失礼ですが…。
今でも私が慣れない電話応対用語があります。それは「失礼ですが…。」という言葉です。
電話してきた相手の名前が分からない場合には、
「失礼ですが、どちらさまでいらっしゃいますか」
と尋ねるのですが、後半を省略して「失礼ですが…。」で止めるのがこの言い方になります。
「失礼ですが…。」は、一般的に上記の省略語と認められているようですが、はじめて社会人になってこの応対を聞いたとき、聞きようによっては「名乗らないあなたが失礼ですが」と言っていると解釈されないかとドキドキしたものです。
直接名前を聞くことは日本文化的に遠慮すべきものであるために、このような奥ゆかしい表現をするわけです。しかしビジネスの場でははっきり「失礼ですが、どちらさまでいらっしゃいますか。」「失礼ですが、お名前をお聞きしてよろしいでしょうか。」と最後まで言ったほうが気持ちいいと思っています。
採用担当から電話をいただいたとき、掛けなおす事情があるとすれば、必ず相手の名前を確認しておいたほうがいいでしょう。そういう場合はビジネスマナーとして「失礼ですが、お名前を確認してよろしいでしょうか」など、はっきり聞いてみてください。
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コメント
こういうのを「クッション言葉」と呼ぶらしいですネ。
> 言いたいことの前に添えることで直接的な表現を和らげる、
> 文字どおりクッションの役目を果たす言葉で、日本語の場合
> よく使われる。
例えば、このほかにも
● 恐れ入りますが
● 申し訳ございませんが
● お手数ですが
● お忙しいところ
● おかげさまで
● ご面倒様でしょうが
● 誠に
● あいにく
● ご丁寧に
● 少々
● どうぞ
といった具合です。
「クッション言葉」ですから、最後まで言わなければ意味がないですよね。あと「よろしくどうぞ」なんてのも変な言葉です。
投稿 挨拶専用85 | 2004.03.18 15:40