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2004.01.19

白い巨塔は「2クール」。

TV番組開始し終了する期間を、「クール」という単位で表します。1クール(cours、フランス語)とは、.「《放送期間》 (F.cours) a thirteen-week run of a television series.(テレビ番組の放送期間13週分)」(三省堂提供「EXCEED 和英辞典」)となっています。

すなわちテレビ番組は13週間単位で計画され、四半期といわれる単位にあわせて4月7月10月1月が開始月となります。特に4月10月は半期単位の改編期にもあたり、大幅な番組入れ替えがあります。日本における「1クール」とは、4、10月の前後の特番や野球中継による休止などを含め、11週分ぐらいの放送が通常のようです。

最近のテレビドラマはほとんどが「1クール」で終了しますが、以前は1年間(以上)放送されていた番組が数多くありました。「太陽にほえろ」「西部警察」といった刑事ものや「大岡越前」「水戸黄門」などの時代劇の「1話完結もの」のほかに、「3年B組金八先生」など、学校の新学年の始まりから卒業まで、実際の季節と並行し、1年間でドラマを進行していくものもありました。

現在は以前より消費者行動が多様化し、平均的なテレビ視聴率が低くなってきたこともあって、長期的なビジョンで作成されるドラマが少なくなってきました。しかし、昨秋から放送されているフジテレビ開局45周年記念ドラマ「白い巨塔」は最近ではめずらしい「2クール」となっています。日本ドラマ初のアウシュビッツロケなど、同社の力の入れ方は相当なものです。

個人的には、田宮二郎主演のときには小さすぎてよく分からなかったこともあり、今あらためてどっぷりと浸かっています。実際毎回高い視聴率を獲得しているようです。いいドラマをじっくり作る、そういうことが現代のTV事情でも可能であるということを再認識でき、うれしい気持ちでもあります。

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