18歳でアルコールを飲んでなぜ悪い。
昨日、年に一度の大学ゼミ同窓会に参加しました。大学院に30名以上の研究生を抱える理系のゼミですので、みなさんのような普段接している学生とは違い、堅い雰囲気は拭えない感じもありました。
しかしいったんアルコールが入るとどの学生も打ち解け、社会人・学生入り交じり2次会まで盛り上がる盛況振りでした。やはり人との関係、特に祝事においてアルコールは確かに潤滑油になっています。
振り返れば私は大学に入った直後の新歓コンパからアルコールと付き合いがあります。はっきり言えば当時は18歳です。仲間との楽しい時間は常に居酒屋でした。大学に合格し高校を卒業した時も家族で初めてビールで乾杯したことを覚えています。
「法律的」合意をおいておくと、何を持って子供が自立するか、もしくは自立すべきかの「社会的」合意は(進学・就職を問わず)高校卒業が境目であることは異論がないのではと思っています。少年法しかり、事実上義務教育化している高校を出れば、甘えず責任を持てというのは社会的な要請とも言えます。
日本という国はガチガチの規制が横行していた(している)国であり、「役所の監督なく自由化するのは危険」という役所の論理が正論として支配していました。未成年の飲酒については「成長途中の青少年への悪影響」といった正論をかざされれば、「官高民底」の時代には国民は何も言えません。いかに若者のガタイがよくなったとしても。
しかし今や日本という国は労働力が減り、高齢化社会が進行しています。いかに自立し、国民としての責任感をもった若者を輩出していくかが課題であるです。大学の存在自体がモラトリアムという指摘もありますが、仮に勉強・研究する立場だとしても、社会人としての責任を入学時から植え付けておく必要があると考えます
現在の法律では飲酒は20歳以上です。それは法律で定まっている以上「現時点」でのルールには間違いありません。しかし高校卒業時点で選挙権なども含めたすべての権利を付与し、義務を果たさせる社会的効果を考えると、アルコールを18歳から解禁する理由はいくらでもあると思います。
昨今未成年のタレントが飲酒して暴れたという事件で、飲み会に誘ったアナウンサーが非難を浴びています。しかしアルコールのルールは決め事であり、アルコールを飲むこと自体は詐欺をそそのかしたなどの「反社会的行為」ではありません。今回の事件でもっとも問題なのはその少年が飲酒で「暴れた」ということであり、それは飲酒する上での「マナー」を逸脱した、文字通りの反社会行為といえます。
アルコールは高校・高専に在学中でない18歳からにする。同時に責任も自分で取らせる。これこそが現代の実態と社会的ニーズです。アルコール市場が2歳拡大するという広告会社的な興味もありますが、自分のことは棚にあげ法律論だけでアナウンサーをバッシングしている風潮には疑問を呈さざるを得ません。もちろん法律を改正してもさかのぼって適用することはできず、アナウンサーに責任がないとは決して言いませんが、今回の騒動でもう一方の現実的な規制緩和を検討すべき時期に入ったのではないかと思います。
それは経済効果と若者の社会的自覚の双方に大きな効果が出ると確信しています。
※研究室の学生の皆様、幹事ありがとうございました。おかげで1本ネタを拾わせていただきました(笑)
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コメント
「はてなダイアリー」って、トラバできないんだっけ?
つーことで、米。(URL山椒臭い)
投稿 挨拶専用85 | 2005.08.04 01:09