« 女子学生の規定演技。 | トップページ | イベントの最大の敵。 »

2005.02.05

イベントという「メディア」。

広告業界が携わる基本分野の一つに「イベント」が挙げられます。

イベントを大別するとB to C(Business to Consumer)型とB to B(Business to Business)型に分けられます。B to C型のイベントには、街頭サンプリング、駅イベント、街頭イベントといった人が多く集まる場所を転用するものや、ホールやホテルなどを借り積極的に動員するものがあります。B to B型の代表は幕張やビッグサイトなどで開催される専門分野のビジネスショーが挙げられます。

イベントの最大の特徴は「非日常性」です。日常では見られない仕掛けや体験の場を提供することで参加者を「巻き込み」ます。また非日常的で一時的な事象だからこそ口コミが広がっていきやすくなります。さらには極めておもしろい非日常性を作り上げることができればマスメディアに取り上げられ、口コミは加速度をもっていきます(この意味で消費者金融や英会話学校のティッシュ配りのように日常的に実施しているものはイベントとは言いづらいでしょう)。

このようにイベントは「箱(場所)」と「仕掛け」を組み合わせた「自立的なメディア」だと言えます。

しかしイベントもある程度認知を拡大していかないと、巻き込む人数の規模が拡大していきません。このため自社でメディアを持つ会社のイベントは動員上とても有利です。逆に言えば自社メディアがあるがゆえに、イベント事業展開に積極的に打って出ることができます。

テレビ局が主催するイベントは、自社番組やCMの空枠などを使って大量に告知されます。またタレントなども(かなり格安で)協力してくれるためさらに話題性の規模は拡大して行きます。普通の会社のイベントであればこれらのパブリシティや広告に莫大な費用がかかることになります。

2月6日の広告業界就職フォーラムでは、「新聞社の事業局」の方を特別ゲストとしてお招きし、新聞社というメディアの行うイベント事業について語っていただきます。特にスポーツイベントにまつわる話は誰でも魅了することでしょう。

労協のアンケートでも新聞社の事業を受験するという学生は少数派でした。きっとこれはイベントにそのような形態があることを知らないだけなのではないでしょうか。イベントという切り口で広告業界の研究を始めた学生の方は必聴です。

|

« 女子学生の規定演技。 | トップページ | イベントの最大の敵。 »

コメント

宣伝会議の回し者というわけではないですが、
販促会議3月号は、「イベントのつくり方」の特集です。
PR・SP・メディアミックスなど、他にもいろんな展開の可能性があって、
今後もイベントには注目していきたいですねー

投稿: ひろりん04 | 2005.02.05 20:49

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4124/2774090

この記事へのトラックバック一覧です: イベントという「メディア」。:

« 女子学生の規定演技。 | トップページ | イベントの最大の敵。 »