« 2004年2月 | トップページ | 2004年4月 »

2004年3月

2004.03.31

決算日。

決算とは、「一定期間での経営成績と一定期日(決算日)での財政状態を整理計算すること」を示します。

日本の多くの企業が毎年4月1日から翌年3月31日を「決算期」とし、その最終日である3月31日を「決算日」としています。その決算日が本日です。(なお、外資系企業は1月1日~12月31日を決算期とすることが多いようです。)

決算は、仕事が猛烈なスピードで流れている企業の全部署に高感度カメラを向け、決算日の「瞬間」にシャッターを押し克明に現像するということといえるでしょう。

しかし、そこに写っているのはひきつった顔の社員ばかり。決算日の忙しさばかりは、社会人にならないと分からないでしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.30

ところ変われば。

先週日曜日のTBS系列「噂の!東京マガジン」では、新潟で「肉」といえば当たり前に「豚肉」であり、すき焼きも肉じゃが当然のごとく豚肉で食べるという特集をしていました。同番組で新潟の人は「米どころではあちこちに豚舎があり、えさと肥料の関係で両者は循環の関係にあった。牛は畑を耕すもの」と、極めて合理的な説明をし、私もなるほどと納得しました。同番組では肉の消費量が岐阜・愛知あたりを境に、西日本が牛・東日本が豚とくっきり分かれるとも紹介していました。

私自身は福岡の出身であり、肉といえば牛肉という、牛肉文化に育ちました。「カレー」といえばビーフカレー。豚肉のカレーは「ポークカレー」と明示しないと食べられません。当然のごとく肉まんは豚まんと呼びます。私の出身高校の学食だけかもしれませんが、牛丼のことは「肉めし」といっていました。

このことはとても大事なことで、そもそもマスマーケティングといえども、地域によって受けとめる文化が違うことを意識しなければ、実は内容が通じていないということもありえるということです。特に食文化については気をつける必要があるでしょう。

関東の人には信じられないかもしれませんが、関西には「たぬきうどん」は存在しません(同様にきつねそばも存在しません)。日清食品のどん兵衛は、関東と関西で違う味付けになっています。カツ丼にいたっても、卵とじが普通だと思ったら地方によってはとんでもないことだと言われます。

インターネット広告のように常に全国(場合によっては世界中)に常に同じ広告を告知するメディアをやっているとなかなか気がつかないこともあります。このようなメディアは実はめずらしく、テレビですら全国津々浦々フジテレビや日本テレビが電波を流していることもないのです。

首都圏で転校を一回もしていない学生の方は、東京集中型の情報から、少しだけ地方への情報発信のあり方を考えてみるのも重要でしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.29

久米さんの飲んだビール。

ニュースステーション最終回では、久米宏氏が最後に手酌でうまそうにビールを飲み干したのが印象的でした。

実は個人的にはこのシーンをドキドキしながら見ていました。あのビールにはラベルらしきものはちらっと見えていたのですが、あれだけスポンサー全体に謝辞を述べた久米氏が最後に飲み干したビールがどの会社のものか分かってしまうことは、謝辞にあったような様々なスポンサーへの公平性が感じられなくなってしまうからです。

しかし、さすがプロ。きちんとラベルが見えないように栓を抜き、注ぎ、瓶を置き、そして飲み干しました。最終回にどこかのビール会社がスポンサーしていたかどうかは覚えていませんが、仮にビール会社のスポンサーがあったとしても、その商品だと分かる形で出すことはしなかったでしょう。

瓶ビールにしたのも、さらにこの辺りに配慮したのかもしれません。なぜならば、ビール会社の瓶はすべてリターナブルびんとして共通化しており、ラベルの見えない瓶だけではどのメーカーかは見分けがつかないからです。

このような配慮も、ある意味テレビ局や広告代理店の仕事といえるでしょう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.03.28

江角さん、ギャラを返すぐらいなら。

社会保険庁CMについての江角マキコさんの謝罪記者会見では、「もらったギャラはどうするんですか?」という記者の質問が飛んでいました。6億円以上をかけた社会保険庁の広告費は国民年金の掛け金から支払われたなど、マスコミの社会保険庁・江角マキコさんへのネガティブキャンペーンは続きます。

しかし、国民年金の未払い問題は、「だから僕たちも払わなくてもいいんだ」という風潮にさせるわけにはいきません。誰が誰に対しての被害者・加害者といった狭い了見ではなく、一種の「リスクマネジメント」として次の施策を考えたほうがいいと思います。

ギャラを返したところで、「国民年金の未払い問題」が解決するわけではありません。ギャラをどれくらい受け取ったかは想像つきませんが、返すようなつもりがあるのであれば、彼女および事務所の費用負担で

「江角マキコさん自身による謝罪と、年金を払っているかどうかの確認や支払うことの大事さをあらためて伝える新聞広告」

を掲載したらいいのではと思います。自分のホームページなどでの告知では世論は許さないでしょう。こういうときのために(費用をかけて世の中に告知する)謝罪広告があるのです。

社会保険庁としても損害賠償をしたところでなんら意味はありません。またとってつけたようなキャンペーン再開は逆効果でしょう。江角さんとしてもお金の限界はあるでしょうが、一部新聞だとしても必ず謝罪広告は注目され、さらには他のメディアでも数多く報道されるに違いありません。それこそ広告費用換算すれば莫大な「キャンペーン」になることも可能だと思います。そのときにきちんと年金支払いの重要性が伝わることができれば、十分ミスを挽回できるのではないでしょうか。

国民年金掛金を支払おうというメッセージを今一番力強く言えるのは、江角さん自身です。広告業界を志望する学生の方々が今江角さんを助けるとすれば、どのような企画を彼女に提案しますか? 少し考えてみると面白いと思います。

※「年金未納の若者に払ってもらうCMを考えてください」というのは、今年どこかの広告会社の試験に出るかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.03.27

久米宏さんの謝辞。

3月26日、18年間以上続いたニュースステーションが終了しました。

この業界で働くものとして、テレビ朝日の名実ともに看板番組を終える上で、久米宏氏がどのような挨拶をするのか、注目して見ていました。

彼は最後に、「莫大な資金を提供していただいたスポンサー」に謝辞を述べ、スポンサーの社員の方も番組を支えてくれたと話しました。

ニュースステーションは久米氏のキャラクターを全面に出し、政治・政党批判、企業批判もきっちりする、極めてジャーナリズム色の強い番組でした。特に政党からは公式に批判されることもあり、局幹部が更迭されるようなこともありました。それでも18年間続いてきたのは、ジャーナリズムの誇りをもって放送してきたからなのでしょう。

そして久米氏は最後にこれまでのスポンサーに謝辞を述べました。これは最後だからこそ言えた言葉でしょう。ジャーナリズムとコマーシャリズムの微妙な関係を支える広告代理店に勤務するものとして、素直にうれしい気持ちになりました。

| | コメント (1) | トラックバック (2)

2004.03.26

一次独立。

 今日は理系学生にしか分からないメッセージかもしれません。ご容赦ください。

 数学用語で「一次独立」という言葉があります。これは変数同士がお互い独立した存在であるということです。

 例えば、同じ人の身長と体重の関係は一次独立とはいえません。身長と体重は一般に正の相関関係がありますので、身長が高いのなら体重が重いのは当たり前のことといえます。「私は身長が高い、しかも体重も大きいのです。」というような話は論理的なようで、ただくどいだけの話になります。

 自分が役に立つ人物であることを立証するのには、一次独立な軸をいかに多く発見するかが重要であると思います。人事評価でも多面的な評価軸(コンピテンシー)をもとにする時代であり、一つのディメンジョン(次元)だけでのアピールでは、人物像が立体的に見えないのです。一次独立な複数の軸で構成されたベクトルの大きさと方向性が、貢献できる人物であるかどうかの指標であると、私は思っています。

 いろいろアピールしているようで軸が1つしかない人は、むしろあれこれ説明することは逆効果なのです。模擬面接で接した多くの学生が、このトラップに陥っていました。

 あなたは一次独立な軸をいくつ持っていますか?

※このコラムに関連する形での一次独立の解説についてはこちらのHPが分かりやすいです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.03.25

江角マキコの後続。

国民年金のCMに出演していたタレントの江角マキコが実は年金未納だったということを、多数のメディアが採り上げています。

この広告がどの代理店の扱いだったか、現時点では私は全く知りません。しかし、自分の会社であろうが他社であろうが、自分がその担当者だったら、と思うと背筋がぞっとします。仕事を仕切るのに際限はないものだと再認識しました。

しかし、国民年金の深刻な未納者問題は、1タレントのスキャンダルで笑って済ます問題ではありません。この事件後、あらたにCMを作成しキャンペーンをするとするのならば、そのキャスティングには

もう一度江角マキコを起用

するという手法があるかもしれません。

国民年金を未納することが社会的に認められない、ということを今日本で一番身にしみているのは江角さん自身でしょう。実際職場を変わる間にうっかり届出を怠って未納するということもあります。逆に説得力あるCMが作れるかもしれません。

まあ、実際はムリでしょうね、この企画を実現するのは(苦笑)。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2004.03.24

釣書と社風。

就職活動、求人活動を全体としてみれば、求人・求職者の「お見合い」といえるでしょう。

「釣書(つりがき)」とは、「縁談などの際に取り交わす身上書(しんじょうしょ)。つりしょ。つり。(三省堂提供「大辞林 第二版」)」とのことです。学生側の釣書はエントリーシート、そして会社側の釣書はホームページや冊子などによる会社案内に相当します。

お見合いは「見合う」ことを抜きにしては成立しません。結婚生活は長きに渡るものであり、いかに立派な経歴であろうと、自分の価値観と照らし合わせ、長く一緒にいられる相手かどうかを見極めなければいけません。それには「会う」こと以外に判断する方法はありません。

同様にOB・OG訪問の最終的な目的は、その会社の社風を感じとることだと思います。会社には必ずそれぞれ独自の「社風」があります。学生の皆さんは「会う」ことを通じて会社の社風を見極め、自分に合った職場かどうかを判断してください。そうすれば「A社とB社はどう違うか」という質問には、おのずと答えが見えるはずです。

ただし社風を感じるためには、複数のOB・OGの方と会う必要があります。(私自身を含め)あまり特定のOB・OGに影響されず、慎重に企業研究を進めてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.23

旅立ちの日に。~04生に贈る言葉~

3月14日フジテレビ系「EZ!TV」で、最近の卒業式では埼玉の高校で生まれた「旅立ちの日に」という曲が最も歌われていると報じていました。恥ずかしながら私は全くこの曲のことを知らず、しばらく見入ってしまいました。

受験や就職・結婚など、私個人の人生の転機はかつて何回か経験しました。しかし、さまざまな若者の転機に一斉にかかわり一斉に見送るということは、このボランティアに参加して初めて経験することでした。そして、残った自分自身の状況は変わらない。卒業式のクラス担任の気持ちとはこのようなものなのでしょうか。

圧倒的な実力を見せこちらの方が感嘆した、広告業界無敗のKくん。
面接が楽しくてしょうがないといっていたSくん。
飛行機で来るしかない大博打の就活で、見事第一志望を仕留めたEくん。
明るいキャラであっさりダブル内定を果たしたNくん。
兄に負けない強烈な個性で早々と内定を決めたKくん。
NくんKくんの兄貴分として、本人も見事第一志望に内定したNくん。
最強の模擬面接も、結構最後までハラハラさせたMさん。
周りの心配をよそに、最後までクリエイティブ志望を通して内定したKくん。
就職浪人のがけっぷちを周囲の励ましで切り抜け、貴重な内定ともう一つ大事なものまで得たIくん。
某社の最終前GDで「なぜか」落選し、涙しながらも巻き返して見事外資系に内定したYさん。
最終面接前のOB訪問会で一気に力を得、理系・院卒をはねのけ内定したYくん。
最終面接で採血されて落選し、くやしさをバネに外資系に内定したSくん。
最終面接の報告がなくハラハラしていたところ、2社で迷っていた結果の決断を報告してくれたKくん。
関西在住でなぜにそこまでと思うほど受け続け、私の地方びいきの原点となったSさん。
なぜ落ち続けたのかいまだに分からないほど、面接のうまいMくん。
PR業界に憧れ、関西から無数の往復を重ねてついに内定したMくん。
映像制作を本命として志望し、見事CM制作会社に2社も内定したMくん。
内定補欠という厳しい時期を耐え、無事内定したWさん。
繰り上がり内定だとしても、夢への一歩にはなんら変わることがないスタートを切ることができたGくん。
広告労協への参加は遅かったものの、制作会社に内定した後は関西イベントのほとんどに協力してくれたYくん。
関西就職塾で受けた厳しい指摘を自分なりに消化し、見事制作会社に内定したNくん。
私のコラムをお守りとして試験の場に持参し、代理店と制作会社の2社の内定で制作会社に進路を決めたNさん。
模擬面接で涙した経験をバネに、最終面接で歌を歌って制作会社に内定したSくん。
地方国立大学の不利さを、行動力で打ち勝ったIさん。
自分の就職活動の経験を後輩に役立ててもらおうと、日々HPを充実させているTくん。
音沙汰がなくなったと思ったら、静かに力をつけ秋採用で内定したHさん。
春採用の結果に満足せず、秋にさらに上位の会社に内定したYくん。
数々の落選で自分は向かないのではと思いつつ、最後には広告人を「演じ切って」内定を得たSくん。
そして、最後まで自分のやりたいことを追求しつづけ、土壇場でついにチャンスをもぎとったTくんとSさん。

まだまだ多くの04生たちが、それぞれ実力をつけ、発揮し、夢への切符を手にしました。

広告労協のボランティア活動が教師と違うところは、「送り出している」ようで実は「迎えている」ということです。04というゼッケンをつけた卒業生を、そのまま04というゼッケンをつけた新入社員として、私たち自身がこの業界に迎えいれるのです。

04生は「旅立ちの日に」で卒業した世代なのでしょう。私が04生の「社会人への旅立ちの日」に贈る言葉はただ一つ。

「ようこそ、広告業界へ。」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.22

足で蹴ってもよいバレーボール。

自分の常識がすでに若い世代の非常識になっている、ということはよくあります。「仲人を立てない」、「住宅ローンでボーナス併用しない」などは、話を聞いたときはびっくりしましたが、若い人にはすでに常識です。最近では、スポーツ番組で大林素子が話していた「バレーボールは足で蹴ってもいい」ということに驚愕しました。

このルール変更について、「ボールを足で蹴るプレーについて」のコメントに興味を惹かれました。

・(ボールを蹴ってもいいという)ルール変更の直後から、平気で蹴る選手が増えた。
・自分たちの世代では、ボールに愛着があり大事にするという意味からもボールを蹴ることはできない。
・かっこよく蹴ったつもりのボールは味方チームに強いボールとして跳ね返り、思いやりのないプレーとなる。
・自分自身の技量向上ばかりに目が向き、思いやりのあるプレーということが忘れ去られているのではないか。


ということを、筆者は書いています。

ルール変更、ではありませんが、「半端ない」や「ちがくない」といった新語(若者用語?)が、堂々と広告表現に使われていることがあります。これは広告主も十分検討した結果使用しているわけですが、これらの言葉に違和感を感じる世代は商品の対象ではないと断じられているようで、一消費者としては寂しい思いがしました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.03.21

労使関係と夫婦関係。

今日は、広告労協・組合関係の知人の方の結婚式に参列しました。小雨降るとても寒い日でしたが、多くの方がお二人を祝福に横浜のホテルに集まりました。

主賓には、新郎の会社の代表取締役社長がご出席されていました。新郎は勤務する会社のユニオン(組合)委員長であり、すなわち従業員の代表です。社長は1社員かつ従業員代表である彼を称え、祝福の言葉をかけていました。

ここの会社の労使関係は前経営者の元でかなり揉めていました。しかし新社長が就任し、社員代表たるユニオン委員長と直接対話をするようになってから、大きく分かり合える関係になりました。披露宴に出席した社員の方々は一同に、新社長とユニオンの建設的な話し合いにより、社員が大いに前向きになったとお話されていました。

夫婦というものは、ケンカ・議論もしながら、それでも良い家庭を築いていくために、二人で協力します。同様に経営者と組合も、お互い対話・議論しながら、良い会社を築いていくために協力していく関係にあるのです。

正義感あふれる若い委員長と、人情味あふれる社長。今日夫婦としてスタートしたお二人と同様、この会社の将来を大いに期待したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.20

いただいた電話。

電話関連のビジネスマナーに、「いただいた電話で恐縮ですが…。」という言葉があります。

これは、先方からかかってきた電話で話していた途中で、自分の要件で相手に聞いたりお願いしたりするときにいうものです。基本的には掛けたほうが通信費用を払うのが電話ですので、そのあたりも配慮した言葉だと思われます。

携帯電話で電話がパーソナル化したことで、どっちがどっちに明確な目的をもってかけられたものか分からなくなることも多いですが、ビジネスの場ではいかに用件をいきなり思い出して切り出すとしても、この常套句はきちんと言ったほうがいいでしょう。

IP電話になって、ビジネスでも通話代がかからなくなったら、死語になっていくのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.19

皆勤賞。

昨日は私の息子の卒園式でした。あふれんばかりの父母祖父母が講堂に入り、巣立っていく園児を見守っていました。

式の中では、3年間無欠席の「皆勤賞」の園児が4名表彰されました。来賓は一同ざわつき、大きな拍手を送りました。3歳から6歳までもっとも病気がちの時期を、一度も休まずに通ったということは、親の立場からみても驚きの一言です。親御さんのしつけや管理だけでなく、本人の心がけも大きな要素だったのでしょう。

毎日何かを続ける、ということの大事さと大変さを、私はこのblogを始めてひさびさに実感しています。毎日500人以上の方が読んでくれていると思うと、毎日獲物を狙うような目で話題を見つけています。執筆開始から3ヶ月が経過し、もしかしたら世の中のことを見る目が以前よりも研ぎ澄まされてきたかもしれないと思っています。

就職活動中の学生のみなさんも、日常のシーンを様々な角度、できれば広告人としての視点、プロを目指す視点から見つめなおし、「毎日1つは」何かを発見し、表現してみるとよいでしょう。そうすることで、面接のときの話の引き出しを増やしていくのです。

毎日新しいことを見出すことは、とても楽しいことです。皆勤賞の子供も、幼稚園が本当に楽しくなければ毎日は行かなかったでしょう。

しかし、問題はそれを言葉で表現することです。こちらはきちんと就職活動対策として、まじめに根気強く取り組んでいきましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.18

製薬会社という広告主。

広告会社として、ひとつの製薬会社を担当することはとてもメリットがあります。それはそれぞれの季節に広告する商材があるということです。

1月にはカラカラ天気で乾燥肌対策。
2月~3月には花粉が飛んで抗アレルギー薬。
4月は歓迎会シーズンで胃腸薬。
5月は慣れない通勤で魚の目薬。
6月は足が蒸れて水虫薬。
7月は夏バテで栄養剤。
8月は紫外線対策でしみそばかす薬。
9月は抜け毛が気になり育毛剤。
10月~11月は風邪の季節で風邪薬。
12月は忘年会シーズンで再び胃腸薬。

このように季節や月ごとに商品があるということは、ブランドへ取り組む機会も多い上に、年間を通じた計画的な媒体手配が可能になります。電車のステッカー広告などは、製薬会社が年間押さえている場所もあります。

この代わり、といってはなんですが、「薬事法」の壁をどう克服するかという難題を抱えますが…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.17

失礼ですが…。

今でも私が慣れない電話応対用語があります。それは「失礼ですが…。」という言葉です。

電話してきた相手の名前が分からない場合には、

「失礼ですが、どちらさまでいらっしゃいますか」

と尋ねるのですが、後半を省略して「失礼ですが…。」で止めるのがこの言い方になります。

「失礼ですが…。」は、一般的に上記の省略語と認められているようですが、はじめて社会人になってこの応対を聞いたとき、聞きようによっては「名乗らないあなたが失礼ですが」と言っていると解釈されないかとドキドキしたものです。

直接名前を聞くことは日本文化的に遠慮すべきものであるために、このような奥ゆかしい表現をするわけです。しかしビジネスの場でははっきり「失礼ですが、どちらさまでいらっしゃいますか。」「失礼ですが、お名前をお聞きしてよろしいでしょうか。」と最後まで言ったほうが気持ちいいと思っています。

採用担当から電話をいただいたとき、掛けなおす事情があるとすれば、必ず相手の名前を確認しておいたほうがいいでしょう。そういう場合はビジネスマナーとして「失礼ですが、お名前を確認してよろしいでしょうか」など、はっきり聞いてみてください。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.03.16

日本プロ野球選手会。

古田敦也選手が会長の「日本プロ野球選手会」は、れっきとした「労働組合」です。正確には「社団法人日本プロ野球選手会」と「労働組合日本プロ野球選手会」の2法人になっています。それぞれ会長が別であり、労働組合の方を古田選手が会長を務めています。
同HPより引用。


日本プロ野球選手会は社団法人及び労働組合という二つの形態を取っております。
労働組合については純粋に労働者としての選手による組合であり、雇用者である球団との間での待遇改善交渉などを行っております。
現在、ヤクルトスワローズの古田敦也選手が会長をつとめております。
社団法人については野球に関する公益事業ということで、野球教室を全国各地で行うなど、野球全体の発展に寄与するための活動を行っております。
現在、中日ドラゴンズの立浪和義選手が理事長をつとめております。


現在の組合役員名簿はこちらのようになっています。そうそうたるメンバーですね。

日本プロ野球選手会はHPに「プロ野球選手は選手寿命も短い上に社会保障も不十分であることなどの問題を受け、主にプロ野球選手の地位向上を目的として」設立したこと、労働者としての選手が雇用者である球団と待遇改善の交渉などを行っていること、85年に東京都地方労働委員会から労組法上の労働組合として認定を受けたことなどを述べています。名実ともに労働組合の要件を満たしています。

個々に取り組んでいる問題は以下のような項目になっています。

├─移籍の活性化
├───国内移籍
├───海外移籍
├─試合の活発化
├─契約更改交渉
├───代理人
├───参稼報酬調停
├───その他
├─外国人枠問題
├─肖像権問題
├─その他
├───小久保選手無償トレード問題
├───上原選手代理人問題
├───選手のポスティング要求問題

これらは、多くの少年が今後もプロ野球選手を目指して励んでいけるための、基盤作りだといえるでしょう。

プロ野球もまた「人だけが財産」の業界であり、業界整備のために労働者団体として活動している日本プロ野球選手会は、広告労協および構成する個々の労働組合と共通の価値観があるのではないかと思っています。いつかプロ野球のオフシーズンに、古田会長をお招きしてのシンポジウムを開催したいものです。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2004.03.15

地方びいき。

東京の就職フォーラムのステージでも話しましたが、広告労協、特に私は地方びいきです。それは、地方学生にとって東京が中心の広告業界への就職活動はとても大変なことだからです。

京都のフォーラムでは「自治会カフェテリアにぜひ参加してください」というのを忘れてしまい、まだまだ関西からの主体的な参加は少ない状況です。就職活動は「いかにいい仲間を作るか」が成功のカギですので、どんどんHPに自ら参加してきてほしいとおもっています。

さらには、東京・京都にも参加した関東・関西以外の大学生も多くいます。今回労協HPでは「同郷就活生紹介」という企画をスタートさせました。筆記試験、面接が本格化する前に、地方の学生同士で仲間になって、大変な就職活動を支えていってもらえればという意図でつくったものです。

地方びいきであるもう一つの理由として、今後労協で実施するイベントは東京中心にならざるを得ないことも挙げられます。距離の差が力の差にならないよう、普段からインターネットを活用した形で、地方生を応援していきたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.14

おじさんと話を合わせる。

OB・OG訪問より、大事なこと。」で、学生の皆さんはそもそも社会人とのコミュニケーションが足りていないことをコメントしました。就職活動を深めていく上で社会人と話をすることは極めて重要ですが、実際何を話していいのか分からないのは当然のことでしょう。それは、相手の「背景」を知らないからです。

面接では学生から一方的に情報を与えるだけの構造になりがちですが、極めて趣味的な事柄などについては、それが相手に理解できるものなのかどうか、きちんと考えたほうがいいでしょう。言い換えれば、相手が知っている可能性が高いことを知った上で話題を構成することは、初めての社会人と話をする際に有効だと思われます。

労協HPのカフェテリアで04生とこのことを話したときに、「1次面接、2次面接、役員面接の各面接官タイプ別に、学生時代にどのような音楽やTV番組・映画などに接していたかを調べてみたら?」というアドバイスをし、彼はまもなく以下のようなデータを調べ上げてきてくれました。

年代別「学生時代の文化背景」((C)えい04)

◆◆◆◆◆◆歌手◆◆◆◆◆◆
VS 50代
坂本九 ヴィレッジ・シンガーズ ビートルズ
サイモンとガーファンクル  ローリングストーンズ 
BBキング クリーム ベンチャーズ
VS 40代
オフコース 荒井由美 さだまさし 矢沢栄吉
中島みゆき 吉田拓郎 井上陽水 チューリップ
かぐや姫 イルカ チャー 松山千春 ゴダイゴ
山口百恵 アリス エリッククラプトン カーペンターズ
VS 30代
佐野元春 YMO BOOWY サザンオールスターズ 
渡辺美里 村下孝蔵 谷村新司 鈴木雅之 THE ALFEE

◆◆◆アニメ・ヒーロー◆◆◆
VS 50代
のらくろ 鉄腕アトム 鉄人28号
月光仮面 ひょっこりひょうたん島 ポパイ
VS 40代
仮面ライダー ウルトラマン 魔法使いサリー
ジャングル大帝 リボンの騎士 アタックNo1
巨人の星 あしたのジョー
VS 30代
マジンガーZ ドカベン 宇宙戦艦ヤマト
ガンダム 銀河鉄道999

◆◆◆◆◆スポーツ◆◆◆◆◆
川上巨人 西鉄ライオンズ 長島茂雄
王貞治 力道山 アントニオ猪木 青木功

◆◆◆◆◆◆◆車◆◆◆◆◆◆◆
スバル360 フェアレディZ ミゼト
ダットサン サバンナ サニー
シャレード 2000GT コロナ
ホンダ360 ギャランGTO ハイエース

◆◆◆タレント・俳優・映画◆◆◆
007 風と共に去りぬ スター・ウォーズ
チャップリン オードリー・ヘプバーン
エリザベス・テーラー ブルース・リー
高倉健 はらたいら 石原裕次郎
田中邦衛 加山勇三 ドリフターズ

上記に書いてあることの多くは皆さんが知らないことかもしれません。しかし、今のCMやテレビ番組の挿入歌などには、30代、40代を対象としたものも多く存在します。またフェアレディZのように、昔の憧れに今なら手が届く年齢になった40代、50代に対してのマーケティングが成功した例もあります。

まずは相手の背景を知り話題の糸口を探るのも大事なコミュニケーション術だといえます。データを調べてくれた04生は、無事大手広告代理店に内定を得ています。これらのデータを覚えるのではなく、自分で徹底的に「おじさんたち」の背景を調べてみてください。たとえば当時の社会的な事件や海外の動きなども面白いでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.13

1点の差。

人が367人集まれば、少なくとも同じ誕生日の人が1組は必ずいます(2月29日生まれの可能性を含め)。同様に、100点満点の試験を10000人が受験すれば、単純計算で同点が100人以上いる点数が必ずあるわけです(100点から0点まで101通り。99×101+1=10000)。

実際のSPI試験はその難易度からいって、100点満点に近いところに一つのヤマ、それより低いところにもう一つのヤマのフタコブラクダのような分布をしているのだと想像しています。しかも2つの距離はそんなに大きくはないでしょう。

10000人以上が受験すると思われる電通のSPI試験ですが、通過するしないのラインでは間違いなく1点の差が数百人の団子状態になっています。また04生の実績から見ても、本来有利であると考えられる理系学生だけでなく文系学生も多く通過しており、努力次第、そしてケアレスミスを避ければ誰でも通過する可能性はあるといえます。4人中1人を選ぶグループ面接、すなわち3人抜くのもかなりの能力が必要ですが、筆記で数百人抜くのは1点の差をつければよいのです。

高速掛け算メソッド「繰り上がり分離法」は個人的にも大きな反響が来ており、2,3回練習すれば誰でもできる手法です。だまされたと思って一度手を動かしてみてください。計算間違いが多い人は、これだけで1000人級のごぼう抜き(というより本来の位置に戻る)することができるはずです。

04生で某教育産業でアルバイトをしていた学生もいますので、来年あたりはもう広まっているかもしれません(笑)。今年まではまだ使える手法だと思います。ぜひマスターを。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.12

PR実務の寄付講座。

電通パブリック リレーションズが、2004年4月から立教大学大学院ビジネスデザイン研究科に寄付講座「企業経営とパブリックリレーションズ」を開講するということです。

同社発表記事によると、


 この講座は、当社がこれまで43年の業務経験で培った知識やノウハウを教育現場に還元するもので、今や経営戦略と意思決定における最も重要な要素の一つであるパブリックリレーションズについて、ビジネスの現場における実践的対応能力の育成をめざして展開します。
 今回のような大学院での寄付講座は、国内PR専門会社では初めての開講となりますが、当社は今後もPR業界の牽引役として、産学連携でパブリックリレーションズの普及発展と専門家育成を積極的に行っていきます。

と述べられています。

講座内容予定を見ているだけでも、広報を目指す人には魅力的な感じがしますね。

04生にも熱心にPR業界を目指していた方がたくさんいました。またこの業界は女性で活躍している人が極めて多いという特徴もあります。特に女性の学生の方はPR会社もぜひ研究してみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.11

Googleはblogを拾いすぎ(その2)

相変わらずblogを拾いまくるGoogle。前回のコラム以降でGoogle巡回が終わっていそうなコラムのタイトルの順位をすべて調べてみました。打率はいまだ5割以上です。


mizkan
前株後株(ダブル受賞です(笑))
ファミレス語
手書き
パレートの法則
ダブルスクリーン
ぶっつけ本番
ネーミングライツ(「施設命名権」も。)
タイムスタンプ
名寄せ
消防法


以下、前回までの上位。すべてまだ残っています。


時間を守る
ふりがな
シューカツ
交通広告料金表
完全週休2日
日本経団連(1ページ目に上がりました)
メディアリテラシー(1ページ目に上がりました)
JARO
キャラクタービジネス
プロダクト・プレイスメント
誤字・脱字
グループディスカッション
まず、名乗る
話すコツ


さらには、大変名誉なことに、このワードでも1面目にエントリーすることができました(笑)。

業界人

米国Googleはbloggerを買収しており、Googleがblogの広がりと検索結果を対象としたビジネスの拡大を図っていくことも容易に想像できます。通常の企業のウェブサイトもblogの仕組みを使っているところも出てきているようです。

e-mail、www(いわゆるウェブサイト)、Yahoo!(wwwの整理)、Google(ロボット検索)と続く、インターネットの画期的な進展の一つに、blog(Weblog)が入りそうです。ただの日記でなく、その影響力も大きいことを糧に、ブロッガー(ココロガー?)の一人として、まだまだ毎日更新を続けていきたいと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004.03.10

公正さのアカウンタビリティ。

応募抽選型の懸賞キャンペーン(オープン懸賞、クローズド懸賞)では、必ず「関係者の応募はご遠慮願います」というコメントが書かれています。この場合の関係者は、その広告主の社員および家族、そして担当している広告代理店およびその関係者ということになります。

職業にしているからこそ応募できない、というのは、JRAの職員が馬券を購入できないというのと同じです。

関係者応募でいえば、微妙な位置付けとなるのは、流通関係者からの応募です。具体的にはビール会社のキャンペーンでは、酒屋さんや飲食店が仕入れ商品で大口応募してくるということなどが挙げられます。

しかし、ビールメーカーにとって酒屋さんや飲食店は大事なお客様。公正な抽選を前提に、応募を受け付けることになります。しかし当然はずれることもあり、「あれだけ大口で応募したのに、なぜうちに当たらないんだ!」とクレームがくることもあるようです。

このように、大規模なキャンペーンには公正な応募と公正な抽選を実施することが極めて重要になります。それには公開抽選会という方法のほかに、抽選の場に地元の警察署から立ち会ってもらうこともあります。

一方、「当選は賞品の発送をもって替えさせていただきます」とすると、「本当に当てているのか!」というクレームもあるので、一部当選者は氏名を発表をすることもあるのですが、またこれも今後は個人情報保護の観点からも難しい側面があります。

意外に大変なのです、公正さのアカウンタビリティ(説明責任)を果たすのも。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.03.09

政治と、宗教と、プロ野球。

面接で話題にしてはいけないこと、それは政治と宗教です。それはビジネスでもめったに口にしない話題だからです。

文化・社会・経済の話は問題ありません。しかしそれが特定政党や特定宗教に関することに言及するとすれば、支持・不支持にかかわらず止めたほうが賢明です。それはあまりにパーソナルなことであり、ビジネス上の会話になりえないからです。第一、これらを話題にして、楽しい会話になることは少ないと思います。

あと一つ気をつけたほうがいいのは、スポーツのひいきチーム、特にプロ野球の話題は気をつけたほうがいいでしょう。特にジャイアンツについては、宗教的ファン、および宗教的アンチファンの両方が存在します。大人気ないと思うでしょうが、営業というものは得意先の担当や幹部の個人的な嗜好をきちんと知った上で、野球やチケットの話をするのです。

長嶋茂雄氏には、まさに宗教的崇拝の人がいます。またアテネオリンピックにも絡んで、政治的な話題に上ることもあるでしょう(小泉首相も最初のインタビューで、いきなり「早く直って五輪に出てほしい」ということを言っていましたし(苦笑))。今後は特に注意したほうがいいと思います。

面接官は、個人的な嗜好で受験者を評価することはないでしょう。しかし、あなたの話が営業としてビジネスの場でふさわしいものかどうか、自分が得意先になったつもりで話を聞いている可能性は高いと思います。営業を志望するのであれば、「話題としてふさわしいかふさわしくないか」の感覚を、ぜひ常識として身につけてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.08

高速掛け算メソッド「繰り上がり分離法」 (SPI対策)。

SPIは基礎的な「算数」が重要になってきますが、算数の基礎中の基礎といえば「加減乗除」です。しかし、ケタ数の大きな掛け算は繰り上がりが多く、計算間違いも多くなります。そろばんの心得のない私としては、繰り上がりを小さくメモしたり覚えたりして、次の九九の結果と足し合わせるのがとてもいやでした。それは九九のリズムと足し算のリズムが違うからです。

このことについて、私は中学1年生のときに、何をきっかけに発見したのか忘れましたが、画期的な掛け算メソッドを思いつきました。それは「繰り上がりの足し算と掛け算九九を分離し、最初に繰り上がりを含めて一気に九九の答えを書き出し、最後にまとめて足し算をする」という方法です。

●高速掛け算メソッド「繰り上がり分離法」 ((C)2004 とおりすがりの業界人)

multiply_method.gif
クリックすると拡大します。

詳しくは上の画像に書いてあります。原理は簡単です。

(1)それぞれの数字の掛け算の答えを、1の位は通常の場所に、繰り上がりの部分をその左下にきちんと書く(繰り上がりをメモや覚えたりしない)。

(2)最後に縦に揃った数字を一気に足す(足して10になるものなどを探したりするとより早い)。


ということを実践するものです。

掛け算と足し算のどっちが計算しやすいかといえば、誰でも足し算に決まっています。一方掛け算も、九九だけをすばやく言うのは誰でもできます。この方法は結果的に、「掛け算の複雑さ」を、「足し算の複雑さ」に変えてしまうものであり、より速く、かつより正確にできると思います。実際私はこの方法で、ケタ数の多いかけ算が多く出てくる化学が全く怖くなくなり、計算間違いが激減し、しかも速く解けるようになりました。

いつかこの方法を世の中に伝えたい!と思っていたのですが、SPIに悩む学生さんも大いに活用できるということもあり、このblogにて満を持して発表いたします。1点の差が大きいSPIですので、是非この手法に慣れ、計算間違いを減らし、解答時間を短くしてください。

もちろん、この方法は中学・高校・大学受験にも使えます。電卓・コンピュータの時代だからこそ、筆算が苦手にならないための手法として、広く伝わっていけばいいなと思います。

※本blogに関して2005年4月21日に「高速掛け算メソッド「繰り上がり分離法」の反響に際して。」というコラムを発表しました。併せてご覧下さい。

| | コメント (55) | トラックバック (9)

2004.03.07

百式(ひゃくしき)。

自分の内側でうんうんうなって考えても、なかなか自分という殻を破ることはできません。そういうときには、他の人の斬新なアイデアに少しだけでも触れると、それが触媒となって自分のアイデアが爆発的に膨らむことがあります。

百式(ひゃくしき)」というサイトは、海外のドットコムサイトの斬新な「発想」を、1日ひとつずつ、紹介しています。

すごい!の一言のものや、ほとんど「おバカ」ジャンルのものまで、様々なラインアップが過去にも並んでいます。ぜひ毎日チェックしたいサイトです。

エントリーシートで格闘中のみなさん、海外の自由な発想を一滴だけあなたの脳に垂らしてみると、とんでもない化学反応が起きるかもしれませんよ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.03.06

お願いだから、間違えないで。

エントリーシートは、手書きで書かせることが多いようです。かつてのコラムでも「手書き」の重要性は述べましたが、同様に誤字脱字が致命的なことにも触れました。

フォーラムのアンケートで、私は皆さんの手書き文章には山ほど接しました。その中で、悲しくなるほど頻繁に出て来た誤字がありました。それは

「OB訪」と「広告業

です。

エントリーシート提出ラッシュがくる前に、指摘しておきます。広告業界を目指して数々のOB訪問しているのならば、お願いですから、この2語は間違えないでください。説得力ががた落ちです。

労協登録者がこんなことでESで落とされるのはあまりに忍びない。。。ぜひ指差し確認を。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.05

生烏龍。

キリンビバレッジの新製品「生烏龍」のCMは、今の私にはタイムリーなインパクトを与えてくれました。スーツを着た、完全なる若者言葉。その違和感に、就職活動生がかぶって見えました。

ところが3人の人物設定を見たら、「現在急成長中の広告代理店、日本アドメディアエージェンシー(通称N.A.M.A)営業局、第一営業部社員。入社3年目の同期である。」とありました。これ、私達かい!(苦笑)。

就職活動中は、面接の場だけでなく、ロビーなどでも言動には注意しましょう。秘書が見ているかもしれません(苦笑)。ちなみにタバコのマナーも気をつけたほうがいいでしょうね。特に東京のフォーラムのロビーは、これが学生か、と思いましたよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.04

エントリーシートは、期末試験ではない。

私にはひとつ気になっていることがあります。もうすぐエントリーシートの提出期限が一斉にやってくる時期になっており、「エントリーシート書いた?」というノリの話がよく聞かれます。これは、「期末試験対策した?」「やっべー、まだだよー」という会話と同様のレベルの感じがしてなりません。

内定する、ということは、役員面接で通過することです。

途中で何回エントリーシートや筆記や面接を通過しようと、役員面接で落選すればなんら意味はありません。過去のコラムに書いた通り役員面接は特殊な位置付けだとしたら、役員面接に送り込む学生を採用当局が絞り込む「役員面接前面接」が、極めて重要な位置付けとなります。しかも選考はすべての過程が1、2カ月程度で終わる、急なスケジュールになっています。

はっきりいいましょう。広告業界では採用倍率から考えても、エントリーシートで「かつかつ受かる」レベルの人が内定することはありません。じゃんけんに4回連続で勝てば内定、という訳にはいかないのです。

SPIのような筆記試験は別にすれば、広告業界の採用試験のすべてのフェーズは、同じ「コミュニケーション力」という競技です。甲子園で本気で優勝を目指すチームは、地区予選の初戦突破に特別な対策を練ることはありません。手を抜く事なく、優勝するための練習を生かし、普段どおりの試合をするだけです。

人事幹部や役員との面接の場で、どう自分が会社に貢献できるかを説得し、相手に納得してもらうかを、徹底的に追求する。これだけが、内定し、それだけでなく実際に仕事で活躍するために、あなたがしなけらばならないことです。徹底的に考え、自分なりの結論を得たのなら、エントリーシートはその一部分として必ず簡単に書けます。

広告業界は常に「競合プレゼン」に晒されており、「完勝」を目指して全スタッフがそれぞれのパートで全力を挙げます。一度でもベストを尽くしたことのない人には、絶対に通用しない業界です。

内定を手にする学生は、大学の試験でいえば「全優」を狙うレベルで努力している人と言えるでしょう。単位は試験対策程度で取れるでしょうが、内定はエントリーシート対策程度では遠く及ばないのです。

普段の試験対策の「ノリ」でエントリーシートに取り組んでいる学生の方がいれば、まず、心構えから考え直してみてください。今なら、まだ間に合うかもしれません。

※このコラムは、地方の就活生に贈ります。中途半端にエントリーシートに通っても、最後まで駆け抜ける力がなければ、途中の莫大な移動費用が無駄になります。役員面接まで一気に内定するつもりで、十分自己革新して臨んで下さい。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004.03.03

タバコとマンション管理費の関係。

かつての屋外広告の主役は、タバコでした。

もともと自主規制や法律の規制の大きい業種ではありますが、OOH(交通・屋外広告)は比較的最近まで規制がゆるやかでした。これは、タバコ税は地方税のため、各自治体は販売促進に近い位置付けのOOH広告を、その地区の税収増に貢献すると考えていたからなのではと、個人的に想像しています。

このような背景の下、15年ほど前からマンションなどの屋上などにタバコの大型広告ボードが数多く建設されました。これは、各マンションの管理組合が管理費を安くするために広告掲載を受け入れるということが多かったようです。

しかしタバコ広告の規制はさらに進み、ついには屋外広告もその対象となりました。広告ボードは他の広告主が掲載しなければ空き枠となります。場合によっては撤去されるボードもあったでしょう。

困ったのは、マンションの管理組合、そして住民です。当てにしてきた広告収入が途絶え、管理費や修繕積立費を値上げしなければならない状況に追い込まれたところもあるようです。

タバコの規制は健康増進法の施行以来決定的になっていますが、意外なところにも影響するものですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.03.02

屋外広告物条例。

OOH(Out-Of-Home Media 屋外広告)が昨今注目されています。広告業界を志望する学生にも、OOHという専門用語を知っている人も多くなってきています。

日本におけるOOHは、交通広告と屋外広告の2つに大きく分けられます。駅貼りポスターは、カラー印刷物として最大級ののものであり、デザイナーにとっては晴舞台のひとつです。またネオンサインは都市の景観に溶け込みつつも、その存在感は広告手法の中でも際立って大きいものと言えます。いずれも生活のシーンの中での広告であり、メディアミックスの中での重要な位置付けとなっています。

しかし、OOHは、「公共空間・景観」を舞台とします。したがってマス広告に比べ法律上の制限が大きいメディアといえます。代表的な例は屋外広告物条例です。これは各自治体ごとの条例であり、屋外で広告をしていい地区や面積制限を定めるものです。社団法人東京屋外広告協会「屋外広告物条例」では、東京での規制の一部を分かりやすくまとめてあります。

屋外広告は街のどまんなかで露出するからこそ大きな効果を発揮します。だからこそ、より社会性、公共性を配慮しなければいけません。条例は守った上で、都市景観と共存する屋外広告のあり方をあなたなりに考えるのも面白いと思います。


| | コメント (0) | トラックバック (2)

2004.03.01

携帯で、名乗る。

電話がお茶の間に1台という時代から、家族全員に携帯1台ずつという時代になり、コミュニケーションのありかたが劇的に変化した、ということは過去のコラムなどでも言及しました。一言で言えば、電話で名乗る必要のない時代になった、ということです。

しかし、相変わらず電話で名乗らなければいけない場面もあります。それはビジネスの場です。新入社員は、あいさつの仕方、名刺の渡し方とともに、電話の取り方を徹底的に教育されます。電話で名乗らなければ、給料をもらうものとして失格なのです。

採用と求職の関係は、立派な「ビジネス上の取引」といえます。学生が就職活動で会社にコンタクトをとるということは、「自分という商品」を売り込むビジネスの話をしているわけです。逆の視点から見れば、会社があなたに電話をかける時も、あなたにビジネスとしての対応を期待しているといえるでしょう。

就職活動のエントリーで、会社に携帯番号を伝えたその瞬間から、あなたの携帯は「社会への窓口」になります。あなたは「個人事務所の代表番号」を持ったのです。

採用担当は固定電話から番号を見ながらかけるので、番号間違いをする可能性もあります。したがって相手が名乗らないのであれば「○○さんですか?」と確認しなければいけません。学生の方から名乗ることにより、ステップが1つ省略でき、早く話を切り出すことができるます。また現在では学生が携帯で名乗ることはほとんどないため、自分から名乗ることで「ビジネスのマナーが分かっている=社会人になる準備ができている」という印象を与えることができるのではないかと思います。

少なくとも就職活動中は、携帯に知らない番号や発信番号非通知でかかって来たら、ビジネスマナーとして名乗ってみてはいかがでしょうか。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2004年2月 | トップページ | 2004年4月 »