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2005.01.02

両親と話をしておかなければいけないもう1つの理由。

就職活動の際、社会人とのコミュニケーション力を養うため、OB/OGだけでなくまずは自分の両親や彼女の両親と話をすべきだと、過去のコラムに書きました。

しかしこれ以外にも両親と十分就職の状況を共有すべき理由があります。それは「採用担当が自宅電話に掛けてくる可能性」です。

最近でこそ学生への連絡手段として携帯電話が公認されてきましたが、いまでも固定電話を履歴書に書かせている場合も多いでしょう。緊急時などなんらかの理由で採用担当はあなたの自宅に電話を掛ける可能性は否定できません。

そのときあなたがその会社のことを両親と共有していなかったらどうなるでしょう。昨今自宅にはセールス電話しかかかってこないということもあります。あなたの両親がぶっきらぼうな出方をしないとも限りません。ベンチャー企業など無名であればあるほどその可能性が高いといえます。

また仮に情報を共有していたとしても、両親がその会社に好意を抱いていないということも考えられます。採用担当が自宅に掛けた電話にそのような親が出たら敏感に感じ取るものです。

選考中の会社のことを両親ときちんと話しておくことは、特に自宅から大学に通っている女子学生と、地方大学に自宅から通っている男女学生に重要です。採用試験も最終段階になってくると、本当にその学生が入社してくれるかどうか、会社は確信を得たいものです。それが自宅女子学生や地方学生だと本人の意志以外にも家族の同意や支援が得られているか、気にするのは当然のことでしょう。

きちんと親と話ができているかを確かめるには、自宅に電話をしてみるのが一番です。そのような時のためにも、やはり学生は両親とは話をしておかなければいけません。特にある程度選考が進んだところは必ず報告をしておくべきでしょう。そして万一電話がかかってきたらとにかくていねいな対応をするようお願いするしかありません。

人事からかかってきた電話に母親が「あ、***さんですね! 大変お世話になっております。娘(息子)が御社のことをいろいろ聞かせてくれました」などとちょっとでも言ってくれれば、あなたの内定をどれだけ後押しすることができるでしょう。あまりウソくさいのもいかがなものですが(苦笑)。しかしそれだけきちんと親と話ができていることには間違いありません。

就職活動の最初の登竜門は、どうやら家の中にあるようです。広告業界でいえばシーズンが本格化するのは3、4月ごろです。今年の正月には実家でじっくり話をしてきてください。

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