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2004.03.30

ところ変われば。

先週日曜日のTBS系列「噂の!東京マガジン」では、新潟で「肉」といえば当たり前に「豚肉」であり、すき焼きも肉じゃが当然のごとく豚肉で食べるという特集をしていました。同番組で新潟の人は「米どころではあちこちに豚舎があり、えさと肥料の関係で両者は循環の関係にあった。牛は畑を耕すもの」と、極めて合理的な説明をし、私もなるほどと納得しました。同番組では肉の消費量が岐阜・愛知あたりを境に、西日本が牛・東日本が豚とくっきり分かれるとも紹介していました。

私自身は福岡の出身であり、肉といえば牛肉という、牛肉文化に育ちました。「カレー」といえばビーフカレー。豚肉のカレーは「ポークカレー」と明示しないと食べられません。当然のごとく肉まんは豚まんと呼びます。私の出身高校の学食だけかもしれませんが、牛丼のことは「肉めし」といっていました。

このことはとても大事なことで、そもそもマスマーケティングといえども、地域によって受けとめる文化が違うことを意識しなければ、実は内容が通じていないということもありえるということです。特に食文化については気をつける必要があるでしょう。

関東の人には信じられないかもしれませんが、関西には「たぬきうどん」は存在しません(同様にきつねそばも存在しません)。日清食品のどん兵衛は、関東と関西で違う味付けになっています。カツ丼にいたっても、卵とじが普通だと思ったら地方によってはとんでもないことだと言われます。

インターネット広告のように常に全国(場合によっては世界中)に常に同じ広告を告知するメディアをやっているとなかなか気がつかないこともあります。このようなメディアは実はめずらしく、テレビですら全国津々浦々フジテレビや日本テレビが電波を流していることもないのです。

首都圏で転校を一回もしていない学生の方は、東京集中型の情報から、少しだけ地方への情報発信のあり方を考えてみるのも重要でしょう。

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