にとって都合の悪いニュースを掲載・放送することもあります。すなわち、マスコミ業界は元来「ジャーナリズムを核とした、公共性の高い」業界であり、メディア会社の持つ「広告枠」という商品は、残念ながら、公共性やジャーナリズムの前には二次的な位置付けなのです。

広告業界は、「消費者へのインサイトとコミュニケーション力」がコアの価値である一方、極めて「B to B (Business to Business 企業間の取引)」色が強いという特色があります。マスコミのように直接コアな読者・視聴者を抱え、番組で流れた音楽が爆発的に売れるといった力を、広告業界単体では持ちえていないのです。したがって、広告主の多くは広告業界をあくまで「(広告主への)サービス業」と認識しています。

広告業界を「マスコミ」と位置付けることは、ほとんど伝統的な分類であり、多くの学生がTV業界と同列で広告業界を見ているようです。しかし、広告とメディアの立ち位置の微妙な違いを十分に理解せずに、派手で面白そうな業界ということで志望し入社試験に臨んだとしても、少なくとも広告業界にはまず入社できないと確信しています。

「広告業界就職フォーラム」では、志望する学生の方々に、広告業界を、

「クライアントのコミュニケーション課題を解決する総合サービス業」

と認識してもらいたいと思います。

そして、「TV/商社/コンサル/広告」といった「合コンつながり(!)」での就職活動ではなく、コミュニケーションのプロがもっとも力を発揮できる業界として様々な広告会社を研究し、挑戦していってほしいと思います。

しかし、広告業界もマスコミ業界的な感覚が要請されています。公共性の高いメディア会社にとって、「広告も視聴者・読者にとって有益な情報の一つである」という大きな建前があるからです。消費者への有益なメッセージをメディアに載せるのが広告代理店の役割であるとすれば、広告主の信頼性を広告会社が担保する必要がありますし、表現についても役に立つことや楽しいことをきっちり伝えなければいけず、消費者に誤解を招いたりミスリードしてはいけません。

また、マスコミという社会に不可欠なインフラを存続させるためにも、広告業界の立場はとても重要になります。広告主の利益とジャーナリズムの調整という、とても困難な仕事を、コミュニケーション力で遂行していくのが広告業界のミッションです。

このコラムをきっかけに、広告業界とマスコミ業界の関係を皆さんなりに一度きっちり考え、面接に役に立てて下さい。

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2005.10.06

06生:関西 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告外2社

■■落選社■■: 広告9社

■■進路を決めた理由■■:広告代理店であったため。
自分の考えている仕事ができると感じたこととOB訪問などを通じて感じた社風が自分に合うと思ったから。

■■就職活動で学んだこと■■:就職活動で得たものは周囲の人ともほぼ同じになってしまいますが、やはり人との出会いが一番大きかったように思います。
それ以外にも細かな気づかいやコミュニケーションについて深く考えさせられた良い期間だったと思います。就職活動前、自分の生き方を一番だと思っていた考えは少し変わり、他の尊重という考え方を学んだように思います。

■■交通費■■:2
■■書籍・資料代■■:2
■■セミナー参加費■■:
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2004年05月以降
■■知ったきっかけ■■: 友人に京都フォーラムの存在を教えてもらってから。

■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:Fさんの「○○様、就職活動お疲れ様です」
という文章にはいつも涙し、「就職活動お疲れ様です。この度は「○○」に内々定おめでとうございます。」という文章に号泣しました。

■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,自治会掲示板,カフェテリア,blogコラム,携帯版HP,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:カフェ最高です。
これがなければ、僕は人生において半分くらい損していたと思います。
コラムで一番役に立ったのは「人事はお母さん、役員はお父さん」のコラムだと思います。
あのコラムを読んでから最終には一回も落ちなくなりました。あと、私は「気合い入れ会」でしか経験しませんでしたが、模擬面接の恐怖も役に立ちましたw
「今までの面接で一番緊張したのは?」と聞かれたら迷うことなく「気合い入れ会!」と答えます。

■■労働組合に対するイメージ■■:正直なところ初めは怪しい団体としか思っていませんでした。が、今はこれほど素晴らしい団体はないと感じています。情報の多さはもちろんですが、ここに集まる人のコミュニティに素晴らしさを感じています。
「類は友を呼ぶ。」
広告を目指す熱い人達であふれています。
このスペースでは語りつくせません。
私はこの活動の内容よりも活動の仕方に感銘を受けております。
京都フォーラムで業界人さんが熱く放った誓いの言葉は深く胸に刻みこんでいます。

■今後の労協ご意見■:パワーアップすべき点…、ありません。このままを保ち続けるのが一番良いことだと思います。強いて一つだけあげるなら、Fさんの負担軽減です。
あと、私個人のへタレさによるものですが、「期間限定公開パネルディスカッション」の機会を増やしていただけると私のようなへタレも参加しやすくなると思います。

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2005.10.05

まず、名乗る。

(1)名前を名乗らない、学生。

04生向けに最初に開催した模擬面接会のトップバッターだったS君は、舞い上がっていたのか、自己PRで最後まで自分の名前をいわずに面接が終わりました。私は、

「私はキミと初対面です。キミがいつ自分の名前をいうか、それだけを待っていたら、自己PRが終わっていました。それまでの話はぜんぜん聞いていません。落ちてますね、この理由だけで。」

とボロクソの評価をし、彼は帰りの電車で悔しさに涙したそうです。その後彼はこの体験をバネに、無事自分の希望する職種での就職活動に成功しました。

先日05生向けに開催した東京就職塾でも、模擬面接の最初の3人は全員自分の名前を言いませんでした。S君と同様、不慣れで舞い上がっているとはいえ、04生を経て05生でも同じ経験をすると、最近の学生の何かしらの傾向があるのではと思うようになりました。

(2)着信通知が変えた、コミュニケーションのマナー。

コラム「OB訪問・OG訪問より、大事なこと。」でもコメントしたとおり、携帯電話の普及によってコミュニケーションが変わったことは数多くありますが、その一つに「着信者通知」という機能が挙げられます。

以前は固定電話での着信者通知サービスはなく、電話は誰からかかってきているか分からないのが前提で出るのが当然でした。しかし、着信通知機能とともに携帯電話が普及し、固定電話もプライバシー重視や迷惑電話の増加に伴い、家庭でも着信通知機能をつけるのが当たり前です。「礼儀として名乗る」マナーは180度変わり、今や「安全のために名乗らない」ことが当然になってしまいました。

私自身を振り返っても、私的な連絡は電子メールや携帯電話が中心になっており、自宅の固定電話にかかってくる不明な相手に、自分から「はい、○○です」と名乗ることはなくなりました。今後私も、自分の子供に「知らない番号からかかってきたら、安易に名乗らないように」と教えることになるのでしょう。そもそも電話でなくても、知らない人に安易に名前を教えるなとすら教えなければいけない世の中になってしまっています。地域という社会的なつながりも希薄となり、電話の機能と位置づけが大幅に変化している中で、学生にとって「名前を名乗る」機会自体が極端に減っているといえるでしょう。

(3)ビジネスの世界は、名乗ることからスタート。

しかし、ビジネスの世界では、すべては「名乗る」ことから始まります。毎日が自己紹介といっても過言ではありません。どの会社でも、名刺交換と電話応対は入社時に徹底的に仕込まれます。名乗らないで仕事の話をするヤツは、非通知で自宅にかけてくるテレアポ業者と同類といえます。

広告業界は会社対会社(B to B)の取引ですが、「どの会社と仕事をする」よりもむしろ「だれと仕事をする」方が重要視される世界です。新人であればあるほど、自分の名前を完全に相手に覚えてもらうためには、様々なアプローチで自分の名前を伝えていかなければいけません。名刺を渡しただけで相手が名前を覚えてくれると思ったら大間違いなのです。

(4)面接では、何があっても、まず名乗る。

面接も同じであり、自己紹介で一番大事なのはあなたの名前です。あなたにとって当たり前の名前は、相手にとって初めての名前なのです。読み仮名がなければ、名前は正確に読んでくれないと思うほうがいいでしょう。「渡部」さんは言われなければ「わたなべ」か「わたべ」か区別がつきません。面接官にあやふやにしか伝わっていなければ、面接官はその学生を名前で呼びかけることもしないでしょう。

面接では、何があっても、まず名乗ってください。仮に相手が「○○さん、自己紹介をお願いします」と言ったとしても、最初に名乗っておくのが安全です。いくつか読み方がある名前なら、きちんと読み方を伝えることが重要です。グループ面接で前の学生が名乗っていない時こそ、つられずきちっと名乗って挨拶をしてください。あなたの勝ちになります。

選挙運動のように名前を連呼する必要はありません。しかし、最初に名乗っても、一発で覚えてもらうことは稀でしょう。私からは、エピソードに乗せる形や話の最後に加える形で、もう一度名乗ってみることをお勧めします。私自身、ビジネスの場で相手が私の名前を覚えてないだろうと感じたとき、過去のエピソードなどに自分の名前を交えて話し、相手に気づかせるようにしています。相手はずーっと「この人の名前なんだったっけ…」と思いながら話をしていますので、間違いなくその瞬間に深く記憶してもらうことができます。

面接官の世代は1次面接から役員面接まで、間違いなく電話で名乗っている世代です。名前を名乗らない学生に、面接官は「無礼者、名を名乗れ!」と思っているに違いありません(苦笑)。しかしそれを面接で指摘してくれる面接官はいないでしょう。就職塾で臨死体験をした05男子3名、キミたちはちょっとだけ他の学生より内定に近いと言っておきますね(笑)。

※2003.12.22に発表したものを加筆・訂正。

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2005.10.04

04生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:
なし。
■■落選社■■:
6社
■■就職活動で学んだこと■■:
働くことは楽しそうだ、という考えになった。自分の長所・短所や楽しいこと・好きなことは何か、を改めて自覚できた。ゼミやサークルの友人たちと同じ境遇にいることで、連帯が強くなった。
■■交通費■■:

■■書籍・資料代■■:

■■セミナー参加費■■:

■■来訪頻度■■:
ほぼ毎日
■■知った時期■■:
2003年03月
■■参加イベント■■:
模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:
模擬面接会は自分の面接の練習になるだけではなく、他の広告業界志望者の面接の様子を見る事ができたのが役に立ちました。
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,自治会掲示板,リアルタイムアンケート,コラム
■■労協コンテンツの感想■■:
コラム「広告業界はマスコミか?」が印象に残っています。以前から、広告業界がマスコミに区分けされていることには違和感を感じていました。コラムにあったように、「クライアントへのサービス業」という意識を持つ事が広告業界を理解するうえで重要である気がします。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
前:自分たちの待遇の向上を図ることを考え、主張している。後:広告業界全体が良くなるための活動もしている。

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2005.10.03

就活での「資格」の位置づけ。

06生自治会によるblogで、109さんが広告業界で役立てるよう色彩検定の資格を取得したことに対し、OBから

「学生は、実際の社会で働くということがどういうことなのか、まだ全然わからないのにもかかわらず、自分の能力は、社会で活用させることができる、と思ってしまうのは、思い上がりすぎているよ。」

「取得した資格をどう生かすかではなくて、その資格を取得するためにどう努力したのか、が大切なんだよ。」

と指摘されたと書いていらっしゃいました。彼女の就活へのアドバイスとしては極めて的確であり、私も当時の109さんに会っていたらそう指摘したと思います。きっと109さんはその資格が広告業界に役に立つと断言(に近い言い方を)したのではと想像しています。広告業界にはっきり「役立つ」とされる資格は私が知る限りありません。

しかしながら、資格を取得したという「結果」は、109さんが「それはつまり、自分の立てた目標に近づくために、必死で努力することができる、ということです。」とコメントしているように、目標に向かって一定の時間と費用と努力を費した経験があることの証明と言えます。社会人に必要なことは、このように目標を立てて、計画的に遂行する力であり、それを一度でも成し遂げたことがある人とない人では、入社後の成長に大きな差が出ることは間違いありません。

もちろん優秀なスポーツ選手も目標に対して遂行していく力がありますが、スポーツは勝負の世界ですから上には上があり、日本一など本当のトップグループだけが(そのスポーツに詳しくない人を含め)「結果だけで」誰からも評価されるレベルと言えるでしょう。そのようなグループにいなかった選手は、やはりその「努力の経過」をアピールする必要があります。しかし資格というのは、トップでなくても一定の水準を保証するものであり、しかも専門的であるが故に詳しくない人に対しても「少なくとも努力の経過はあった」と思わせることができます。

学生時代に学業やスポーツ以外に何か一つでも資格にチャレンジすることは、一つのことにだけ熱中したり遊びほうけていないで、将来のことをきちんと考え実行したことを、言外にアピールすることができます。その資格に定評があり、取得に相当の努力を要する(と一般に理解されている)ものであればあるほど、その資格はエントリーシートに書くだけでも十分意味があるでしょう。むしろあまり説明せずに書いているだけの方が効果的かもしれません。

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2005.10.02

05生:関西 女性 広告制作会社

■■進路以外での内定社■■:なし。

■■落選社■■:広告7社

■■就職活動で学んだこと■■:
自分には一体何が必要なのか、今足りていないものは何か、
それを探す行為が、就職活動なのだと思います。
ただ、のほほんと学生生活を送ってきただけでは、
見えない社会のしくみが、どんどん見えてきます。
ひとつの説明会、筆記試験、面接のなかに
毎日知らない発見ができるので、とても楽しかったです。
毎日「へぇ~っ」って言えるのは、結構幸せなことでした。
そういうネタの積み重ねが、今の私を話上手にしてくれています。

就職活動でできる友達は、本当に大切です。
とにかくお互いがライバルであるということが、一番の要素です。
与え与えられ、励まし励まされ、素敵です。。。
自分の就職活動を客観的に見るためにも必要かもしれません。
私が彼らから学んだことは、数限りありません。
同業者として、これからも末永く、仲いいはずです(笑)
■■交通費■■:40
■■書籍・資料代■■:2
■■セミナー参加費■■:0.5
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2003年11月
■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム

■■労協イベントの感想■■:
京都の2月のフォーラムでは、パネル・ディスカッションというかたちで
現場の方々の話を聞く機会を作っていただけたのが、とても役に立ちました。
また、面接の前のワンポイントアドバイスには、いつも励まされていました。

■■利用コンテンツ■■:
自治会掲示板,カフェテリア,コラム,スケジュール共有

■■労協コンテンツの感想■■:
スケジュール共有が、とにかくありがたかったです。
ここまで莫大な情報量を一人で管理するのはムリです。
正直、このスケジュールから、受ける会社を選んでいました。
ここで落ちたことを知ったりして苦笑した経験、何度もあります(笑)

カフェテリアでのたわいもない会話にまじる、
本気モードの会話が、とても好きでした。
みんな本音で就活を語っていて、だからこそどんどん仲良くなれて、
なんだか今では、いつぞやの同級生のような雰囲気です。
この出会いは、労協があってこそ!ほんとに感謝です。

■■労働組合に対するイメージ■■:名前からしてお堅いのかと思いきや、
全くそんなこともなくて、人間味が溢れていて、
皆さん、ほんとにとても親切でフレンドリーで、
なにより楽しんで活動なさっているのに
感動です。感激です。感謝です。

これからも、ついていきます。

■今後の労協ご意見■:最初、踏み入れるのには、ちょっと勇気がいりました。
敷居の高さをちょっとだけとっぱらえば、
掲示板やカフェテリア等にも積極的に、
もっとたくさんの人たちが集まる気がします。

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2005.10.01

立場が180度変わっても。

私は本日10月1日よりインターネット広告関連の外資系ベンチャーに出向という形で赴任することになりました。大きな会社の一部門から小さな会社の全部門へと、仕事の環境が180度変わることになります。

同時に、これも初めての経験ですが、私自身が人を採用する立場になってしまいました。資本金がいくらあろうと、人がいなければ企業は稼動しません。中小企業にとって人材は生命線とも言えるものであり、どのようにして確保していくか、ライバル会社と同様に悩んでいくことになります。

これまで学生の立場から企業を選ぶ/選ばれることをこれまで論じてきましたが、これからは企業の立場から人材を選ぶ/選ばれるというテーマがのしかかって来ます。学生の就職活動同様、(人材を/会社を)選ぶためには(自社自身が/自分自身が)選ばれる力を備えなければなりません。

そう考えると、本BLOGを書き続ける上でのテーマは案外変わらないようです。学生へのアドバイスにも新しい発見があるかもしれません。まだ出向元の組合役員の立場には変わりませんので、できる限り本blogを書き続けていきたいと思います。

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