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2004.01.16

トレーサビリティ。

米国BSEによる輸入停止、鶏インフルエンザなど、外食・食品業界にとっては深刻な状況が続いています。個人的には、「絶対安全」なんてことはそもそも現代社会のどんな局面にもないわけですから、冷静な議論が必要だと思っています。

今回の米国BSE問題を解決するキーワードは、「トレーサビリティ traceablity (追跡可能なこと)」だと思います。

農林水産省のトレーサビリティ関係ページでは現在日本で行われているトレーサビリティの紹介、また「マクドナルドのビーフパティはオーストラリア産」というコーナーではオーストラリア政府機関によるトレーサビリティの実際を紹介しています。

絶対安全などない、という前提に立ち、「起こってしまった事態」には確実に原因を追跡して対応できるトレーサビリティ体制を確立していくこと、これが今後の食品を扱う会社の責務であり、きちんと消費者にも伝えていかなければいけないことでしょう。

絶対安全=全頭検査という単純構図だけで見てきたBSE問題ですが、今後は「食品に絶対安全はない」という事実と、「トレーサビリティによるリスクマネジメント体制」という企業姿勢の伝達というテーマが大きくなりそうです。キーワードとしてぜひ覚えておいたほうがいいでしょう。

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コメント

かんべえの不規則発言」@1/13から

〇米国内では、年間1200万トンの牛肉が
消費されている。あくまでも国内市場が
中心なわけで、この点、わざわざ日本市
場向けの牛肉を作っている豪州などとは
大いに違う。そんなアメリカが、たかだ
か25万ン分の日本向け輸出のために、
ここだけ全頭検査してくれといっても、
果たして聞いてくれるだろうか。

〇ところが面白いことに、アメリカの牛
肉生産者にとって、日本向けの牛肉輸出
には特別な意味があるのだという。それ
は「自国では消費されない部分を高く買
ってくれる相手」であること。牛丼の原
料となるバラ肉、それから焼肉用のタン
やレバー、カルビ、ホルモン焼きの原料
となる内臓などは、アメリカ国民はあん
まり食べないところが日本と韓国とメキ
シコの消費者は、こういう部位の肉を喜
んで買ってくれるのだ。

 なるほどー(って、ほとんどタグの練習^^)


投稿: Mr.GreetingsOnly85 | 2004.01.16 00:55

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