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2005.08.01

合唱とアカペラ。

私事ですが学生時代には男声合唱をやっていました(東京六大学の校歌は6校とも歌えます)。その関係もあり、今でもアカペラが大好きです。

合唱というのはある程度の人数を4つのパート(女声合唱は3パート)に分け、それぞれのパートが全体で1つのメロディを歌い、すべてのパートが合わさると一つの大きなハーモニーになるというものです。

一方アカペラは、4~6人程度のグループで、1人が1つのパートを担当。メロディが合わさったときも、一人一人の個性が際立つ形で伝わってきます。

合唱とアカペラの一番の違いは、「指揮者がいるかいないか」だと思います。3、40人、規模によっては100人以上という合唱団を1つにまとめるのに、歌わずに全体を引っ張っていく指揮者の存在は不可欠です。しかしアカペラはリーダーを含め全員がシンガーであり、息のあったリズムでスピーディーに曲が進んで行きます。

また合唱団では交替で息継ぎ(カンニングブレス)したり、多少調子の悪い人がいてもパート内でカバーしたりと、パート単位で協力することができます。しかしアカペラは個人個人の責任が大きく、一人のミスもロスも許されません。

広告業界は、大会社でも中小規模でも、アカペラ的単位で仕事をしているところといえるでしょう。

プレイヤーの一人である営業をリーダーとし、グループ全員がお客の方を向いている。あらかじめ決まった曲ばかりでなく、客のリクエストに応え即興で歌う。一人一人がパートを受け持ち、それぞれの持ち場でその瞬間に何をしなければいけないか自分で判断し行動しなければいけません。そこには指揮者はいません。

大学時代には先生の指導の下全員が一つになる喜びを味わってきましたが、社会に出てからはアカペラが好きになってきたのは、自分の仕事と無関係ではないような気がします。

※個人的には海外アーティストではTake6(富士重工のCM曲などあり)、日本ではトライトーンに傾注しています。トライトーンは日本では少ない男女混成グループ(男3、女2)です。合唱団出身、Take6、トライトーンファンの方、ぜひ語り合いましょう(笑)

(2004年07月16日発表のものを再録)

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