女性専用車への「理解」とは。
2005年7月25日から、東急東横線で「女性専用車」が導入されています。Wikipedia「女性専用車」を見ると関西・中部では以前から実施されているようですが、私が時々使う路線である東横線で導入されたことで、それがどういうものか初めて体験することができました。
帰宅時、横浜方面先頭車両に設けられた女性専用車両に思わず乗り込もうとした私は、はっと気づきその後ろの車両に乗りました。車両が混んでいたためどんどん中に押し込まれていきましたが、2両目と女性専用車両の間はドアもなく、私を含めた男性が「壁」となり、入り口に手をかけエビぞりになりながら空いている女性専用車両を守ります。痴漢防止が主眼と言われている女性専用車両ですが、そこには30年前には痴漢にあったかも知れない女性がゆったりと足を伸ばして座っています。
まあ、これはこれでよいとしましょう。しかし私には納得できないことがあります。
東急線に乗れば、何度も何度も「女性専用車両に、ご理解とご協力をお願いします」とアナウンスが流れます。私はこの「ご理解と」という言葉に毎回ひっかかりを覚えます。もちろん「協力」はしましょう。もとより女性専用車両に入る度胸はありません。しかし私はそれを「理解」しなければいけないのでしょうか。
理解するためには「理由」が必要です。しかし東急電鉄のニュースリリースを見ても、女性専用車両を導入する理由がまったく書いてありません。「女性を守るために、あなたは入らないでください」ということを、素直に理解する男性がいるのでしょうか。
「ご理解とご協力」、すなわち「理解した上で協力して欲しい」と言われても、同意できないことに協力はできません。そもそも「女性専用車両にご協力ください。」とだけ言えば済む話です。それは東急が決めたルールであり、理解しようがしまいが乗客としては守らなければなりません。
「ご理解とご協力」という言葉は、いわゆるオトナ語の部類に入るものであり、私自身もよく使っているかもしれません。しかしこのアナウンスの連呼を浴びせられると、理由もなく一方的に理解を求めるという行為は相手に不愉快な思いをさせているかも知れないと、電車を降りた後あらためて自省しました。
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コメント
★東急東横線の女性専用車両の苦情受付センター★
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/rail/1127207481/
投稿 ★東急東横線の女性専用車両の苦情受付センター★ | 2005.10.16 18:40
★これでも東横線の女性専用車両を容認するのか★
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/rail/1131076308/
投稿 ★これでも東横線の女性専用車両を容認するのか★ | 2005.11.05 18:40