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2004.02.27

デジタルキャンペーンの、アナログ的ワナ。


(「夏に雪かき機を売る方法」後編は週末発表予定です。自治会掲示板で議論を重ねてみてください。検索して答えを探すのはルール違反です。はずれてもいいので自分で考えましょう。)

被告人がCMに出演。」のコラムでコメントしたPepsiのiTunes1億曲無料ダウンロードキャンペーンですが、なんと無料ダウンロードするコードがハッキングされたとのことです。

このキャンペーンは、ペプシを買うとボトルキャップの裏に3本に1本程度当たりくじがあり、そこに書いてある固有のコードをキャンペーンサイトに入力すると、好きな音楽が1曲ダウンロードできるというものです。

ところがボトルをある角度で覗くと、当たりのキャップがどれかだけでなく、その固有コードまで盗み見できるということが、ネットを通じて広まってしまったのです。とあるサイトが詳しい見方を公開してしまっています。

このCMはもともと、音楽の不正ダウンロードをして被告人となったティーンエイジャーたちをキャスティングし、「私達はこれからも(ペプシを飲んで)音楽を無料で聞くさ」というメッセージをコアとしたキャンペーンになっていました。それがペプシを飲まなくても音楽を無料ダウンロードすることができてしまったわけです。

デジタルなキャンペーンが、こんな原始的アナログ手法で「ハッキング」され、しかもデジタルを使って広められてしまったということはとても皮肉なことです。

この事件は、世の中の人は面白おかしく話すでしょうが、広告業界で働く私たち、そして広告業界を目指す学生としては、深刻に受け止めるべきです。ものをプレゼントするキャンペーンで、不正をしようとおもう人は必ず存在します。キャンペーンを世に出すなら、チェックリストを挙げ尽くし、最悪の状況も想定して準備しなければなりません。

ローテクの“ハッキング”に泡を食う、ペプシとiTunesのプロモーションJim Hu(CNET News.com)

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