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2005.05.31

他社状況を聞かれたらどう答えるか(1:現場社員編)。

そもそもどういう理由で面接官は他社の選考状況を聞くのでしょうか。大きく言えば

資質(資質や姿勢の類推)」
脅威(他社に行けば脅威になるかどうか)」
辞退(内定辞退しないかどうか)」

の3つに分けられる思います。

また、面接官を分類すると

現場社員(管理職、非管理職問わず)」
採用担当者(管理職、非管理職問わず)」
役員

の3種類と言えます。

これらが絡み合うのが、この問いかけです。まずは「現場社員」に注目して論じてみます。

現場社員が面接を担当するのは、まさに「資質」を見極め、競合社に行って「脅威」になっては困るような優秀な学生を見いだすことです。同時に現場社員の面接官は内定辞退するかもという理由で落とすことはまずありえないと考えられます。なぜなら内定者を引き留めるのは採用担当の仕事だからです。

またあなたが業界を横断的に受験しているとした場合、相手の社員はあなたの業界への志望度を推し量ると同時に、あなたが競合社にいく可能性を少なからず想定します。特に広告業界は常にコンペ(競争)にさらされており、一つの会社が常勝ということはまずありません。企業の大小にかかわらず優秀な人材が他社に行くことは、すぐに目の前の脅威になることもあります。

これらのことから考察すると、あくまで個人的な意見ですが、業界を横断的に受けている学生は現場面接官の職位にかかわらず、堂々と他社受験状況を話すのがよいと思います。売上ランキングなどでより上位とされている会社でも、これから受ける小さい会社でも構いません。なお、落選した会社は一々言う必要はありませんが、誰でも受けているはずの人気企業については一言コメントしておけば話が流れると思います。

どうせ聞かれる質問です。もしもあなたが困惑した言い方で答えたとしたなら、面接官はその学生が自社を低い位置に見ているのではといった疑念を感じるかもしれません。業界を強く志望する意志の表れとして、当然のことのつもりで返答してみてはいかがでしょうか。

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2005.05.30

他社状況を聞かれたらどう答えるか。

他社の選考状況を聞かれたらどう答えるか、学生にとってそれは大きな悩みとなります。

先日学生に「『広く広告業界を受けています』と答えたら?」と聞いたところ、「たいてい『差し支えなければ詳しく教えてください』と突っ込まれます」と言っていました。差し支えがあるかどうかは相手次第であるにもかかわらず(苦笑)。

また別の学生に聞くと、「2、3社挙げれば満足してくれます」と答えていました。どうやらコツは、その2、3社の挙げ方で有利になるならより有利に、不利になるかもしれないならそうならないような選び方や言い方をあらかじめ研究しておくことかもしれません。

そもそも他社状況が選考上考慮される上では、他の基本資質が十分評価されていることが前提になります。この問いかけが大きな意味をもってくるのは、ある程度自分に実力がつき、面接でも自分を発揮できるようになってからです。面接が通るようになってからこの質問を受けるということは、相手から一定の評価をもらっていると考えていいと思います。

もちろんこの問題には1つの答えがあるわけではありません。ここでは極めて個人的な意見を数回に分けて述べてみます。

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2005.05.29

地方就活生の負担軽減のために、何をすべきか。

広告労協の活動が始まって以来、多くの広告業界の採用で地方支社での試験が行われ、最終面接では交通費を支給するようになってきました。しかし、残念なことに今年から1次試験を全員東京本社に集めて実施している中堅広告会社があります。関西に支社があるにもかかわらずに、です。

自分は経費で出張できるのもかかわらず学生を東京に呼びつけ、バイトも授業も放棄して自腹で上京する学生のことを考えると怒りすら覚えます。この会社の関西支社社員には学生を見る目がないのでしょうか。

このような状況が今後変わっていくことを、いや変えていかなければいけないということを念頭に、2003年8月11日に発表したコラムを再編集したものを以下に掲載します。



(1)内定ありなしにかかわらず、数十万円かかる、就職活動。

今地方の学生が、就職活動にいくらお金を費やしているか、国会議員や行政は知っているのでしょうか。

地方の学生は、筆記を受けるためだけに夜行バスや学割新幹線・飛行機で上京し、採用担当と会話を交わすこともなく帰っていきます。面接試験に勝ち残る学生は、1次、2次と自腹で上京しますが、最終の役員面接で「地方から出てきたら親御さんが心配するだろう」といった理由で落とされることがあります。そのような学生は「そんな理由で落とすなら、最初から落としておいてくれ!」と悲鳴をあげています。このように、地方受験生の「最終落ち」の無力感は、それまでにかかった交通費、移動時間、出席できなかった講義のことを考えると、私たち社会人はもとより、在京学生にすら想像を絶するものになっています。

地方の受験生の就職活動への全面的な交通費会社負担はほとんど実施されていません。役員面接ですら交通費を出さない会社があります。もちろんこれは一概に否定すべきものではありません。例えば受験生の交通費の会社全負担が義務付けられるようなことがあれば、採用の過程で地方出身者が冷遇される恐れがあるでしょう。

しかし、今の学生には、少なくとも私が就職活動をしていた時代と違い、以下の点で大いに苦しんでいます。

地元での採用数が減っており、必然的に東京の企業も受験せざるをえない。
就職活動の早期化・長期化により、アルバイトも十分にできない。
不況により親の収入が減り、授業料の自己負担の割合も高い。
在学中から国民年金の支払い義務が発生している。

このような背景を考慮すれば、広告業界「内定者」でも平均交通費が地方学生で20万円を超え、50万円かかったという回答も少なくないというのは、極めて不幸な状況です(労協登録生04年入社での調査)。ましてや内定のない学生が大半であり、広告業界を目指した交通費は無駄になっていることを思うと、すでにこれは一つの社会問題と定義すべきものだといえるでしょう。

(2)就活生のための、3つの政策提案。

(1)「就活奨励金」制度

勤労者は失業時には雇用保険で収入を得、次の就職に向けて準備することができます。しかし、学生はどうでしょう。まだ税金や雇用保険を納めていないから、就職についての行政上の支援を受けられないというのでしょうか。

就職活動は、「将来税金を支払うための活動」といえます。教育を受けた将来のある若者がきちんと就職をし、税金を支払う環境を整えるのは、税収、年金、果ては社会の安定・発展にまで直結する日本の一大課題です。そのために国家・行政は、学生に「就職してもらう」ために、様々な支援をすべきです。実際に厚生労働省は未内定者への就職支援などに様々な取組みをしています。しかし、現実に地方の学生が数十万円規模の借金をして就職活動に臨んでいるという費用面の現状をもっと直視すべきなのではないでしょうか。

教育にもコストがかかるように、就職にもコストがかかる。であれば、「奨学金」に相当する以下のような融資制度(仮称「就活奨励金」)を、国が用意してもいいと考えています。

就職活動をする新卒学生は、国から「就職活動奨励金」として50万円程度まで低利子で借り入れることができる。
借り入れ金は、就職(=収入が発生)してから10年程度で分割返済。

これはあくまで融資制度であり、国庫からの新たな負担というものではありません。やろうと思いさえすれば、いつでも開始できる施策だと考えます。雇用保険の基金を活用するのがもっとも簡単でしょう。

(2)就活費用の経費扱いによる、国民年金負担の軽減 

サラリーマンは年間38万円を基礎控除額として課税対象外とされています。企業が支払う通勤費も課税対象外であり、個人事業者であれば交通費は経費扱いとなります。

就職活動における交通費は「経費」そのものです。交通費以外にもセミナー受講費、書籍・資料購入費、スーツ購入など、さまざまな「経費」があります。収入のない学生とはいえ、将来の税金を支払うための活動に対しては、課税上の経費控除の措置がされてもいいはずです。

学生にとっての税金は、「国民年金」です。平成3年から、収入に関係なく20歳以降強制加入となった国民年金は、無収入者への税金ともいえるものです。就職活動における費用を一定金額を上限として経費として認め、「国民年金掛金を一部控除する」というアイデアを提案します。

具体的には、

企業の人事が、受験時と場所を記載した「採用試験受験証」を受験時に学生に発行。学生はその場所までの交通機関発行領収書を用意。
就職セミナー受講では、主催者が就職セミナー受講料の領収書を発行。
リクルートスーツも、リクルートスーツ代として領収書を発行。
これらの領収書を添付し社会保険庁に提出することにより、国民年金掛金を一定割合控除する。

というものです。少なくとも、もっとも経費が認められていないサラリーマンの基礎控除額である38万円程度は、経費扱いを認めるべきだと考えます。

もしも国民年金からの控除という考え方が認められないのであれば、就職後の課税所得から控除する「事後精算」という手法も検討されるべきだと思います。

(3)「支社での採用試験」の行政指導。

本HPで就職活動を支援している「広告業界」は、ほとんどが東京に本社があります。関西など支社がある会社も多くありますが、採用では筆記試験から東京で実施する会社が決して少なくないことが分かっています。広告業界だけでなく、東京に本社がある企業は一般的に東京で集中的に採用試験を実施する傾向にあります。

企業にとっては1事業所で採用試験を実施するのが楽でしょう。しかし、就職活動は社会的なイベントでもあり、学生には収入がないという前提で、企業にも学生側の事情を考えてもらう必要があるでしょう。少なくとも関西、中部、九州など、学生が多い地方に支社がある企業は、できるだけ地元での選考試験を実施するべきだと考えます。また、最終の役員面接を本社で実施する場合は、交通費の全額会社負担をすべきです。

良識のある企業は、すでに上記のことを実践しています。しかし学生にとってはできるだけ多くの数の企業を受験しなければならず、今や企業側の学生への配慮は、行政からの要請や指導を伴ったレベルが求められているといえるでしょう。

本コラムは、あくまで著者の私見です。しかし、このボランティアに3年間も関与するにあたり、新卒学生への経済的支援は絶対かつ早急に必要であると確信しています。今後広告労協内でも議論し、学生団体や大学団体などと話し合いながら、実現の方向性を探っていきたいと考えています。

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2005.05.28

無銭飲食。

広告労協Fさん主催「上京者のための辛口面接会」に同席し、2名の関西学生に会ってきました。これから中堅広告会社の選考が本格化していく中で、二人とも新聞社系を受験するということもあり、新聞や新聞広告に関する話で盛り上がりました。

しかし「で、今朝○○新聞読んだ?」と聞いたところ、そのうちの1名の学生が「いや、読んでません」と答え、私達はさっと引きました。そして「何万もかけて東京にきてるのに、100円ぐらいの新聞読んでいないというだけで落とされたら元も子もないだろう」と厳しく指摘しました。

その後学生と食事をした場でふと思いつきました。新聞を読まずにその系列の広告会社を受けることは、金を持たずにレストランで飯を食うのと同じことではないでしょうか。面接官が丹念に面接をしてくれたとしても、少なくともその日の新聞を読んでいないと知らされた面接官は、それまでの時間が無駄だったと思ってしまうはずです。

「新聞読んでません」と言っても新聞系広告会社に受かる人は、「あ、金持ってきませんでした」と言っても無銭飲食を許してもらえる類い稀な才能を持った人物に違いありません。そうでなければ、相手が(すなわち内定後の自分が)深く関わっているメディアには必ず触れておくべきです。これはどんな資質にも、どんなテクニックにも優先する、礼儀とも言える「基本動作」に他なりません。

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2005.05.27

Fさん流。

広告労協にかかわった諸先輩や熱心な06生はすでにお気づきになっているかも知れませんが、06生の代になってワンポイントアドバイス企画が圧倒的に増えています。これは一重に諸先輩のご協力により蓄積された過去のデータがあるからです。もちろん06生のご協力は来年に向けてさらに広告労協の活動を精緻にパワーアップするでしょう。

かつてFさんからのワンポイントアドバイスをもらったことがある学生ならお分かりだと思いますが、彼はすべてのメールを個別に返信しています。しかも広告労協にあるPCは驚くほど古く、莫大なメールへの個別対応には同じく莫大な時間がかかっています。ADSLは開通しているにもかかわらずPCがあのスペックでは、まるで水道管からストローで水を引くようなものです。「もっと効率よくしないと体が持ちませんよ」と何度も指摘しましたが、それでもFさんはFさん流を止めません。

広告労協の限られた予算のこともあるのでしょう。しかし彼は選考情報だけでなく、個別メールでこそ伝わる応援の気持ちを送っているのだと思います。昨年も「『***さま、就職活動お疲れさまです』という一文にいつも励まされていました」という労協生の声が多数ありました。深夜ラジオのDJとリスナーのような関係に似ているといったら言いすぎでしょうか。

しかしそれにしても寝てない日々が多すぎます。昨年までは終電で帰っていたところが、最近はそのまま労協事務所で朝を迎えることもまれではないようです。Fさんの体に万が一のことがあったら、学生への影響が多すぎます。

blogを私信にして恐縮ですが、Fさん、ぜひもう少しご自身の体を気遣ってください。そして早く事務所のPCを新しくしてください。学生のためだと思って。

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2005.05.26

04生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:
特にありません。
■■落選社■■:
1社
■■就職活動で学んだこと■■:
 自己分析、友達との会話、OB訪問、採用面接を通じて、何よりも自分の全てを知ることが出来た気がします。就職活動という機会が無ければ、自分の弱みと素直に向き合うことは出来なかったのでは・・と。それと同時に、OBから頂いた、『自分の経験は誰にも否定できない。だからこそ、自分の経験に自信を持って、余裕を持って、就職活動を頑張ってください。君の魅力は全てそこからくるモノだよ。』という貴重な言葉を信じることで、始めて自分に自信を持つことが出来たと考えています。 また、OBの方々、面接官の方々とお会いし、自分の感性に無いモノ、するどい質問、共感できる部分というものが、就職活動後、自分の成長意欲の糧になっていると思います。こんなに多くの社会人の方々と貴重なお話を出来る機会というものはなかなか無いなあ。と常々感じていました。OBの方々への感謝の気持ちを後輩へのOB訪問という形でも恩返ししていければと考えています。 そして、何より、自分の人生で一番辛い時期を支えてくれた、家族、友達の存在は一生忘れられません。家族、友達が私にとって、最高の宝物です。
■■交通費■■:

■■書籍・資料代■■:

■■セミナー参加費■■:

■■来訪頻度■■:
2日に1回程度
■■知った時期■■:
2002年12月
■■参加イベント■■:
東京・関西フォーラム,模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:
『A社模擬面接』・『広告業界就職フォーラム』 お忙しい中、広告労協関係者の方々が企画・実行して頂いたイベントは、学生にとって全て貴重な時間だと感じています。特に、私が参加させていただいた、上記2つのイベントは、私へのモチベーションの向上だけでなく、就職活動の成功に直結したイベントでした。『A社模擬面接』は、危機感を感じただけでなく、広告業界を目指す仲間の面接を見ることができ、いろいろな刺激を得ることができました。
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,FAQ,リンク集,コラム
■■労協コンテンツの感想■■:
『コラム』全て拝読させていただきました。コラムにより、就職活動だけでなく、人として成長できた気がします。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
 『感謝』に尽きます。 最初は、労協という名への偏見から、イメージがなかなかつかみにくい部分が多々ありました。イベントに参加するたび、投稿するたびに、学生にとってこれほど心強いサイトは無いと確信しております。
■今後の労協ご意見■:
 改善すべき点がなかなか思いつかず、誠に恐縮です。 今後とも、学生にとって、広告業界最強のサイトに君臨していただきたく存じます。

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2005.05.25

特許電子図書館。

角川ホールディングスが登録していた「NPO」「ボランティア」という登録商標が取り消されたというニュースがありました。このような言葉が(一時期でも)登録商標として押さえられていたということに驚いた人も多いのではないでしょうか。

広告業界のようなサービス業ではあまり関係ありませんが、世に自社商品を売り出すすべての業界では商標取得は極めて重要です。人の名前と違って、原則として同じ類に同じ商標を登録することはできないわけですので、とにかくいい名前は先に権利を抑えておくことが重要です。特にビールやコーヒーなどはネーミングが味を決めることもあります。

ある言葉を含む商標がどのように取られているかを検索するには、特許電子図書館初心者向け検索が便利です。「搾り」「ドライ」といった有名ブランドは関連する(というか何でもかんでも)組み合わせが登録されています。また「ビール」や「ダイエット」といった言葉を含む登録商標は、見るだけでも面白いものです。

ネーミングは広告代理店でもよくやる作業ですが、このサイトであっさり見つかったりするとがっかりしますね。逆にこの商標一覧を見ることで新たなインスピレーションが生まれるかもしれません。

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2005.05.24

04生:関東 男性 調査会社

■■進路以外での内定社■■:
ありません。
■■落選社■■:
13社
■■就職活動で学んだこと■■:
就職活動を通じて、自分自身とても成長したと思っています。 直接、選考に関してでも、どう物事を分かりやすく、説得力を持って伝えるか、自分なりに追求しましたし、それを積み重ねていく事で、明らかにコミュニケーションの能力は身についたのではないかと感じています。 自分の情報収集のアンテナが広がったと感じています。わからない事があったらすぐに調べたり、本屋によく行くようになったり、新聞を見たりということが習慣になりました。いつ役に立つかわからない情報でも、話のネタになるようなことは記憶するようにしています。 自分自身の事を今まで以上によく考えるようになりました。自分の興味は何か、どういう性格なのか。自己分析ですが、自分の弱みや、短所を知ることにもなり、目標を立てて、改善していくきっかけになったのではないかと思っています。もともと行動するのには時間がかかるほうだったのですが、すぐに実行に移すようになったと思います。なにより、人と話すという事が楽しくて、もっとはなしたい、自分の事を知ってもらいたいという気持ちを持つようになりました。
■■交通費■■:
5
■■書籍・資料代■■:
5
■■セミナー参加費■■:

■■来訪頻度■■:
ほぼ毎日
■■知った時期■■:
2003年01月
■■参加イベント■■:
東京・関西フォーラム,ワンポイントアドバイス,OB/OG訪問会
■■労協イベントの感想■■:
私は、A社のOB/OG訪問会で、具体的に仕事の内容を理解する事ができました。自分のやりたい事ができるという事が分かり、それをうまく面接で熱意を伝える事ができた結果だと思っています。また、個人的にですがメールで、最終面接のアドバイスを頂きました。 OB/OG訪問会がなければ、私が内定を取れたかどうかわかりません。まさに、私の人生があのOB/OG訪問会への参加で変わったかと思うと、言葉が見つかりません。本当にありがとうございました。A社の場合は、HPや送付の資料のみで理解するしかなく、面接において、実際の社員と会って仕事を理解している人と、そうでない人の違いははっきり分かると感じました。 ぜひOB/OG訪問会は、これからの受験生のためにも続けて頂ければと思っています。
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,自治会掲示板,カフェテリア,リンク集,コラム,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:
一番利用させていただいたのは、カフェテリアです。自分と同じ境遇で、がんばっている人がいるという事や、それを応援してくださる方がいるという事を実感でき、とても励まされ、元気をもらいました。それに、実際にカフェテリアンのみんなとは何回か会って話をすることもあり、新たな友人もできました。 リアルにみんなの状況がわかりますし、進行状況等の情報も手に入るので、利用しない手はないと思っていました。労協最大のコンテンツではないでしょうか。 もちろん、就職課掲示板も信頼できる情報が入手でき重宝させていただきました。このサイトを発見したときは、ここは信頼できそうだということでした。確かに、労協の支援がなければ、みんしゅうや2チャンネルといったところでうそかほんとかわからない情報に踊らされなくてはならなかったと思います。特に、就職活動するまで電通、博報堂の名前すら知らなかった自分にとって、信頼できる情報を入手する事と、実際に働いている方の話を聞くという事が一番の問題でした。 最近は、コラムを読んで、就職活動に対する会社の考え方を変えていくことも必要だという事も実感しました。血液検査の件や選考過程など、学生側にはいまいち不透明なことがあるのも事実です。色々と考えさせられる場でもあります。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
労働組合というと、賃金交渉や春闘ぐらいの印象しか持っておらず、古臭くて、泥臭いイメージでした。その労働組合が学生と接点を持つなんて、考えられないというか、いまいち変な感じがしていました。 こういった労働組合の働きかけで、学生側は信頼できる情報が手に入れる事ができ、会社側は本当に志望する学生を獲得できる。この仕組みは学生のためにもなるし、会社のためにもなるものだと感じました。その間に中立な立場を保てる労働組合が入るというのは、とても画期的だし、素晴らしい事だと思います。 労働組合のイメージは今では、まさに人のためにある組合であると実感しています。こうした活動が長期的に会社を支えてゆくのだと思います。今ではまだ広告業界だけのものだと思いますが、もっと多くの業種や業界に広まっていくといいなと思います。
■今後の労協ご意見■:
スケジュール共有はとても有意義なものだと思います。ぜひ来年はパワーアップさせてください。

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2005.05.23

情報が対価。

広告労協での就職支援を始めて以来毎年恒例になっている某PR会社へのOB/OG訪問会ですが、私自身PR作業の経験がないため、PRのプロの方にお話を聞けるのが毎回楽しみになっています。

立場上、私としては広告とPRの違いがもっとも興味あることになります。先日伺ったOB/OG訪問会で、私の方から

「広告ですと広告枠とお金の取引によってビジネスが成立しますが、PRでは記者の方に対価を払う訳でもなく、どのようにして仕事を回していくのでしょうか。」

とお聞きしたところ、ある社員の方が

「私は『情報が対価』だと思っています。いい情報や使える情報を提供することは、それ自体が記者の方にも役に立つことです。」

と答えてくれました。

普段からメディア取引の仕事をしていると、往々にして価格勝負といった企画やコミュニケーション力とは関係ないことに心を取られます。他の代理店より安くなければ勝てないかもと絶望的になることすらあります。しかしこの「情報が対価」というPRマンの言葉は、そもそも情報自体が人間にとって意義あるものであるという原点に私を戻してくれました。

金銭と取引される商材は、いかにそれがいいものであろうと、その買い手にとっては最終的に「いかに安く買えるか」という判断がつきまといます。しかし情報はそれ自体が価値を持ち、それ自身が流通します。特に生活者は他人に情報を伝える時に対価を求めません。むしろ「ねぇ聞いて聞いて」と言ってまで伝えるように、「情報」に加え「自ら伝える」こと自体に価値を見いだします。

情報の価値は「いかに興味深いか」または「いかに役に立つか」であり、価値があれば情報は自由に流通し、なければ流通しません。価値ある情報をたくさん持ち発信できる人や組織には、さらによい情報も集まります。そのような「場」を形成することで「結果として」金銭的価値が生まれてくるのでしょう。

すべてが金銭対価を必要とする広告ビジネスに比べ、PRはビジネスとしての枠組みにあいまいさな部分はありますが、それ以上に情報を核に自在にリレーションを構築していくPRマンの仕事ぶりには別格の自由さと充実さを感じます。それは決して広告マンにはできないことというわけではありません。今年も情報とコミュニケーションを生業とすることの意義を確認できたOB/OG訪問会でした。

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2005.05.22

06生:関東 女性 ベンチャー

■■進路以外での内定社■■:5社

■■落選社■■:広告3社

■■就職活動で学んだこと■■:自己分析をすることで自分自身が何を求めて生きてきて、自分の核が何なのかを知ることができた。また、自分の売り込み方を学ぶことができた。
面接の数をこなす事で相手の意図に正しく答えるコミュニケーション能力が身についた。また、どんなに厳しい事を言われてもその場で上手く切り返す根性とテクニックも身についた。
気持ちが落ち込んだときは必ず両親に電話していた。毎日仕事が終わって疲れているにも関わらず、私の愚痴を黙って聞いてくれている時に親の大切さと愛情を感じた。また、決まった会社を親に認めてもらうための努力を通して自分も内定会社のことを客観的に見ることができた。
■■交通費■■:      5
■■書籍・資料代■■:      2
■■セミナー参加費■■:      1
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2003年09月以前
■■知ったきっかけ■■:広告業界に就職した大学の先輩に『このサイトは役立つから絶対に見たほうがいい』とすすめられたから。

■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:去年の11月の模擬面接に行っていなかったら今の自分はないと思う。早い段階で面接の経験ができたことで、他の就活生よりも自分自身や会社について考える時間があった。また、まだOB訪問もあまりしていない時期に現役の広告業界関係者と出会え、実際の仕事の話を聞く事ができたので、志望動機がより明確になった。毎日更新blogは広告業界だけではなく、幅広い業界に対応できる内容で、時事問題にも敏感に感じ取る事ができ、試験に役立った。広告業界を目指す人だけでなく、全ての就活生に読んでもらいたい。
広告労協が自分の近くにいてくれると思うだけで就職活動中とても心強かった。

■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,blogコラム,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:「あなたの好きな広告を三つあげてください」というコラムがとても印象に残っている。それまでコラムは受け身なものであったが、自ら参加していくコラムが新鮮で面白かった。その後の個人的に送られた丁寧なフィードバックも非常に勉強になった。また、そのコラムに参加した学生がどのような広告に興味をもっているかもコラムに載り、自分と比べる事ができたのが大変役に立った。

■■労働組合に対するイメージ■■:初めは情報や知識を学生に一方的に発信する組織だと思っていたが、関わったらきちんと最後まで世話をしてくれることから、学生と組織が互いに発信・受信して成り立っている組織なんだというイメージに変わった。

■今後の労協ご意見■:広告業界に興味を持っている学生だけでなく、就職活動を始めた時期に広告業界に興味を持っていない学生にもぜひこのサイトをみてもらいたい。そうすれば、就職活動における視野も企業を選ぶ時の視野も広がると思う。なので、インターネットで検索した時に「就職活動」でヒットするようにすればさらによくなると思う。

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2005.05.21

「好きな広告を3つ」を、もう一度。

昨年11月に実施した早期の模擬面接会に参加していた女子学生から、進路決定報告をいただきました。残念ながら広告業界はない業界へ進むこととなりましたが、私は模擬面接ではいろんな会社が欲しい人材に違いないと評価しており、事実ベンチャー系を含む名だたる企業に内定し、その中でも際だったベンチャーに就職を決めていました。

その彼女からの報告で、「『好きな広告を3つ』というコラムが印象に残りました」と書いてありました。シリーズになっているこのコラムも昨年の11月に発表したものであり、実際その模擬面接会でもコメントしたことでした。この内容はちょっとした考え方の転換が大きな成長を促すものとして模擬面接会など直接会った時だけに話をする、言わば「秘伝の」アドバイスでしたが、熱心なblog読者の方のためにもと長文シリーズを就活が本格化する前に発表しました。

上位3社の採用がほぼ終わり、また次の波が来ています。このシリーズもすでに半年前のものになり、まだこのコラムを読んでいない人がいるかもしれませんが、次にくる会社群への就職活動に極めて実践的に役立つと確信しています。以下にリンクを張っておきますので、まだ頑張っている学生はあらためて熟読してください。

「あなたが興味ある広告を3つ挙げ、その理由を説明してください。」

「興味ある広告3つ」、メールで答えを送ってください。

「あなたが興味ある広告を3つ挙げてください。」(考察編 その1)

「あなたが興味ある広告を3つ挙げてください。」(考察編 その2)

「あなたが興味ある広告を3つ挙げてください。」(考察編 その3)

「興味ある広告3つ」参加学生の答えから。

「興味ある広告3つ」学生へのコメント集。

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2005.05.20

04生:関東 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:
広告業界外1社
■■落選社■■:
5社
■■就職活動で学んだこと■■:
やはり学生では知らないことが多すぎる事をまず実感しました。また、インターンや説明会で出来た友人とは今でも親交があり、他大生の考えを吸収するいい機会になりました。また、OB訪問をすることによって社会人と話す事がいかに実り多いことかを知り、より具体的なイメージがわくようになりました。
■■交通費■■:

■■書籍・資料代■■:
2,1
■■来訪頻度■■:
3日に1回程度
■■知った時期■■:
2002年11月
■■参加イベント■■:
東京・関西フォーラム,模擬面接会,ワンポイントアドバイス
■■労協イベントの感想■■:
特にフォーラムでの現役社員の方の職種別の御話は、今までこの手のセミナーがなかっただけに初めて広告マンの実態を感じることが出来ました。 ADKでのワンポイントアドバイスでは、昨年と一部変わったものの2次面接での「お題を考える」については心の準備が出来ましたし、瞬発力というキーワードも役に立ちました。
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,FAQ,リンク集
■■労協コンテンツの感想■■:
FAQや就職課掲示板など、とにかく学生の質問に対して丁寧に答えている事が印象に残りました。そして広告会社に入るための情報だけでなく、社会人としてのありかた等様々なコラムがあったことも、ただの就活サイトとは一線を画すものになっていたと思います。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
他の業界は分かりませんが、以前は社員の待遇を巡って一致団結抗議するというイメージだったのですが、そのベクトルが学生のほうにも向くほど内容が幅広いものだと感じました。広告の業界をもっとよく知ってもらいたいという考えで、単独の企業でなく広告業界として活動されているところが以外であり、素晴らしいと思いました。
■今後の労協ご意見■:
今後のために、過去の面接の体験談などをもっと公開してもよいのではないでしょうか。あと面接会に参加した時感じたのですが、少し小手先的な指導が多かったような気がします。これを言ってはマイナスだとか、最後の一言はこんなことをいったほうがよい等、直前対策会なので当然かもしれないですが、聞いた学生が金太郎飴のようにマネをしてしまうような気がします。これに関連して、学生が労協に頼りきっている場面も見られ、自分で考える前に妄信的に聞いてしまう、といったことが面接会や掲示板でもありました。自分の意見をもち、行動できるような学生が増えればと感じました。具体的に改善すべき点が挙げられなくてすみません。

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2005.05.19

話題の選び方。

学生の方の面接報告で

エントリーシートに好きなものとして(マンガ・アニメの)「ワンピース」を挙げていたところ、面接官に「『ワンピース』は私は実際よく分かりません。相手が分からないかも知れないものをあなたはなぜ書いたのですか」と聞かれました。

というものがありました。模擬面接ではこのような指摘をすることがよくありますが、実際に面接官が指摘した事例は初めて聞きました。まさに氷山の一角と言えるでしょう。

例えばこれがCMのタレントやキャラクターの提案だったらどうでしょうか。「ワンピース」を知らないクライアントにそのよさを理解してもらうには、その存在自体や人気の程度をていねいにプレゼンする必要があります。大きなキャンペーンのメインキャラクターを決めるプレゼンなら十分準備もできるし、プレゼン本番でもじっくり説明できます。しかし、面接で本筋と関係ないところで相手がひっかかったりするのは時間が無駄であるだけでなく面接のいい流れを止めてしまうことにもなりかねません。また上記面接官のように話題の選び方自体を指摘されることもあるでしょう。

また私の仕事であるインターネット広告ではPV、CT、CPC、CPA、UUなど極めて多くの専門用語が飛び交います。また販売方法自体もページビュー保証型、期間保証型、クリック課金型、成果報酬型などがあります。これらの専門用語に慣れ過ぎると、重要なプレゼンテーションの場で相手が知らないまま使ってしまったり、請求する場になってトラブルを引き起こしたりします。

難しいのはプレゼンする相手の知識レベルが様々な場合です。その場合は、そのプレゼンに出席する相手のキーマンが誰かを事前に調べ、その人のレベルに合わせるのが通常でしょう。レベルに合わせるといっても、すべて冗長に説明するということではなく、最初にその用語を使う時にきちんと説明したり用語集を添付したりなど、「相手への配慮」が感じられることが重要です。

このように、話題の選び方や説明の仕方の問題は単なる世代間のギャップが起こしたことと考えるべきではなく、仕事の現場でこそ気をつけなければいけないことだといえます。

面接で自分の興味のあることを話すのであれば、「一言の」補足説明で「あ、あれね」と分かるような説明ができるようなものでなければいけません。広告業界での面接では、タレントならCM、アーティストであればCMソングで例えるのが一番分かってもらえる確率が高いでしょう。逆に言えば広告業界で働く人にもきちんと知られている話題を挙げることがよいと思われます。

私にとって「ワンピース」とはその直前の「こち亀」同様、「ADKが絡んでいるアニメ」というイメージがあります。最近で言えば東急エージェンシーが取り組んでいる「快傑ゾロリ」が我が家の主役です。これらは著作権表示やスタッフロールを注意深く見ていればわかります。CM同様、アニメや映画でどこの広告会社が絡んでいるかは、当該会社を受ける際の必須知識かも知れません。

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2005.05.18

04生:関西 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告代理店1社、他1社
■■落選社■■広告業界ではゼロ
■■就職活動で学んだこと■■:
一生ものの友人が全国にできたことは大変大きい。また自分に足りないものに気づくとともに、自分とは冷静に見てどういう人間で、何が長所で何が短所なのか、そういったことを考え直すきっかけになった。
■■交通費■■:

■■書籍・資料代■■:

■■セミナー参加費■■:

■■来訪頻度■■:
3日に1回程度
■■知った時期■■:
2002年12月
■■参加イベント■■:
東京・関西フォーラム,東京・関西就職塾
■■労協イベントの感想■■:
関西でのフォーラムとその前日の就職塾はたいへん参考になった。厳しいことを言われてはじめて気づくこともあり、その後の就職活動で大変ためになることばかりだった。またこの2日間のイベントを機に就職先としての広告業界を今まで以上に本気で考えることとなった。
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,コラム,携帯版HP
■■労協コンテンツの感想■■:
コラムと掲示板は毎回必ずチェックした。毎回興味を持って読ませていただいたが、特に「OB訪問・OG訪問よりも、大切なこと」という回のコラムが特に印象に残っている。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
正直言って、今まで労働組合というものに関して一度も考えたことがなく、イメージがどう変わったか、というのに答えるのは大変難しいのだが、今回の就職活動で労働組合の重要性を体験するとももに学生の一人として本当に感謝している。
■今後の労協ご意見■:
この広告労協のサイトは内容に関して特に改善すべき点などは見当たらない。むしろするべきことはこの有意義で価値のあるサイトを、本気で広告業界を就職先に考えている後輩達にどうやって広めていくかを考えていくことだと思う。実際、私もこのサイト、労協の存在を知らず、友人に聞いてはじめて訪れることができたのだった。もっとこのサイトを「広告」してもいいと思う。

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2005.05.17

年収で社長を越えるサラリーマン。

5月16日、「長者番付1位はサラリーマン」という記事が大々的に報じられました。

成功報酬は運用成果の2割 投資顧問、不振なら解雇も

 タワー投資顧問の清原達郎運用部長が、サラリーマンとして初めて高額納税者のトップに躍り出た。高度な金融技術を駆使して「ハイリスク・ハイリターン」を狙うヘッジファンド系の運用会社には「成功報酬として、年間の運用成果の2割程度を支払う」(外資系証券)のが一般的という。
 ただ、成績が上がらなければ解雇もありうる厳しい身分で、一般的な日本企業で働くサラリーマンにとっては、まだまだ“別世界”と考えた方がよさそうだ。
 ヘッジファンド系運用会社は会社の規模や組織形態にもよるが、個人がたたき出したもうけが、かなり直接的に給与に反映する仕組みになっている。大ざっぱにそろばんをはじくと清原部長は顧客に対して、500億円を大幅に上回る運用成果をもたらしたことになる。

このニュースは広告業界で働くものとして「現場が利益を稼いでいる会社」の人事制度における大きな示唆を感じます。

メーカーなど、多大な設備投資を伴う事業は、ヒト、モノ、カネの3資産の運用について経営トップしか判断できないことがあります。メーカーや銀行では仕事の規模に合わせて決裁権があり、上に行かなければ大きな仕事はできないという構造があります。しかし、ファンドマネージャも広告の仕事も、現場の判断が利益を生み出す業態です。私たちの仕事で上司の決済がなければその提案ができないということはかつて聞いたことがありません。今回のニュースは(この会社の社長がよっぽどうまい節税対策をしていない限り)、自分よりも高い報酬を出すことを決断したという点で歴史的な認識を社会にもたらした功績は大きいのではないでしょうか。

社員を成果主義で処遇するためには、その前にその会社のクライアントに対する成果の評価があるはずです。しかし現在の成果主義は往々にして縮小均衡にある利益をどう理屈をつけて配分するかに腐心しているような気がしてなりません。今も利益の取り合いが労使交渉だという「旧来の価値感」が存在するのも事実です。

今回の象徴的な処遇を目の当たりにすると、一律的な交渉以外にこのようなバッファを持っていることが会社にも組合組織にとっても一定のメリットになるのではというヒントになると思います。。市場環境が上向いてきた今だからこそ、ゼロサム・縮小均衡を打破できる知恵が労使で絞り出せるのではないでしょうか。

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2005.05.16

04生:関東 女性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:
広告業界1社、他2社
■■落選社■■:
3社
■■就職活動で学んだこと■■:
人脈は確実に広がりました。志望業界に関わらず、真剣に自分の将来について悩み、考えている人たちとの出会いは私を大きく成長させてくれたと思います。きっかけは就職活動ですが、これ以降も途絶えることのない強固な友人関係や人脈が構築できたと思います。量、質どちらにおいても申し分のない人脈です。また、自分がやりたいこと、やりたくないこと、できること、できないことを認識する良いきっかけにもなりました。良い点だけでなく悪い点をも直視する態度が実につけられたことで、これから私が携わってゆく仕事に関しても、常に危機感を覚え、向上心をもち続けられるのではないかと考えています。
■■交通費■■:
5
■■書籍・資料代■■:
1
■■セミナー参加費■■:
1
■■来訪頻度■■:
2日に1回程度
■■知った時期■■:
2002年10月
■■参加イベント■■:
東京・関西フォーラム,東京・関西就職塾,模擬面接会
■■労協イベントの感想■■:
東京就職塾は非常に貴重な経験だったと思います。広告やブランドに対する認識の仕方を学ぶことは大きな収穫でした。就職塾を通じて知り合った03のOB、OGの方々にも非常にお世話になりました。ありがとうございました。
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,自治会掲示板,コラム
■■労協コンテンツの感想■■:
どのコラムも非常に興味深いものでした。あとは 就職課掲示板も広告代理店各社の業務内容等を把握することができ、大変ためになりました。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
労働組合と言うとどのような業務をやっているのか分からないミステリアスなイメージが大きかった気がします。少なくとも、広告労協の様に信念をもって活動している方々が存在することを知り、イメージは少なからず良い方に傾いたと思います。

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2005.05.15

「フォーラム」という言葉に込められたもの。

blogなどでも「広告労協の就職セミナーで…」といったコメントをよく見ることがあります。コメントをいただくのはうれしい限りですが、ちょっと待ってください。「就職セミナー」ではなく「就職フォーラム」なのです。

フォーラム」とは

フォーラム 【forum】
1 古代ローマ市にあった集会用の広場。2 集会所。3 パソコン通信のネットワーク内に設定された、共通の興味をもつ者が集まる所。4 「フォーラムディスカッション」の略。

フォーラム‐ディスカッション 【forum discussion】
集団討議の形式の一。示された話題について出席者全員が討議に参加するもの。もと、古代ローマで行われた討議方式。

という意味であり、「セミナー(ゼミナール)」は

1 大学の教育方法の一。教授などの指導のもとに、少人数の学生が特定のテーマについて研究し、報告・討論するもの。演習。ゼミ。セミナー。

2 1 の方法・形態をとる講習会。

となっています。一言で言えばフォーラムは「公開討論会」、セミナーは「集中講義」という意味です。

あえて「フォーラム」という言葉を選んでいるのにはちゃんと理由があります。そこには、パネルディスカッションや掲示板などを通じて「多くの業界の人と学生が継続的にコミュニケーションする場を提供する」という気持ちが込められています。セミナーという言葉の、だれか特定の人が少人数の学生に1回きり集中的に教えるというニュアンスとまるで違います。

就職フォーラム」の検索結果と、「就職セミナー」の検索結果を比較すれば分かるとおり、この手のイベントに「フォーラム」と付けた例は少ないようです。「就職フォーラム」の検索結果をよく見たら広告労協関係が上位に多数入っています。

「広告業界就職フォーラム」は広告労協F氏が「発明した」労働団体の新卒就活支援であり、命名したのもF氏です。私がF氏に「絶妙なネーミングですね」と言ったことがありました。その時F氏はこう答えています。

「いやー、どんな業界でも使えそうな名前にしたんですよー。」

さすがF氏。新聞業界、出版・印刷業界、PR業界、いずれも言葉の座りもよく、そして実現しました。「フォーラム」という、労働組合や現場社員の方々が気軽に参加しやすいネーミングだったことも成功要因のひとつだったでしょう。

「フォーラム」という言葉に込められた気持ち、それはあなたのご両親があなたにつけた名前のように、意味があるものなのです。

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2005.05.14

05生:海外 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:広告1、広告外3社
■■就職活動で学んだこと■■:仲間の偉大さ。 一人で活動を行なうよりも、仲間がいれば、乗り越えられるということ。
■■交通費■■:60
■■書籍・資料代■■:10
■■セミナー参加費■■:0
■■来訪頻度■■:1週間に1回程度
■■労協イベントの感想■■:
■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,自治会掲示板,カフェテリア,スケジュール共有
■■労協コンテンツの感想■■:
■■労働組合に対するイメージ■■:
■今後の労協ご意見■:海外にいるため、直接OB訪問等のイベントには参加できなかったが、チャットで先輩方と話せたことがよかった。 海外学生が日本帰国する時期(12月と6,7月に日本でリクルート、ディスコ社が主催するキャリアフォーラムの時期)に何かイベントを行なってもらえるとありがたい。もしそのような活動を行なえるのであれば、私でよければお手伝いさせていただきたいです。

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2005.05.13

新規開拓は、内定より難しい。

広告業界への就職活動で、志望職種は?と聞かれると「営業です」と答える学生は極めて多くいます。特に「営業で新規開拓をしていきたいと思います」のように、営業と新規開拓はセットのように言われます。

確かに広告代理店では営業がもっとも重要な役割を担います。一番やりがいのある職種かもしれません。しかし就活生の多くが「新規開拓営業を志望」というのに少し違和感を覚えます。

採用試験というのは採用する(=お金を払う)側が自らあなたと会い、聞く耳をもって話を聞き、その結果採用の判断をするものです。あらかじめ採用側から質問や課題を与え、その答え方や対応のし方によってあなたにお金を払う価値があるかを評価します。

一方新規開拓営業では、無数の自発的なアタックを重ね失敗を繰り返しながらやっとの思いで相手にアポどりします。相手はあなたのことも会社のこともよく知らない中で、あなたのプレゼンテーションを話半分に聞きます。アポどりだけでは売上にはならず、さらに多くの失敗をしながらはじめてあなたの言葉に耳を傾けてくれる「人」と出会い、最終的にはあなた個人を信用する「人」を見つけ出すことではじめて「会社」との取引がはじまり、あなたにお金が支払われます。

2つを比べると、採用試験は最初からあなたの耳を傾けるところから始まるという点で、新規開拓の何段階ものステップが省略されています。新規開拓は内定よりはるかに困難なことなのです。

新規開拓は通常一人で動き、一人で仕事を取ってくる、極めて孤独な作業です。しかも広告代理店は車ディーラーや証券会社のように決まった商材がありません。新規開拓営業には幅広い情報収集力・不屈の精神・高度なコミュニケーションと折衝力、そして厳しい自己管理能力が求められるのです。たとえそれが新入社員だろうと。

クリエーティブと新規開拓営業は広告会社にとって生命線と言えます。このため両者の選考基準は通常よりはるかに高いところに設定されます。陸上競技でいえば、背面飛びから棒高跳びに種目が変わるようなものでしょう。

あなたが面接で上述の能力をいきいきと証明し、新規開拓営業という棒高跳びのバーを飛び越えることができたなら、その下にある内定という背面飛びの高さも同時に通過したとみなされるでしょう。しかし高飛び棒すら持たず競技場にやってきたとしたら、あなたは棒高跳びのバーのはるか真下で背面飛びをしているに過ぎません。

「元気が良く前向きな印象になるから新規開拓志望といっておこう」ぐらいの気持ちでは面接官に見透かされます。広告業界の営業とはどのような職種か、新規開拓とはどのように大変なのか、あらかじめ多くのOB/OGの話を聞いておくことが重要だと思います。内定テクニック本よりむしろ営業ノウハウ本を参考にするのもおもしろいかもしれません。

(2004年10月23日に発表したものの再掲載)

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2005.05.12

04生:関西 男性 広告代理店

■■進路以外での内定社■■:
なし
■■落選社■■:
代理店1社
■■就職活動で学んだこと■■:
OB訪問、説明会、広告労協の方々など社会で働く方々とお話することができ、世の中の仕組みや様々な業界の仕事を学べた。OB訪問では特に、社会にでてお金を稼ぐことと学生感覚の違いを強く感じ、来年から社会人として働く心構えができた。また、就職活動中に出会えた仲間からもいい刺激をもらえた。的確な質問力、幅広い知識、行動力や高い向上心など、社会に出ても必要なスキルをたくさん学べたと思っている。(特に感じたのは読書量。就職活動が終わってからは、月一万円を本に使うようにしている)彼らとは就職活動を超えた仲間として、今後も付き合っていきたい
■■交通費■■:

■■書籍・資料代■■:

■■セミナー参加費■■:

■■来訪頻度■■:
4日に1回程度
■■知った時期■■:
2003年02月
■■参加イベント■■:
東京・関西フォーラム,模擬面接会
■■労協イベントの感想■■:
関西での模擬面接では業界人さんにほめて頂き、かなりの自信につながった。また、意識の高い学生とも出会うことができ大変大きな収穫があった。(あの時知り合った仲間とは、今でも交流があります)また、模擬面接の時に頂いたプリント(学生の質問に労協の方が答えているプリントです)は、他の就職本にはのっていない内容で、何度も何度も読み返した。関西フォーラムでは、最後の業界人さんの力強い公演でかなりの気合いが入り、その後の積極的な就職活動につながった
■■利用コンテンツ■■:
就職課掲示板,自治会掲示板
■■労協コンテンツの感想■■:
面接直前の情報や労協の方が学生に感じた感想などは、自分にもあてはまることが多く参考にしていました。また学生の一人として、自分を差別化していくことの重要性も強く感じました。
■■■■労働組合に対するイメージ■■:
労働組合とは、会社の中で社員のために存在するというイメージでしたが、今回のイベントやHPを見て、もっとオープンなものであると感じました。

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2005.05.11

「不適切」。

JR西日本の脱線事故で様々なメディアが事故後のJR社員の懇親会・宴会・ゴルフなどを報じています。これらについてJR西日本側もメディアも共通に使っているのは「不適切」という言葉です。違法とは言えないが、不適切な行為だというものです。

「適切」と言う言葉は各辞書では「当てはまる、ふさわしい、ぴったりする」という意味で解説されています。しかし「不適切」という言葉はYahoo!の大字泉、大字林gooの三省堂国語辞典でも出てきません。

これを考察すると、そもそも「適切」と言う言葉自体があいまいな表現なのだと思われます。極論ですが「だいたいよい」ことを一語で表す言葉があるとして、その反対言葉の意味は、まったくよくないのか、はっきりよいのか、はたまたその間でだいたいよい(苦笑)のか、さっぱり分かりません。

「不適切な」という言葉が一躍有名になったのは、前米大統領ビル・クリントン氏が不倫・偽証問題の弾劾に答えた以下の文です。

I did have a relationship with Ms. Lewinsky that was not appropriate. In fact, it was wrong.
(私はルウィンスキーさんと適切でない関係を持ちました。実際それは間違ったことでした。)

この発表があった後、appropriateの反対語としてinappropriate relationship(不適切な関係)という言葉が流行しました。クリントン人気も背景に、「うまいこといって終わらせたな」というのが当時の世界的な印象だったのではないでしょうか(ちなみに英和辞書を引いてみると国語辞書同様「inappropriate」を「不適切」と訳しているところはないようです)。

社会人歴が長くなった私も、この「適切」「不適切」という言葉のあいまいさと便利さが分かるようになってしまいました。これらはやってる素振りや最終責任の回避に使う、典型的な「オトナ語」なのかもしれません。

しかし話を脱線事故に戻すと、追及しているマスコミまで「不適切」という言葉を使っていることには違和感を感じざるを得ません。このような取り返しのきかない大惨事になってしまった以上、何が違法で何が不適切かといった「オトナ語」の峻別は、JR西日本の経営者にとっても現場社員にとっても、マスコミにとっても無意味なことです。JR西日本の本当の再生のためにも、あいまいでない、徹底的な追及と検証が必要だと思っています。

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2005.05.10

05生:関西 男性 広告制作会社

■■進路以外での内定社■■: なし。

■■落選社■■:広告4社

■■進路を決めた理由■■:CMプロデューサー職に内定することができ、クリエイティブな仕事ができるという喜び、期待から決定しました。

■■就職活動で学んだこと■■: 私個人的に一番大きかったと思ったのは、「話を聞くそして話す」という基本的な事でした。 人にわかりやすく、興味をもってもらうように話すということの難しさを知り、考え、空気を読み、そして相手もしくは他人の意見に対してどんどん乗っかっていく姿勢を学ぶことができたと思います。

■■交通費■■:5
■■書籍・資料代■■:8
■■セミナー参加費■■:1
■■来訪頻度■■:ほぼ毎日
■■知った時期■■:2004年01月
■■参加イベント■■:東京・関西フォーラム,模擬面接会
■■労協イベントの感想■■: まず、現役の社員の方の話を聞ける機会を与えていただいた事に感謝しています。
広告業界で働く人の背景、実状、雰囲気、用語、考え方、心構えなど学ばせていただいた事がたくさんありました。
 コミュニケーションで生計を立てている方達の話はやはりおもしろく、わかりやすいものでした。
 
■■利用コンテンツ■■:就職課掲示板,コラム
■■労協コンテンツの感想■■:過去の先輩方の情報を頂いて大変参考になりました。
コラムは、広告業界に関わる事物や事象を毎日知ることができ、広告業界に入りたいという意欲が掻き立てられました。

■■労働組合に対するイメージ■■:広告の事を真剣に考え、広告のために自らの時間を裂いてくださり、真にプロ意識のある人たちの集まりだと思います。
■今後の労協ご意見■:これは無理かもしれませんが、早い時期に会社見学のようなもの
ができたら意欲がさらに湧くのかもしれません。

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2005.05.09

06生向け、グループディスカッションテーマ。

最近の採用の傾向として、多くの会社が選考段階のどこかで集団で話をする機会を設けるようになってきています。以下はここまで06生から報告があった各社のテーマです。

(A社)
このメンバーで24時間過ごすとしたら何をするか。
日本が世界に誇るものと、その理由。
大学生のためのTV番組を企画してください。
大学生になくてはならない3つのもの。
このグループの特徴をあらわすグループ名を考え理由を述べよ。
日本人は英語が不得意である。その理由についてプレゼンしてください。

(B社)
これからの社会を考えた小学校の新しい成績表のあり方。
婚姻届を現代に合ったものに変えてください。
これからの時代におけるフリーペーパーを提案してください。
(以下はディベート形式)
小学生が携帯電話を持つことの是非。
国会議員のバラエティー番組の出演の是非。
国民陪審員制度の是非について。

(C社)
万博に企業が出展することで挙げられる効果について。
ここ数年での代表的な広告を一つ挙げ、その理由を述べなさい。
ブログや掲示板など、個人による情報発信をどう思うか。
今後最も重要になると考えられる広告メディアは。

A社は選考の早い段階、B社とC社は最後の段階で実施しています。このことを前提にテーマを見てみると、A社の場合は誰でも参加できるテーマでチーム作業の基本姿勢を問うていると思われます。またB社・C社では広告やビジネスに関する実践的なテーマを採り上げ、レベルの高いグループの中でどのような役割を果せているか、高い能力を発揮できているかを見ていると推定できます。

このように、選考のどの段階でグループディスカッションを実施するかは、取り組み方に違いを出していく必要があります。

過去グループディスカッションに関してのコラムを何本か書いていますが、今年に入ってからは再掲載も含めてあまり出していませんでした。しかしまだまだこれからエントリーできる会社は数多くあります。まずは、「ブレーンストーミングとグループディスカッション。」「グループディスカッションの道しるべ。」を基本に、今一度グループディスカッションの過去コラムをおさらいしてみてください。

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