« ユニバーサルデザイン(UD)。 | トップページ | 採用過程に改善の動き。 »

2004.05.11

2004年TCC賞は「水性キンチョール/つまらん」。

2004年TCC(東京コピーライターズクラブ)賞グランプリは、山崎隆明氏(電通関西支社)の「水性キンチョール/つまらん(大日本除虫菊)」が受賞しました。

山崎氏は今回リクルートホットペッパーの一連の作品でもTCC賞を受賞されていますが、それに加えて、自然に優しいうんぬんという説明を大滝秀治が「つまらん」と一喝する水性キンチョールのCMでのグランプリ受賞となっています。キンチョー(大日本除虫菊)のサイトで本CMと企画意図を見ることができます。

私のようなものが批評するのもおこがましいのですが、TCCというコピーライターの賞でこのCMがグランプリをとったのは、表層的な環境メッセージに対する「つまらん!」という言葉の発見にあるのではと思っています。

しかりつけ、しかもそれをメッセージとして心に残すということは、日常でも並大抵な言葉の選び方ではできません。この場合「わかりきっとる!」でも「うるさい!」でも「うそくさい!」でもなく、やはり「つまらん!」だからこそ成立するのだと思います。また同じつまらないでも、この意図を伝えるのに女子高生が「つまんな~い!」という状況ではないはず。

作詞作曲家でも詞先でつくるか曲先でつくるかはそのときによると思いますが、この企画についていえば先に「つまらん!」というコピーの発見があり、そのメッセージをどのようなシチュエーションでCMにするかという順番で作られたのではないかと(勝手に)想像しています。

|

« ユニバーサルデザイン(UD)。 | トップページ | 採用過程に改善の動き。 »

コメント

【訂正】
本blogの発表時には、最後に以下の文章をつけていました。
---------------------------------
なお、上記キンチョーのサイトでは

親子なのに何だかぎこちない風情のこの二人はこれからどうやって暮らしていくのでしょうか。岸部さんには新しい出会いがあるのでしょうか。
それは・・・6月中旬から新聞に連載される「金鳥小説・父子水」をお読みになるか、はたまたほぼ同時期に始まる「金鳥ラジオ小説・父子水」をお聞きいただければお分かりいただけます。もちろん、当ホームページでも新聞小説・ラジオドラマともどもご覧に・お聞きになれます。
と、次回企画の予告があります。キンチョーワールド、山崎ワールドに今後も期待したいと思います。
----------------------------
これは、「2003年6月」であり、昨年のことでした。上記部分を削除して再度blog登録させていただきました。不注意による掲載をお詫び申し上げます。

いかに私がラジオと新聞に接していないかということでしょうか(冷や汗)。

投稿: とおりすがりの業界人 | 2004.05.12 16:22

大滝秀治の顔が大嫌いなため、いつものコマーシャルが
出るとチャンネルを切り替えるほどです。あの異様な風貌
の大滝秀治に代えて他の俳優さんは出来ないのですか。
もう少しスッキリした風貌の人でないと、見るのが面白く
ありません。

投稿: まさ | 2004.05.28 21:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4124/569016

この記事へのトラックバック一覧です: 2004年TCC賞は「水性キンチョール/つまらん」。:

» そんなうらがあったなんて・・・ [PEELER MEMO]
みなさま、覚えておりますでしょうか。 水性キンチョールのCM 秀治と岸部さん(なぜ秀治だけ呼び捨てかは置いておいて。)の 「殺風景」なやりとりがう... [続きを読む]

受信: 2005.02.22 15:47

« ユニバーサルデザイン(UD)。 | トップページ | 採用過程に改善の動き。 »