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2004.10.25

災害とラジオ付き携帯電話。

本日NHKラジオは1日中新潟県中越地震を報道し、FM放送では安否情報を伝えていました。ニュースの解説者は、このような場合風説が一番怖く、ラジオやテレビメディアの情報をまず入手して欲しいと言っていました。

しかし現代にはラジオが聞ける環境があまりに不足しているかもしれません。人々が持ち歩くのは携帯電話ばかりであり、音楽を聴くとしてもMDやMP3プレイヤー。ラジオがきける環境は車中以外にはほとんどないのが現状です。

同時に人々はあまりに携帯に依存しており、通話はおろか、昨日のコラムに書いたNHKの携帯インターネットサービスもアクセスが集中し、パンクしていた模様です。手元に外部への通信手段があれば、人々がそれに頼り集中していくのは当然のことでしょう。

災害のときにもっとも重要なことは、正しい情報を得ること。そして通信がパンクしないことです。今回の事態を反省し次のために役立てるとするなら、災害対策のためにも最小限の省電力ラジオ受信装置をすべての携帯電話につけておくことがよいのではないでしょうか。

携帯電話の普及率はほとんど100%ともいわれ、誰でも身につけています。非常時に通話制限されるのは当然の措置ですが、そのような中でもラジオからの情報を聞けるようにすれば何回もリダイヤルされるようなこともなく、また正しい情報を周知させることができます。そのような携帯が日本中に普及しているとするならば、様々な危機管理上大いに役に立つと思います。

ラジオの機能をつけることは今の技術では簡単のはずです。「携帯でラジオが楽しめる」という切り口は必ずしも消費者のニーズとは合わないかもしれませんが、「携帯にラジオが付いて安心」という切り口は、安全神話が崩れた日本での新たな価値観になるのではないでしょうか。

現在でもラジオ付き携帯は多数発売されています。この製品はFMなので「楽しむ」という側面が大きいのでしょう。今回の災害でラジオ付き携帯をもっていた人がどのように役立てたか(役立たなかったか)、知りたいところです。ラジオ業界はぜひ調査をした方がいいでしょう。

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コメント

 現在発売されているラジオ付き携帯はFM受信用がほとんど(すべてかも)ですし、電池が切れて電気が止まったときの事を考えると(乾電池式の充電器を買うくらいだったら)乾電池式のAM/FMラジオを持っていたほうがいいかもしれませんね。

投稿: 挨拶専用85 | 2004.10.24 23:46

改めてですが、トラックバックありがとうございました。

今現在の状況ですが、こちら三条市では、相変わらずヘリコプターの飛ぶ音が一日中響き渡っている状況ですね。まだまだ現地の状況は大変なことになっていると思います。

余震のほうに関しては、早速震度4の地震が来ました。朝はこの地震で目が醒めちゃいました。ただ、その後は体感した余震はあまりなかったような感じですが…それでも油断しないで見守っていきたいと思います。

投稿: ひろ03 | 2004.10.25 14:47

 アスキーの遠藤さんが『先見日記』で新潟地震にふれて「モバHO!」(移動体向け衛星デジタル放送)を紹介しています。(URL参照)

 その中で「モバHO!を試用していたら、これって“映像”に目がいきがちだけど、魅力なのは“音声”ではないかと思った」と述べています。

 衛星モノは、ケータイも含めてコストが高すぎるのが難点ですけれども、将来性は高いかもしれませんね。

投稿: 挨拶専用85 | 2004.11.02 10:47

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