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2005.02.20

「添削」と、「ダメ出し」。

「エントリーシートの添削をしてください」という要望が多数寄せられます。しかしこの活動で「添削」をするつもりは一切ありません。大学生が求めている「添削」の多くは、提出するESを完成させるためのものです。しかしESは提出するだけで単位が取れる授業ではないのです。

ESで大事なことは「何を言うか」と「どう言うか」です。これは広告業界の重要な機能であるマーケティング(what to say)とクリエーティブ(how to say)を自分自身で一気通貫してみる疑似体験だと言えます。

「添削」とは、目の前にある中身をベースに「どう言うか」かをチェックすることです。しかし就職活動では「何を言うか」の方が圧倒的に重要です。それはあなた自身しか分かり得ないことであり、中途半端な添削は「何」の追求を止めてしまう恐れもあります(もちろんクリエーティブ志望なら、同じぐらい「どう言うか」を評価されています)。

「添削」という言葉は受動的なニュアンスが大きく、個人的にも好きではありません。OB/OGにエントリーシートの件で相談するならむしろ「ダメ出しをしてほしい」という方がいいのではないでしょうか。これであれば「what to say」がダメならそれを、「how to say」がダメならそちらを指摘してくれるでしょう。

厳しい評価を受けることはとても抵抗があると思います。しかし所詮は社会人と学生、何の利害もない間柄です。旅の恥はかき捨てといいますが、OB/OG訪問もどんどんダメ出しをもらってください。それはまもなくすれば揺るぎない自信に転換すること間違いありません。

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