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2004年10月

2004.10.31

今、05生のための情報。

広告労協での新卒支援も2006年新卒(現3年生/M1)対応となっていますが、まだまだ厳しい就職活動をしている05生たちを知っています。

3年生の間や春の就活シーズン真っ最中にはなかなか注目されませんが、秋口からの就職活動では、専門会社のコンサルティングや人材紹介を検討するという選択肢もあります。

人材派遣大手のテンプスタッフは、若年層の就職支援のための「JOBカウンセリングデスク」を開設しています。専門学校・短大・大学・院生だけでなく、卒業後1年未満の人も対象としていますので、既卒や第二新卒といった方も相談できます。

また宣伝会議が主催する「マスメディアン for Student」では、2005年新卒向けのガイダンスを実施しています。今後の予定では11月5日(金)、11月25日(木)に開催されます。

さらにマスメディアンが窓口となって広告会社向けの採用をしてます。昨年、04生でこのコースを使って卒業ギリギリに採用された人も知っています。上記ガイダンスでも話をすると思われますので、聞いてみるとよいでしょう。また広告業界以外も検討するのであれば、テンプスタッフなどが実施している新卒向け「紹介予定派遣」を検討してみるのもいいでしょう。

なかなか就活で成果が出ないということは、倍率だけの問題ではなく、自分自身が思っている適性とその業界が実はマッチしていないということもありえます。就職コンサルタントなどと違い、人材派遣会社や人材紹介会社は法律上求職者からお金をとることはありませんし、無理して就職させることもありません(本当のクライアントは求人している企業の方なので、マッチしない人材は送らない)。セカンドオピニオンとして利用するのもいいと思います。

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2004.10.30

セカンドオピニオン。

「セカンドオピニオン(2つ目の意見)」とは一般に自分の健康状態や病状について掛かり付けの医師の意見を聞くだけでなく、他の医師の意見も聞くべきであるという考え方のことをいいます。

これは反対意見を聞けということではなく、客観的立場からの意見も必要であるということです。当然両者がたまたま一致することもあります。また客観的立場の意見の方を重視しろということでもなく、親身になっている側の意見がよいことも十分あります。すなわちセカンドオピニオンとは「鵜呑みにしない」「自分で判断する」ための手法といえます。

この考え方は極めて重要であり、現在では医療だけでなく法律など専門的な知識を必要とする分野で広く使われています。

就職活動、会社選択に関してもセカンドオピニオンは必須だといえるでしょう。オーナー企業でない限り意思決定は慎重な下調べと手続きに則った合議によってなされます。しかし就職に関して言えば、あなた自身に「職業選択の自由」がある以上、進路を決めるのは最終的にはあなた一人の判断です。

ある会社について、その会社の社員の意見も、同じ会社の別な社員の意見も、ライバル会社社員からの意見も、他のライバル会社社員の意見も、それぞれは1オピニオンに過ぎません。親の意見や気持ちも一つのオピニオンです。

しかしどれか一つの意見だけで重要な決定をすることは、自分自身に対して無責任な行為といえるでしょう。相手もあなたの意思決定に対して1参考意見を述べたに過ぎません。本blogも広告労協のアドバイスも同様です。鵜呑みにしてもらっては困ります。

とはいえ2つの意見だけで焦点が結ばれるほど企業の評価は簡単ではないでしょう。3番目、4番目とオピニオンを聞いていくにつれだんだんあなた自身の視界ははっきりし、最終的にはこれらに自分自身どう向き合っていけるかという「覚悟」が加わることで大きな判断をすることができます。あなたの体のことはあなた自身が決めるように。

広告業界はそもそも表舞台にはでてこないため、OB/OG訪問が他業種より重要であるといわれます。これは真実です。今はあこがれで業界研究しているとしても、数多くのOB/OGのオピニオンと触れ合い、広告業界のこと、就職したい会社のことを自分自身で判断してください。

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2004.10.28

レスポンス型広告(後編)。

営業部門を代行するレスポンス型広告に携わることは大変困難な仕事ではありますが、大きな成果を得られたときの広告主からの信頼はとても厚いものになります。

もちろんレスポンス型とはいえブランド価値を無視した広告はNGです。飛び込み営業に失うものはありませんが、広告はブランド価値を上げも下げもします。広告表現面で、会社の顔としての位置付けとレスポンス促進のバランスが極めて難しいところでもあります。

レスポンス型広告の究極の指標は「コスト効率」ですが、コスト効率を追求すれば、結局は媒体の仕入れ価格を下げるというところに行き着きます。しかし安くできる媒体ではレスポンス「数」を上げていくのにも限界があり、ブランド醸成の観点からも課題があります。

さらには、レスポンス型広告は売上とコストが比例するので、広告を止めればすぐに売上がなくなります。客引きをしないと客が入らない飲み屋と同じです。

現在のように景気回復基調になる前は、広告もレスポンス効率に特化した時期が長く、広告代理店にも付加価値よりコストカットを求められてきました。今後は消費者の消費意欲向上と共に、広告主も「指名買い」を得られる高付加価値・高収益の商品・サービスを投入してくることが予想されます。

その際には本来の広告代理店の役割である「コミュニケーション戦略による付加価値創造」を再認識してもらう絶好のチャンスになることでしょう。

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2004.10.27

レスポンス型広告(前編)。

営業という職種は、その会社の商品やサービスを販売し、会社に利益ををもたらす役割をもちます。営業部門がなければ会社は利益を得ることができません。しかし自ら顧客を捜し当てるような「外勤の営業マン」がいない会社もあります。

例えば消費者向けの通信販売には営業マンは存在しません。また美容や毛髪関連など、人の悩みに関するサービスを提供する業界にも営業はいません。

このような業界では、広告が営業活動そのものになります。このような業界への仕事では、広告会社は営業部門をまるごと請け負っていることと同じです。もちろんこれらの会社には外勤営業部門がないだけで、コールセンターなど広告の反響に対応する内勤部署はあり、そこが実質的な顧客窓口となります。

営業としての広告は、営業マンと同様、知ってもらうだけでなく具体的に反応がなければ評価されません。このような目的の広告は「レスポンス型広告」と呼ばれています。

インターネット専業の広告代理店の多くはこのレスポンス型広告に特化しています。また大手広告代理店の大広は自前のコールセンターなど独自のノウハウなどを持ち、テレビや新聞通販に強みがあるといわれます。

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2004.10.26

アエラ「社会人偏差値」。

アエラ11月1日(10月25日発売)号の巻頭で「『社会人偏差値』内定の決め手」という記事が掲載されています。

アエラ編集部が人気企業86社に「どのような学生に魅力を感じるか」「学生のどこを最初に見るか」というアンケートをしたところ、ほとんどの企業が求めている資質は「コミュニケーション能力」だと答え、さらには面接官の視線が真っ先に注がれるポイントは立ち居振る舞いや表情、態度、目線などが重視しているということでした。「評価の3、4割は目で決まるといってもいい」という企業もあります。

それまで学力試験という1つの軸で評価されてきた大学生にとって、これらはとても想像がつかない評価軸だと思います。しかしこれだけ多くの企業が期せずして同じような軸を持っているということは一度直面しておくべきだと思います。

アエラも最近は就職活動生向けの記事をよく特集しています。玉石混交だと個人的には思っていますが、今回の記事は学生に本当に参考になるものだと思いました。

「偏差値」という言い方がいかにも朝日ですが。

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2004.10.25

災害とラジオ付き携帯電話。

本日NHKラジオは1日中新潟県中越地震を報道し、FM放送では安否情報を伝えていました。ニュースの解説者は、このような場合風説が一番怖く、ラジオやテレビメディアの情報をまず入手して欲しいと言っていました。

しかし現代にはラジオが聞ける環境があまりに不足しているかもしれません。人々が持ち歩くのは携帯電話ばかりであり、音楽を聴くとしてもMDやMP3プレイヤー。ラジオがきける環境は車中以外にはほとんどないのが現状です。

同時に人々はあまりに携帯に依存しており、通話はおろか、昨日のコラムに書いたNHKの携帯インターネットサービスもアクセスが集中し、パンクしていた模様です。手元に外部への通信手段があれば、人々がそれに頼り集中していくのは当然のことでしょう。

災害のときにもっとも重要なことは、正しい情報を得ること。そして通信がパンクしないことです。今回の事態を反省し次のために役立てるとするなら、災害対策のためにも最小限の省電力ラジオ受信装置をすべての携帯電話につけておくことがよいのではないでしょうか。

携帯電話の普及率はほとんど100%ともいわれ、誰でも身につけています。非常時に通話制限されるのは当然の措置ですが、そのような中でもラジオからの情報を聞けるようにすれば何回もリダイヤルされるようなこともなく、また正しい情報を周知させることができます。そのような携帯が日本中に普及しているとするならば、様々な危機管理上大いに役に立つと思います。

ラジオの機能をつけることは今の技術では簡単のはずです。「携帯でラジオが楽しめる」という切り口は必ずしも消費者のニーズとは合わないかもしれませんが、「携帯にラジオが付いて安心」という切り口は、安全神話が崩れた日本での新たな価値観になるのではないでしょうか。

現在でもラジオ付き携帯は多数発売されています。この製品はFMなので「楽しむ」という側面が大きいのでしょう。今回の災害でラジオ付き携帯をもっていた人がどのように役立てたか(役立たなかったか)、知りたいところです。ラジオ業界はぜひ調査をした方がいいでしょう。

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2004.10.24

災害と携帯インターネット。

10月23日の新潟中越地震ではTVやネット、地震被害・住民安否情報を速報(asahi.com)と報じられました。

テレビ局の多くは地震発生後、ただちに通常番組を特別番組に切り替え、地震の被害や住民の安否情報などを速報し始めた。新聞や通信社も号外やインターネット、携帯電話向けメールなどで速報した。

NHKは総合放送を特別番組に切り替え、教育テレビでは午後7時15分から安否情報の放送を始めた。95年の阪神大震災以来という。

新潟県の地元テレビ局も対応に追われた。

フジテレビ系列の新潟総合テレビは午後6時すぎから、自社制作の情報バラエティー番組を緊急のニュース番組に切り替え、地震情報を繰り返し伝えた。午後7時からはフジテレビの緊急特番の枠内で現地からの情報を随時流した。

インターネットのホームページでは、TBS系列の新潟放送が新潟市に本社を置く新潟日報の地震関連ニュースを提供。日本テレビ系列のテレビ新潟は災害伝言ダイヤルの番号案内を掲載した。

新潟日報によると、県内の取材網は、震源地に近い十日町支局や小千谷支局で壁にひびが入ったり、一時停電したりしたが、建物自体が使えなくなるような被害はないという。24日付の朝刊の印刷、発行には大きな支障はないが、中越方面への輸送は鉄道や道路の復旧次第という。 (asahi.com 10/23 22:00)

NHKではインターネットの安否情報サイトを開設し、教育テレビやFMで臨時に安否情報を放送しました。このサイトは携帯でも利用できるようになっており、安否確認情報の登録、情報の検索、避難所検索ができるようになっています。

災害のときに頼りになるのはこれまで電波メディアの牙城でしたが、災害こそ双方向性が必要であり、携帯インターネットをはじめとした電子メディアが活躍する時代になりました。

今回の大規模被害は、携帯インターネットが本格的に普及してから初めての事例だといえるでしょう。現地の早期復旧を願うと共に、今回現地で携帯インターネットがどのように活用されたのか、そして活用できなかったのかを検証してもらいたいと思います。

いずれ来るかもしれない私たち自身のために。

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2004.10.23

新規開拓は、内定より難しい。

広告業界への就職活動で、志望職種は?と聞かれると「営業です」と答える学生は極めて多くいます。特に「営業で新規開拓をしていきたいと思います」のように、営業と新規開拓はセットのように言われます。

確かに広告代理店では営業がもっとも重要な役割を担います。一番やりがいのある職種かもしれません。しかし就活生の多くが「新規開拓営業を志望」というのに少し違和感を覚えます。

採用試験というのは採用する(=お金を払う)側が自らあなたと会い、聞く耳をもって話を聞き、その結果採用の判断をするものです。あらかじめ採用側から質問や課題を与え、その答え方や対応のし方によってあなたにお金を払う価値があるかを評価します。

一方新規開拓営業では、無数の自発的なアタックを重ね失敗を繰り返しながらやっとの思いで相手にアポどりします。相手はあなたのことも会社のこともよく知らない中で、あなたのプレゼンテーションを話半分に聞きます。アポどりだけでは売上にはならず、さらに多くの失敗をしながらはじめてあなたの言葉に耳を傾けてくれる「人」と出会い、最終的にはあなた個人を信用する「人」を見つけ出すことではじめて「会社」との取引がはじまり、あなたにお金が支払われます。

2つを比べると、採用試験は最初からあなたの耳を傾けるところから始まるという点で、新規開拓の何段階ものステップが省略されています。新規開拓は内定よりはるかに困難なことなのです。

新規開拓は通常一人で動き、一人で仕事を取ってくる、極めて孤独な作業です。しかも広告代理店は車ディーラーや証券会社のように決まった商材がありません。新規開拓営業には幅広い情報収集力・不屈の精神・高度なコミュニケーションと折衝力、そして厳しい自己管理能力が求められるのです。たとえそれが新入社員だろうと。

クリエーティブと新規開拓営業は広告会社にとって生命線と言えます。このため両者の選考基準は通常よりはるかに高いところに設定されます。陸上競技でいえば、背面飛びから棒高跳びに種目が変わるようなものでしょう。

あなたが面接で上述の能力をいきいきと証明し、新規開拓営業という棒高跳びのバーを飛び越えることができたなら、その下にある内定という背面飛びの高さも同時に通過したとみなされるでしょう。しかし高飛び棒すら持たず競技場にやってきたとしたら、あなたは棒高跳びのバーのはるか真下で背面飛びをしているに過ぎません。

「元気が良く前向きな印象になるから新規開拓志望といっておこう」ぐらいの気持ちでは面接官に見透かされます。広告業界の営業とはどのような職種か、新規開拓とはどのように大変なのか、あらかじめ多くのOB/OGの話を聞いておくことが重要だと思います。内定テクニック本よりむしろ営業ノウハウ本を参考にするのもおもしろいかもしれません。

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2004.10.21

ケイパビリティ・プレゼン。

はじめての広告主と取引を開始しようとする時や一手扱い(1つの広告会社が広告予算すべてを扱うこと)のための代理店競合では、自分たちの会社がどのような独自性や優位性を持ち、どのような体制と条件でサービスを提供し、どのような貢献ができるかということを包括的にプレゼンテーションすることがあります。これを「ケイパビリティ・プレゼン(ケイパビ)」といいます。

ケイパビでは広告主が何を求めているかあらかじめ探っておくことが大事です。価格が第一条件の広告主もいるでしょうし、IT関係の知識を求めるところもあるでしょう。もっと踏み込めば、相手が求めているのが「パートナー」なのか「請負先」なのか、「自分を成功させてくれる」会社のなのか「楽をさせてくれる」会社なのか、見極めることが有効です。

総合力で攻める大手総合代理店や、新聞やセールスプロモーションなど独自の強みをもつ専門代理店など、さまざまなケイパビリティがあります。必ずしも総合代理店だけが勝つとは限りません。イメージ広告ばかりだと思われる車も、カタログを作る上では極めて専門的な知識を代理店にも要請されます。またビジネスショーなどのイベントを仕切る能力も立派なケイパビリティです。

採用試験はあなた自身のケイパビリティ・プレゼンそのものです。相手はどんな人物像を求め、あなたにどんな強みがあるのかがぴたりマッチすれば、それは内定を意味します。

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2004.10.19

「野球、サッカーの次に来ると思われるメジャースポーツは?」(考察編)

「野球、サッカーの次に来ると思われるメジャースポーツは?」、この質問が統一的に聞かれた意図は何なのでしょうか。

この答えは、そのスポーツが本当に次に来るかどうかということより、答えているあなた自身がそのスポーツをどのようにプロデュースしていくかという姿勢を見ているのではないかと思います。「来なければ、私が来させます」ぐらいの勢いで、一つの地味なものをメジャーに仕立てるという気概が重要でしょう。

もちろん独りよがりの論理展開ではだめですし、あまり専門に走るのもよくないことでしょう。むしろ実際に流行りそうなスポーツより、広告業界としてメリットがある、もしくはその広告会社にメリットがあるスポーツはなにか、という視点もよいかも知れません。テレビ映えする、キャラクター化しやすいなど、ビジネスの視点も加えることで、ただのスポーツ批評の時間にすることなく、あなた自身をアピールすることができるのではないでしょうか。

実はこの質問は、日本でも有数のキャラクタービジネスに熱心な会社で出されたものです。結構本気で考えているテーマかもしれませんね。

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2004.10.18

「野球、サッカーの次に来ると思われるメジャースポーツは?」

これも実際に大手広告代理店で統一的に聞かれた質問です。割と答えやすい質問のようですが、聞いている意図が何なのかを考えてみることが大事でしょう。

即答する前にそのことを考え、1分程度で答えられる内容を書いてみてください。

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2004.10.16

「あなたが上司になるとして、理想の部下はどんな人物ですか?」(考察編)

この答えでもっとも重要なことは、あなたの理想の部下像とあなた自身は一致しているべきということでしょう。いいかえれば「あなたが面接官だとして、あなた自身を理想の新人として採用したいと思いますか?」という質問に等しいということです。

この質問は一通り自己PRや志望動機を言わせた後に出し、どのような回答・反応をするかを見ていると思われます。自分自身をアピールさせるも、理想の部下を説明させるも、主観・客観の違いこそあれ、試験官の目的は同じ。何か別なことを聞かれているような反応では、あなた自身の芯の細さがばれることでしょう。

この質問は学生の本質を見る上で極めてよい判断材料になると思います。採用担当の方、学生の方、双方がこの質問に関して考えてみてはいかがでしょうか。

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2004.10.15

「あなたが上司になるとして、理想の部下はどんな人物ですか?」

「あなたが上司になるとして、理想の部下はどんな人物ですか?」

これも、実際に大手広告代理店の面接で統一的に聞かれた質問です。やはり統一して聞かれるぐらい、とても良問だと思います。あなた自身で答えを1分で話できる程度にまとめみてください。

私の考察は明日掲載します。

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2004.10.14

労働組合の新卒就職支援、広がる。

2002年から開始した広告労協による新卒就職支援も4期目となり、今年2月29日には新聞労連も新聞業界志望者へのフォーラムを開催するなど、労働組合による新しい領域の活動が広がってきました。

この度、出版労連、全印総連(印刷)も加わり、4労組団体による「マスコミ就職フォーラム2006」が11月14日に開催されます。この4つの業界は

ジャーナリズム→新聞・出版(+PR)
出版物制作→出版・印刷・広告
セールスプロモーション(商業印刷)→広告・印刷

と重なることが多く、一同に会したフォーラムはマスコミ業界を横断的に理解する上でとても面白いものになると思います。

今週発売10月18日号の週刊SPA!で「ダメ労組を再生する秘策を探せ!!」という耳の痛い記事がありました。労働組合の組織率は2003年度で19.6%であり、雇用労働者の5人に4人は組合に加入していません。もともと組合が存在する会社自体もどんどん減っており、一部の産業に全員加盟している労組がある以外、学生も社会人もほとんど組合自体と接点がないというのが現実です。

せめて就職するまでに多少なりとも若者に貢献しておくこと、それが「たまたま組合がある」会社に就職した「幸運な」私たちの責務かもしれません。

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2004.10.13

齋藤孝「読むチカラ」(後編)

この本に書いてあることは学生の就職活動でも考えなければいけないことばかりです。

広告業界とは的確な切り口・端的な表現・適切な施策を発見・発明・実践していくところです。面接とは、正しそうな答えを選ぶ場ではありません。あなた自身の教養を持ち、自分と相手の価値観を対比しながら、自在に言い換えるチカラと勇敢さで臨まなければ、東大の国語同様、広告業界の高い倍率を通過することはできません。

では、就職活動における教養とは何でしょう。それは社会と社会人のことを知ることに他ありません。

複数の新聞を読み数多くの社会人の話を聞くこと、社会でどのようなことが起こっていて人々がどのように活動しているかを知ることこそ、学生という殻を打ち破るための基礎教養といえます。その教養が一定のクリティカルマス(臨界質量)に達するとひとりでに化学反応を起し、自分自身が社会人となり自ら社会にかかわって行く上での明確な世界観が広がり、自分の言葉で表現できるようになるのだと思います。

そもそも自分の言葉で表現できることは広告業界の基本スキルです。この教養の域に達すればそうでない学生とのレベルは明確となり採用に至るに違いありません。

これに「読むチカラ」が加わればコミュニケーションスキルとして最高級のレベルに達するのでしょう。ビジネスにおける教養は経験である程度得られても、現代国語を読み解くチカラにはもっと幅広い教養が必要になります。今からでもそのような教養を獲得しなければと思わせるのに十分インパクトのある本でした。

特に理系の学生で広告業界を受ける人は、ぜひ読んでみてください。

齋藤孝の読むチカラ 「東大国語」入試問題で鍛える! ( 著者: 斎藤孝 | 出版社: 宝島社 )齋藤孝の読むチカラ 「東大国語」入試問題で鍛える! ( 著者: 斎藤孝 | 出版社: 宝島社 )

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2004.10.12

齋藤孝「読むチカラ」(中編)

筆者の齋藤氏は「どんな問題にも、その作成者と出題意図がある」ということを再三書いています。東大の現代国語は、このような人に東大で学んでほしい、その東大で学ぶのならこれくらいの答えをしてほしいという明確な出題意図をもって、出題文を厳選し受験生に問いかけ続けています。そこで最高クラスの評価を受けるのは「自分の言葉で言い換える」ことができる学生だと筆者は言います。

順位ではなく点数を意識せざるを得ない大学入試で、自分の言葉で言い換えることはとても勇気のいることです。しかしここをブレイクスルーしなければ合格のレベルには達しないようです。

筆者は、自在に言い換えるチカラと勇敢さを獲得するのに必要なのは、「教養」だと言い切ります。私はこの言葉にはっと気づかせられ、それを得るには一定以上の読書量が欠かせないのだという、あたりまえの結論に行きつきました。

数学や物理の試験は定理・原理・法則などの「知識」を元に答えを演繹していくものですが、あらかじめ覚えておくべき知識はたかだか有限の数しかありません。一方現代国語を自在に読み解く「教養」を得るためにはどのような本をどれだけ読めばいいのでしょうか。多分この明確な答えはなく、そのため(私を含む)多くの学生が結果的に現代国語という科目を軽んじる傾向にあります。

本文に「現代国語を読むチカラは社会人になってから重要になる。むしろ社会人の方が問題を解ける」とあったので飛びついたのですが、久しぶりに業務や得意分野以外の文章に対峙しても、その世界観を俯瞰することも出題意図を理解することもできず、自分の教養のなさを痛感しました。英語や理系科目で忙しかった高校大学時代でしたが、社会人になった今、なぜ学校で現代国語を教えるのか気づかせてくれた一冊でした。

齋藤孝の読むチカラ 「東大国語」入試問題で鍛える! ( 著者: 斎藤孝 | 出版社: 宝島社 )齋藤孝の読むチカラ 「東大国語」入試問題で鍛える! ( 著者: 斎藤孝 | 出版社: 宝島社 )

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2004.10.11

齋藤孝「読むチカラ」(前編)

毎日blogなんぞ書き綴っていると、高校時代現代国語の試験で高得点を取れず、理系街道をまっしぐらだったことをふと思い出します。これほど文章と向かい合った日々は少なくとも20歳代まではありません。国語能力も向上したのだろうと思ったこともあります。

そんな中、ふと書店で「齋藤孝の読むチカラ 『東大国語』入試問題で鍛える! 」(斎藤孝|宝島社)という書籍を見つけました。「お、今なら解けるかもしれない!」と思いすぐさま購入、夢中で読み、解いてみました。しかし結果は惨敗。

東大の国語は基本的に「傍線の部分はどういうことか説明せよ」「作者の気持ちを分かりやすく述べよ」という論述問題ばかりです。私は高校時代同様、その答えを問題文の中から「コピー&ペースト」して答えようとしました。この点が最大の間違いだと筆者の齋藤氏は指摘します。問題文中の言葉を寄せ集めるだけでは似たり寄ったりの解答になります。しかしその多数派がなぜ正解にならないのでしょうか。

この本は、私がいままで解けない理由を見事に解き明してくれました。

齋藤孝の読むチカラ 「東大国語」入試問題で鍛える! ( 著者: 斎藤孝 | 出版社: 宝島社 )齋藤孝の読むチカラ 「東大国語」入試問題で鍛える! ( 著者: 斎藤孝 | 出版社: 宝島社 )

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2004.10.10

「満員電車の中で一番不快なマナー違反は?その解決策は?」(考察編)

この質問は一見して小学校の道徳の課題のような問題ですが、広告会社の入社試験で聞くということはどのような意図があったのでしょうか。私見ではありますが、考察してみました。

たとえば「電車の中で携帯でしゃべる」を事例としてあげた場合、小学生的な解決案は「周りが注意してあげればいいと思います」「法律で禁止すればいいと思います」などになると思います。

しかし広告業界は課題をコミュニケーションによって現実的に解決することが仕事です。決して法律を作ることが仕事ではありません。この課題を考える上でも、


・どんな原因があるかを分析:マーケティング
・どんな表現で解決するか:クリエーティブ
・だれにどんな動機付けで解決するか:セールスプロモーション
・どんなPRイベントを実施するか:イベント、PR
・誰に対して提案するのか、キーマンはだれか:営業

というように、広告業界の持ちえる様々なノウハウ・機能で検討・提案していくことが大事でしょう。

自分が広告業界でどのようなことをしたいのか、これがはっきりしていれば、この問題に対しての答えはおのずと見えてくると思います。学生の業界への理解・志望度合い・解決能力を探る上で、良問といえる質問ではないでしょうか。

この会社では「相撲をオリンピックの種目にするにあたってあなたがオリンピック委員会にする事は?」という質問も投げかけています。この課題にどう答えるか、広告会社の機能を知ることから始めてみてください。

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2004.10.09

「満員電車の中で一番不快なマナー違反は?その解決策は?」

「満員電車の中で一番不快なマナー違反は?その解決策は?」

これはある大手広告代理店の05生新卒採用試験2次面接で統一して聞かれた質問です。統一して聞いているということは、その答えが採用の可否を評価する上で重要なものであり、序列を決めやすいという目的があると思われます。

どのような意図で、どのような答えを求めているのでしょうか。みなさんもぜひ自分が聞かれたつもりで、一日考えてみてください。私の考察は明日掲載します。

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2004.10.07

横浜国際総合競技場、来春から「日産スタジアム」に。

横浜国際総合競技場、来春から「日産スタジアム」に。

 日産自動車は、02年のサッカーのワールドカップ(W杯)決勝戦が開催された横浜市の横浜国際総合競技場の「命名権」を取得し、来春から「日産スタジアム」の名に変える。日産と横浜市が7日発表する。日産の取得価格は5年で約20億円とみられる。

 同競技場は約7万2000人を収容。Jリーグの横浜F・マリノスの本拠地で、日産はF・マリノスの親会社。W杯の1年後から横浜市側が買い手を探していた。

 命名権はスポーツ施設に企業名などを冠する代わりに企業側が契約料を支払う仕組み。国内ではJリーグの「味の素スタジアム」(東京都調布市)やプロ野球オリックスの「ヤフーBBスタジアム」などがある。

 日産の登記上の本店は現在も横浜市神奈川区宝町で、2010年に本社を現在の東京・銀座から横浜市西区に移転する計画。カルロス・ゴーン社長も「横浜は日産のルーツだ」などと話している。 (asahi.com 10/06 21:59)

ネーミングライツはたびたびこのコラムでも取り上げましたが、久々に本格的な事例になりました。

さすがに今後トヨタカップは横浜国際では開催できなくなりましたね(苦笑)。

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2004.10.05

「B to B」と「B to C」。

広告業界に限らずビジネスで頻繁に使われる言葉に、「B to B(ビー・トゥ・ビー)」と「B to C(ビー・トゥ・シー)」があります。B to B は、Business to Businessの略であり、法人(企業)から法人向けのビジネス、B to CはBusiness to Consumer、すなわち法人から個人向けのビジネスを意味します。

B to Cの代表例は、スーパーやコンビニ・百貨店などの流通業界やレストラン・ファストフードなどの外食産業、B to Bの代表例はオフィス機器メーカーやSI(システムインテグレータ)などが挙げられます。

しかし、コンシューマ(消費者)向けの商材を取り扱っているならB to C、法人向けならB to Bと、簡単には分類できません

アルコールメーカーは個人向けの商品を取り扱っていても、それを仕入れる酒屋、スーパー、飲食店への販売が中心です。自社流通を持たないメーカーの営業部門の実態はB to Bといってもいいでしょう。

流通業界にも法人向け営業があります。百貨店にとって法人が顧客に送るギフトは、個人のマーケットと同様巨大なものです。また景品があたるキャンペーン(プレミアムキャンペーン)のようなセールスプロモーションも百貨店の巨大マーケットであり、百貨店が広告主や広告代理店に景品を提案し、大量調達します。景品が食器皿の場合は海外からの輸入や梱包・輸送も手慣れておかなければならず、百貨店ならではの強みがあります。

PC直販のデルは個人同様法人にも大きなシェアを持ちます。いわば「B to B or C」と言える業態でしょう。またクレジットカード業界は、個人に決済機能を提供するという意味ではB to C、加盟店に入金代行する点でB to Bと、「B to B and C」とも呼ぶべきビジネスです。さらにはほぼ100%B to Bである広告会社の業界に、最近「スラムダンク作者井上雄彦氏の新聞広告」のような「個人広告」という事例も出てきていることにも注目したいところです。

結論をいえば、ビジネスに「B to B」の要素がないという業界は極めてまれだといえるでしょう。仮にB to Cから始まったビジネスとしても、そのノウハウをB to Bに水平展開することで企業はさらに成長します。また外食産業のように実際に販売するのは個人だとしても、その原料の調達は巨大なB to Bの交渉です。

業界や会社の研究をするときには、実際にその企業がお金をもらう、お金を払う先がどこなのかという視点を持つことが重要です。

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2004.10.04

ここまでの記事一覧(コメント・トラックバックのお願い)。

06生向けに、ここまでに書いた一覧をまとめておきます。

10月1日のコラムにも書きましたが、過去に役立ったコラムや面白かったコラムについては改めて06生に紹介したいと思っています。03、04、05生その他読者の方で、特に興味を持ったコラムを3つほど挙げて、今回のコラムに簡単な理由をつけてコメントやトラックバックしていただければ幸いです。

※なお、本blogは現在ココログブックス・コンテストに参加しています。選考基準は

・オリジナリティがよく出ているもの
・ブログならではの機能に関心が高く、コミュニケーションに積極的なもの

となっており、この意味でもぜひ皆さんのコメントやトラックバックもいただきたいと思っています。


2004.10.01:06生に、ごあいさつ。(メッセージ)
2004.09.30:04生:関西 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.09.29:クリティカル・マス。(広告豆知識)
2004.09.28:04生:関東 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.09.27:「妥結」とは何か。(ニュース, 労働法、組合について)
2004.09.26:カタログの仕事が大事な理由。(広告豆知識)
2004.09.25:04生:関東 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.09.24:「労働組合」とプロ野球。(ニュース, 労働法、組合について)
2004.09.23:CM原版が廃棄へ。(ニュース, 広告労協のこと)
2004.09.22:業績連動とプロ野球。(ニュース, 労働法、組合について)
2004.09.21:高齢化と、消費社会。(ニュース)
2004.09.20:ロックアウトとプロ野球。(ニュース, 労働法、組合について)
2004.09.19:テレビとラジオとプロ野球。(ニュース, 労働法、組合について)
2004.09.18:ドッグイヤーとプロ野球。(ニュース, 労働法、組合について)
2004.09.17:05生:関東 女性 広告代理店(内定者体験記)
2004.09.16:好きなだけ長く働けるか。好きなだけ多く残業代を稼げるか。(労働法、組合について)
2004.09.15:05生:関東 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.09.14:残業時間上限の協定を超えても、残業代は支払わなければいけない。(労働法、組合について)
2004.09.13:「ブルガリアヨーグルト」の化粧まわし。(ニュース)
2004.09.12:普通の土曜日。特別な土曜日。(ニュース, 労働法、組合について)
2004.09.11:05生:関東 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.09.10:結果通知のない健康診断。(採用担当の方へ)
2004.09.09:ノーワーク・ノーペイの原則。(労働法、組合について)
2004.09.08:国会・政府がプロ野球選手会を労組と認めている証拠。(労働法、組合について)
2004.09.07:災害の時、人はネットに集まる。(雑談)
2004.09.06:労働組合の設立に、会社の許可はいらない。(労働法、組合について)
2004.09.05:課題解決が私たちの仕事なら。(労働法、組合について)
2004.09.04:ストライキによる損害を、相手は賠償請求できない。(労働法、組合について)
2004.09.03:敬語に、漬かる。(心構え)
2004.09.02:残業は時給を割り増して支払わなければならない。(労働法、組合について)
2004.09.01:ビールのCM、大幅制限?(ニュース)
2004.08.31:アテネオリンピックの視聴率。(ニュース)
2004.08.30:36(さぶろく)協定がなければ残業命令できない。(労働法、組合について)
2004.08.29:「異常あり」最悪の47% サラリーマンの健康診断。(ニュース)
2004.08.28:ヤマト運輸の意見広告。(ニュース)
2004.08.27:1日8時間以上勤務させてはいけない。(労働法、組合について)
2004.08.26:05生:関西 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.08.25:五輪選手や関係者のブログは禁止。(ニュース)
2004.08.24:blogとリアルの連動。(広告業界のこと)
2004.08.23:北海道代表が甲子園初優勝。(ニュース)
2004.08.22:奥田民生テレ朝とタッグでドラマーシャル。(ニュース)
2004.08.21:オリンピック、アンブッシュ(便乗商法)対策。(広告業界のこと)
2004.08.20:オリンピック、アメリカ国内でのスポンサー。(広告業界のこと)
2004.08.19:オリンピック、JOCスポンサー。(広告業界のこと)
2004.08.18:オリンピック、ギリシャ内スポンサー。(広告業界のこと)
2004.08.17:オリンピック、トップスポンサー。(広告業界のこと)
2004.08.16:05生:関東 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.08.15:時差を気にする人々。(ニュース)
2004.08.14:05生:関東 女性 PR会社(内定者体験記)
2004.08.13:同窓会。(広告労協のこと)
2004.08.12:04生:関東 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.08.11:スラムダンク、朝刊全面広告。(ニュース)
2004.08.10:05生:関西 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.08.09:4月からのアクセス状況。(広告労協のこと)
2004.08.08:アウェイでの勝利。(広告労協のこと)
2004.08.07:WiLLに、幕。(ニュース)
2004.08.06:地上波デジタルは自分の家でいつ見られるのか。(おすすめサイト)
2004.08.05:不適切採用:東海 広告代理店(採用担当の方へ)
2004.08.04:05生:関西 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.08.03:数字の「3」の落ち着き感。(面接対策)
2004.08.02:05生:関西 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.08.01:05生関東祝賀会。(メッセージ)
2004.07.31:若者にとっての、「プロ野球」と「新聞」という存在。(広告業界のこと)
2004.07.30:05生:関西 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.07.29:巨人選手会、がんばれ。(ニュース)
2004.07.28:04生:関東 女性 制作会社(内定者体験記)
2004.07.27:05生向け就活状況アンケート結果。(広告労協のこと)
2004.07.26:05生:関東 女性 広告代理店(内定者体験記)
2004.07.25:スマステと27時間テレビの相互中継。(ニュース)
2004.07.24:05生:東海 男性 広告代理店(内定者体験記)
2004.07.23:強力体感目覚まし装置「おこし太郎」。(ニュース)
2004.07.22:05生:関東 女性 広告代理店(内定者体験記)
2004.07.21:残業代込みの初任給。(採用担当の方へ)
2004.07.20:05生:関東 男性 ネット系広告代理店(内定者体験記)
2004.07.19:内定者体験記。(内定者体験記)
2004.07.18:男女雇用機会均等法と求人広告。(採用担当の方へ)
2004.07.17:アテネへ、折り鶴。(おすすめサイト)
2004.07.16:合唱とアカペラ。(広告業界のこと)
2004.07.15:星野仙一、プロ野球再編問題を語る。(ニュース)
2004.07.14:インターネット利用人口は7,730万人、人口普及率は60.6%、世帯普及率は88.1%。(ニュース)
2004.07.13:人選ミス。(奇問良問愚問悪問)
2004.07.12:内定前の健康診断問題、調査開始。(労働法、組合について)
2004.07.11:統計データ・ポータルサイト。(おすすめサイト)
2004.07.10:おじさんこそ、iPod。(雑談)
2004.07.09:企業HPをBlogで作る。(おすすめサイト)
2004.07.08:プロ野球選手会が「労働組合」である意味。(労働法、組合について)
2004.07.07:意思決定。(採用担当の方へ)
2004.07.06:古田会長、がんばれ。ライブドア、がんばれ。(メッセージ)
2004.07.05:有価証券報告書データベース「EDINET」。(おすすめサイト)
2004.07.04:ウィンブルドンと携帯電話。(雑談)
2004.07.03:データの出典。(心構え)
2004.07.02:血液検査のプライバシーは守られているか。(採用担当の方へ)
2004.07.01:フェリカ。(時事用語)
2004.06.30:公告。(広告豆知識)
2004.06.29:オプトイン、オプトアウト。(広告豆知識)
2004.06.28:学生広告論文電通賞。(ニュース)
2004.06.27:役員面接を受ける学生たちへ。(面接対策)
2004.06.26:試験会場で仲良くなる方法。(雑談)
2004.06.25:「給与振込優遇付き就活ローン」。(メッセージ)
2004.06.24:ライフタイムバリュー(LTV)。(広告豆知識)
2004.06.23:ダイレクトメール。(広告豆知識)
2004.06.22:内定前の健康診断は法律で禁止すべき。(採用担当の方へ)
2004.06.21:開始から半年間の記事一覧。(おすすめサイト)
これ以前の一覧はこちらblog以前のコラムはこちらをご参照ください。

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2004.10.03

「イチロー」という、言霊(ことだま)。

シアトルマリナーズのイチローは米国時間10月1日メジャーリーグ年間最多安打記録を更新し、259安打に数字を伸ばしました。米国西海岸はマイナス16時間(4月第一日曜日から10月最終日曜日のサマータイム期間、それ以外は17時間)。厳しかったアテネとの時差とは違い、日米両国民が同時にセーフコ球場に注目し、イチローは第一打席からその期待に応えてくれました。アメリカでのファンの様子を見ると、本当にイチローが注目され、その記録が偉大であることを実感します。

MLB.comでは200安打達成の頃からイチロー特集「MAKING HITS-TORY」を開設し、ヒットの歴史を作りつつあるイチローの動きを日々掲載してきました。カタカナの「イチロー」も堂々とトップを飾っています。記録達成後、mlbはイチローの打席フォームをかたどった「ICHIRO RECORD BREAKER」というロゴを発表しました。

オリックス鈴木一朗選手は1994年当時仰木監督のアイデアで「イチロー」という画期的なカタカナ登録名にしたころから爆発的な活躍を始めました。「すずきいちろう」さんが日本に何人いるか想像もつきませんが、彼の類稀なる才能を見出した仰木監督が、数ある日本の打者リストの中でも埋もれない個性的な名前を彼に与えました。しかし彼はリストに埋もれるどころか常にトップの座にあり、そして米国時間2004年10月1日、ついにメジャーのHITS-TORYでもトップとなりました。

日本語に言霊(ことだま)という言葉があります。これは、

古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。

というものです。

「ICHIRO RECORD BREAKER」のロゴは、まっすぐそびえたバットが数字の「1」を示しているようです。日本語の「イチ」は「one」の意味であることをアメリカ人なら誰でも知ることになるでしょう。仰木監督が与えた「イチロー」という名前は、ついに言語を超えた言霊となりました。

そういえば普段クールなイチローも、さすがにこの日は「朗らか」でしたね。

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2004.10.02

2004年イグ・ノーベル賞発表。

2004年度のイグノーベル賞が発表されました。イグノーベル賞についてはかつて5月22日のコラムでもコメントしていますのでご覧ください。

昨年のイグノーベル賞化学賞(「ハトに嫌われる銅像の化学的検証に対し金沢大学 Yukio Hirose氏に授与」)につづき、今年は「カラオケ発明者」の井上大佑氏に「イグノーベル平和賞」が授与されています。

PEACE
Daisuke Inoue of Hyogo, Japan, for inventing karaoke, thereby providing an entirely new way for people to learn to tolerate each other
(平和賞:兵庫県井上大佑。カラオケを発明し、人々にお互い寛容になることを学ぶ全く新しい方法を提供したことに対し。)

イグノーベル平和賞は2002年のタカラのバウリンガル(「コンピュータによる犬と人間の間の自動翻訳装置「バウリンガル」を発明することで異なる種の間に平和と調和を促進したこと」)につづいて2人目の受賞となっています。このようなタイプの発明で日本人・日本企業が評価されるのはとてもうれしいことですね。

06年の就職試験の一般常識に出てくる可能性は高いと思います。ぜひ頭に入れておきましょう。

以下、蛇足ですが…。
今年の受賞で私がもっとも気に入ったのは、以下の賞です。

PUBLIC HEALTH
Jillian Clarke of the Chicago High School for Agricultural Sciences, and then Howard University, for investigating the scientific validity of the Five-Second Rule about whether it's safe to eat food that's been dropped on the floor.
(公衆健康賞:シカゴ農高校からハワード大学のジリアン・クラーク、床に落ちた食べ物を食べても安全かどうかに関する「5秒ルール」の科学的妥当性の調査に対して)

この論文では次のようなデータが発表されています。

--Seventy percent of women and 56 percent of men are familiar with the 5-second rule, and most use it to make decisions about tasty treats that slip through their fingers.
(女性の70%、男性の56%が5秒ルールに精通しており、手から滑り落ちたおいしいものをどうするかの決定によく利用している。)

--University floors are remarkably clean from a microbial standpoint.
(大学の床は病原菌の見地からも極めて清潔である。)

--Women are more likely than men to eat food that's been on the floor.
(女性は男性より床に落ちた食べ物を食べることが多い。)

--Cookies and candy are much more likely to be picked up and eaten than cauliflower or broccoli.
(クッキーやキャンディは、カリフラワーやブロッコリよりもはるかに多く拾って食べられる。)

--And, if you drop your food on a floor that does contain microorganisms, the food can be contaminated in 5 seconds or less.
(もし微生物を実際に含んでいるフロアに食べ物を落としたら、その食べ物は5秒以内に汚染される。)

…私は3秒だと思っていましたが、今後は5秒まで粘ります。

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2004.10.01

06生に、ごあいさつ。

2004年も10月に入り、広告労協広告業界就職フォーラム(以下「フォーラム」)も06生対応をスタート、2月に実施される東京・京都でのイベントも受付を始めました。フォーラムも4期目(!)を迎え、そして昨年12月21日から毎日書いてきた本コラムも今回で287本目となりました。あらためてフォーラム参加者を始めとする学生各位、社会人になってからも愛読してくれている先輩諸氏にお礼を申し上げます。

改めて自己紹介を。私は「とおりすがりの業界人」という名前で就職フォーラム開始当初よりボランティアとして参画しているものです。本コラムについては、就職フォーラムの運営協力者という立場から多少離れ、比較的個人的な立場で書き綴っています。

「毎日訪れてくれる人以上に優良な顧客はいない。毎日新しいものがない限り人は毎日訪れない。」という気持ちから、歯を食いしばって書き始めましたが、就職活動や広告業界だけでなく時事ネタ(特にプロ野球再編問題)に救われ、そして何より読者に支えられながらここまでやってきました。最近では04生、05生の内定者体験記も公開し、実は本blogの最強コンテンツになっているかもしれません。イチローのように固め打ちはできませんが、毎日1本ずつ、06生のみなさんに何か発見してもらえればと思っています。

また04生、05生の先輩諸氏からは「就活生は毎年ゼロ知識からのスタート。過去に役だったコラムは、ぜひ改めて再掲載してあげたほうがいい」という、ネタ繰りに苦労している身にはとてもありがたい言葉をちょうだいしています。新しいコラムが必ず昔より出来がいいということもありませんので、過去のコラムについてはタイミングをみながら再び紹介したいと思います。

ではこれからもご愛読お願いします。一緒に一年がんばっていきましょう。

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