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2004.09.19

テレビとラジオとプロ野球。

日本プロ野球選手会によるストライキは、放送業界にも大きな影響を与えています。

スト突入でTV各局対応に大わらわ(スポニチ)

プロ野球史上初のスト突入が決まり、巨人戦ナイターの生中継を予定していたテレビ各局は17日夜、番組差し替えなどの対応に追われた。18日夜に中日との首位攻防戦を中継するはずだったNHKは「週刊こどもニュース」で急きょ、プロ野球問題を集中的に“報道”。19日に同一カードを組んでいたTBSは大リーグ特番などを編成した。25、26の両日に伝統の阪神戦を構えていた日本テレビは、メークミラクル?のスト回避に望みを託した。

NHKは18日午後6時10分から、定時ニュースをはさんで試合終了まで中継予定だったが、同時刻からレギュラーの「週刊こどもニュース」を、「7時のニュース」を挟んで同7時半から「列島縦断鉄道12000km~最長片道切符の旅~」を放送することになった。

(中略)

一方、「残念ですが、結果は結果として受け止め、粛々と対応する」とするTBSは、あす19日午後6時半から「特報!MLB」、同7時から8時54分までは「標的はあなた!大都会最新犯罪ファイル2004まさか!の決定的瞬間」に差し替えた。

「…MLB」は急きょ制作したもので、メジャー年間最多安打新記録への挑戦を続けるイチローを中心とした日本人選手の動向に迫という内容。大リーグファンにとっては思いがけないタイムリーな番組となった。「標的…」は「スーパーフライデー」(金曜後7・00)枠用に制作してあったものを“繰り上げ放送”する形に。

当初、レギュラー番組の編成案も検討されたが、同局は20日から“秋の期末期首特番ウイーク”に入る。「19日の日曜ゴールデンタイムは事実上、特番ウイークの扱い」(関係者)だったため、通常番組に戻すのは難しく、頭を痛めていた。

テレビが番組変更対応に追われた一方、ラジオ各社は通常の野球中継番組をそのまま「今後のプロ野球を考える」といった番組編成とし、ファンとともに真剣にこの問題に取り組んでいたようです。

私が車の中で聞いていたTBSラジオ「プロ野球ネットワーク!どうするどうなるプロ野球!」ではファンから寄せられた1400通を超えるストライキ賛成票(反対票は200通強)などの声を中心に、プロ野球経験者・識者が様々な議論を自由に繰り広げていました。そこでの中心的な話題はやはり「なぜ新規参入を急いで検討できないのか。1リーグ制に向けての密約でオーナーたちが固く結束しているのではないか」ということでした。普段の野球中継よりもとても興味深い番組でした。

本来ストライキというものは、ストを実施している間にも交渉を続け、妥結をしたらそこから就業を再開するというものです。しかし今回は最初から18・19日のスト実行が確定され、その時間には交渉進展も追加情報もありません。野球はテレビでというファンも、今日ばかりはみんなラジオをつけたのではないでしょうか。

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コメント

 この団体交渉の最大の問題点は「NPB側の出席者が決定権を持っていない」ということに尽きますね。
 渡辺某・堤某がテーブルに着いてないんだから話が進むはずがない。うまくいかない労使交渉の典型的な例です。

投稿: 挨拶専用85 | 2004.09.19 00:17

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