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2004年1月

2004.01.31

パレートの法則。

パレートの法則とは、「20%の顧客が80%の利益を創出している」という経済学の有名な法則です。詳しくはGoogle検索結果から見てみてください。

パレートの法則は、顧客への接し方に関し、極めて重要な示唆をしています。私が(かなりムリして、というか死ぬ思いで)毎日blogを書いているのは、毎日サイトを見に来てくれる学生さんや業界の方、cocolog関連の方がいらっしゃるからです。毎日見に来てくれる人以上に優良顧客はいません。しかもそういう優良顧客ほど、口コミ力があるものなのです。その人達に満足してもらうには、毎日新しい情報を発信するしかないのです。

ホームページ・blogでは、優良顧客に対応すれば、同時に全体のアクセス者の方にも還元できるので、これほど効率的なものはありません。

普通の仕事もこう効率的にいけばいいのですがね(苦笑)


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2004.01.30

ダブルスクリーン。

ウェブ広告研究会の2003年1月13日付プレスリリースでは、ネット視聴率調査会社ネットレイティングスのデータを元に以下のような結果を報告しています。


(1)全時間帯において、ブロードバンド環境からの利用者比率が70%を超した。
(2)20時台、21時台のウェブ利用者数が1年間で1.4倍前後伸びて、ピークも23時台から21時台にシフトした。
(3)休日には、昼間(デイタイム)の利用者数も大きく増加して、平日の1.5倍以上となった。
(4)ゴールデンタイムにおける利用者増加分において、男女中年層(35~49歳)が5割近くを占めた。

ネットレイティングスというのは、自宅のパソコンにモニターソフトを入れ込んで測定・集計するという手法を用いていますので、あくまで「自宅からのアクセス者」ということに限定されます(逆に言えばテレビは自宅以外では見られていないという前提のメディアなのですね)。ですので、昼間の時間帯のアクセス数についてはネットレイティングスでは十分には測定できません。

このデータの注目すべきは、「自宅ユーザ」のアクセスピークが9時台になった、ということです。これはADSLなどの常時接続により、以前の「テレホーダイ(23時以降の接続し放題)」タイムが消え去り、テレビのゴールデンタイムといわれている時間帯にかぶるようになってきていることを示します。

では、テレビはネットに「食われた」のでしょうか。

Digital Reseach 1の2003年12月16日発表では「3.インターネット利用中のテレビ視聴について」では、テレビをみながらのインターネット利用は約7割で、うちインターネットの割合が多いのは約6割とあります。

7割がながら視聴をしている、という結果は極めて興味深いものがあります。多くの生活者は「テレビ」と「パソコン」の2つの画面を見ているということです。これを最近では「ダブルスクリーン」と呼びます。

これはネットユーザを対象とした調査ですので、そもそもネット側の利用率が高く出るのは当然です。しかし、もはやネットユーザは特別な存在ではありません。むしろマーケティングの主戦場である20歳台、30歳台は、ネットのコアユーザでもあります。

テレビを見ながらネットをしているターゲットをどのように捕らえていくのか。「ダブルスクリーン」が、今後の広告・メディア展開において、重要なキーワードになってくると思っています。

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2004.01.29

ぶっつけ本番。

就職フォーラムの応募も締切り、いよいよ本番が近くなってきました。しかし、労協スタッフやパネリストも普段は一会社員。極めて多忙な中で、打ち合わせもままなりません。

しかし、過去2回ともぶっつけ本番で成功してきた理由は、


広告人はそもそもイベントのプロ集団


だからでしょう。

いろいろ面白い話をしつつも、全体の空気を読み、周りに気配りをするなど、広告人の基本動作です。しかも話す内容はまさに仕事のことだけ。さらに、同じ業界のライバル会社同士、まともに仕事の話をしあうということもめったにないので、話している当人達が一番楽しめ、ますますパネルディスカッションが盛り上がるという構造になります。

結局、緊張しているのは、会場にいる学生の皆様だけでしたね、過去2回とも(笑)。

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2004.01.28

ネーミングライツ(施設命名権)

ネーミングライツとは、スポーツ施設などに企業やブランドの名前を冠にするものです。日本では東京スタジアムが「味の素スタジアム」に、「グリーンスタジアム神戸」が「ヤフーBBスタジアム」になったことで有名になりました。

たまたま甲州街道を車で走っているときに「味の素スタジアム」という表示が出てきて、ネーミングライツの力を改めて感じました。イベント冠と違って、不動産に名前が登記されるということで、道路・地図などにも完全に公の名前の位置づけになるという効果は絶大です。またJリーグやプロ野球の球団を直接もつのに比べ、強い・弱いに直接関係ない点も大きいのかもしれません。

ちなみに、グリーンスタジアム神戸は「ヤフーBBスタジアム」になったのであって、決して「ヤフースタジアム」になったのではありません。この業界を目指す人なら、極めてデリケートな部分なので、絶対に間違わないようにしてください。

たまにテレビなどでは、豪快にヤフースタジアムって言ってたりしますが(苦笑)。

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2004.01.27

被告人がCMに出演。

米国ペプシがアップルの音楽ダウンロードサービスとタイアップして1億曲相当を無償ダウンロードするキャンペーンで、何とP2Pを使った違法ダウンロードで提訴されている若者をCFに起用するというニュースが流れてきました。

RIAA 訴訟被告ティーン、Pepsi が広告に起用

音楽を違法ダウンロードしたとして全米レコード工業会 (RIAA) に提訴された十代の若者20人ほどが、Pepsi のスーパーボウル テレビ CM に登場すると、『USA Today』紙の記事が伝えた。

それによると、この CM は、Apple のオンライン音楽ダウンロードサービス『iTunes Music Store』から最大1億曲の合法的ダウンロードを期間限定で無料提供するという特別プロモーションを宣伝するものという。

CM の中では、1人のティーンエージャー (14歳女子) が Pepsi を飲みながら、「わたしたちは今でもインターネットから音楽を無料でダウンロードするわ」と言う。記事によると、広告代理店の BBDO が『Green Day』というバンドを説得して、1960年代のヒット曲『I Fought the Law』(ぼくは法律と戦った) をこの CM 用にカバー演奏してもらったという。

Pepsi North America の最高マーケティング責任者 Dave Burwick 氏は、USA Today の取材に対して次のように述べている。「悪意はまったくない。音楽のダウンロードはきわめて大きなカルチャー現象となっている。消費者にとって大いに関係があるし、話題性もある。わが社は、オンライン音楽を盗むのではなく購入する方向に人々を向かわせる」

この CM に出演する若者のうち少なくとも1人は、出演料の一部を RIAA への支払いにあてると述べている。RIAA はこれまでに、ピアツーピア (P2P) ネットワークを介して音楽ファイルをダウンロードした1000人近くを提訴している。約半数は、今月21日に訴えたものだ。

著者: Rebecca Lieb ▼2004年1月26日付の記事 ■海外internet.com発の記事

このようなキャンペーンを敢行するPEPSIはすごい。すごすぎる。 健康志向で炭酸飲料離れが進む中で、ありとあらゆるリスクを考慮した上で、それでもティーンエイジャーの支持を受けるために、このキャンペーンを選択したのでしょう。

そして、本企画をBBDOが発案・提案したのなら、同社の企画力と提案する勇気、そして実現させた力を賞賛したいと思います。

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2004.01.26

新聞雑誌はどこまで広告を増やせるか。

放送法下の許認可事業である放送局と違い、新聞や雑誌はジャーナリズムとしての独立性が高く、法律の制限を受けにくいメディアではあります。しかし、いくつかの法律には影響を受けます。その一つが「郵便法」です。

雑誌の裏表紙(「表4(ひょうよん)」)や新聞紙面の一番上に「第三種郵便物」と書いてあるのを目にしたことはあるでしょうか。第三種郵便の指定を受けると、日本郵政公社「第三種郵便物の料金割引」にあるように、郵送料の値引きが受けられるのです。

対象となる条件は、郵便法第23条(第三種郵便物) で定められています。


第二十三条 (第三種郵便物)  第三種郵便物の承認のあることを表す文字を掲げた定期刊行物を内容とする郵便物で開封とし、郵便約款の定めるところにより差し出されるものは、第三種郵便物とする。
○2  第三種郵便物とすべき定期刊行物は、公社の承認のあるものに限る。
○3  公社は、次の条件を具備する定期刊行物につき前項の承認をする。
一  毎年一回以上の回数で総務省令で定める回数以上、号を追つて定期に発行するものであること。
二  掲載事項の性質上発行の終期を予定し得ないものであること。
三  政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的とし、あまねく発売されるものであること。
(以下略、下線筆者)


すなわち、第三種郵便という特別な料金体系を適用する主な理由は、「政治、経済、文化その他公共的な事項を報道し、又は論議することを目的」とする部分があるからといえます(参考までに第二十六条に定められている第四種郵便物は教育、通信教育、盲人用点字などに適用されるものです)。

この条項があるために、新聞・雑誌はその構成の中で広告部分を50%以下とすることが通例となっているのです。これに反すれば、第三種の認可が取り消され輸送コストが跳ね上がることになります。

では、リクルート社の雑誌のように、内容のほとんどが広告の場合はどうなのでしょうか。これは個人的な推定ですが、リクルートは同社の雑誌はその全体が経済、文化、公共的な情報だという位置付けているのだと思います。例えば求人情報だけの雑誌を買ってまで読む読者がいる以上、公共的な事項ともいえるでしょう。その情報を有料で掲載している行為自体を広告と捉えるかどうかについては、高度な法解釈議論と、規模のビジネスをもって(当時の郵政省と)交渉したのではないかと想像しています。

輸送コストも削減し、雑誌としての利益率は他の雑誌より格段に高い。広告物としては極めて定型的なものであっても、全体としては販売できるまでのコンテンツになっている。リクルート社の作ったビジネスモデルは、一種の発明ともいえるのかもしれません。

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2004.01.25

ファクスかファックスか。プリンタかプリンターか。

固有名詞を大事にするのは当然ですが、商品のジャンル、特に外来語の表記も企業では重要な取り扱いをされます。カタログなども取り扱う広告会社も同様に、間違う訳にはいかないのです。

特に音引きや促音(つまる音)については、各社の方針を一度確認しないと絶対に分からないでしょう。以下、各社のHPを簡単に調べた結果です。

●松下電器
ファクス、スキャナー

●キヤノン
スキャナー、プリンター、ファクス

●エプソン
プリンタ、スキャナ、プロジェクター

●富士ゼロックス
プリンター、ファクシミリ、コンピューター、プロジェクター

●日本IBM
コンピューター、サーバー、プリンター

●NEC
コンピュータ、ファクシミリ、スキャナ、プリンタ

●デル
サーバ、コンピュータ、メモリ、プリンタ

●HP
プリンタ、モニタ、プロジェクタ、サーバ

●東芝
サーバー(サーバもあり)、プロジェクター、

●日立
サーバ、プロジェクター(プロジェクタもあり)

●シャープ
ファクシミリ、プリンタ、サーバ、

●ブラザー
ファクス、プリンタ

一般に音引きをするところはすべての場合に音引き、そうでないところは音引きしないという傾向が見られます。FAXについてはファクス、ファックス、ファクシミリといろいろあるようです。またあいまいになっている会社もあるようですね。

メーカーなどを受験する人にとって、上記のような知識をすべて得る必要はないでしょうが、ぜひ就職してみたいところがあれば、そこの表現の統一性について調べてみるのも面白いでしょう。

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2004.01.24

Googleはblogを拾いすぎ?

blogコラムを書き続けてすでに1か月が経過しましたが、Googleからの流入が多いのにはびっくりさせられます。1月24日に確認できただけでも、テーマとして書いた以下のタイトルが、ことごとくGoogleの検索結果の最上位ページに掲載されています。ほぼ2回に1回は上位になっている計算です。


時間を守る
ふりがな
シューカツ
交通広告料金表
完全週休2日
日本経団連(2ページ目)
メディアリテラシー(2ページ目)
JARO
キャラクタービジネス
プロダクト・プレイスメント
誤字・脱字
グループディスカッション
まず、名乗る (「名乗る」も労協HPが1ページ目)

Googleがblogを拾いすぎるという話は、同じcocologの「えむの覚書」でもコメントされていました。

Googleがblogを拾いやすいというより、blogのような短い文章はテーマがはっきりしており、そもそもGoogleロボットの好みなのかもしれません。私がコラムのテーマとしている言葉は、広告業界や就職活動に関連したキーワードでもあり、毎日書く上での個人的な最高のモチベーション維持だと思っています。特に「シューカツ」で上位に入ったのは、就職活動支援冥利に尽きます。

実はもう一つ、こんなワードが現時点で1位です。それでいいのか、Google(笑)。


話すコツ


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2004.01.23

タイムスタンプ。

腕時計(最近は携帯か?)の時刻が合っているかどうかは、とても重要なことです。しかしもう一つ重要な時計があります。それはパソコンの内蔵時計です。

今日古いメールを整理しようとしていたら、1年前のメールが来ているのをみつけました。それは05生からのメールでした。日付は2003年1月22日。これは、パソコンの時計が1年前になっているということを示しています。

Windowsの時計のプログラムは、時計・カレンダーを「閲覧」する機能と「設定」する機能の2つをもっています。1年前や1ヶ月前のカレンダーを見たりするときに、うっかり「適用」ボタンを押すと、パソコンの内蔵時計が見た日付を記憶してしまうのです。(はっきりいって、危険なプログラムです。よく使うのですが(苦笑))

内蔵時計がずれると、送信するメールの「タイムスタンプ(何時に送信したか)」がずれることがあります。古い日付になった場合、受信者が「新しいもの順」に並べていると、リストの外に隠れてしまうことになります。意外なところであなたのメールが読まれない原因にもなるのです。

ぜひ今すぐ内蔵時計の時刻、自分のメールのタイムスタンプを確認してみてください。

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2004.01.22

名寄せ。

膨大な顧客リストの中でも、同じ人が重複して入っていることはよくあります。1人の人へのコミュニケーションは1回で十分なわけであり、2回も3回もダイレクトメールなどを送ることは先方にとっても不愉快なことではあります。

このように顧客リストの中の重複を省いていく作業を「名寄せ」といい、ダイレクトマーケティングには極めて重要な仕事です。

一方私も毎晩就職フォーラムへの応募リストの「名寄せ」をしています。これは一人でも多くの学生に参加できるよう、定員を有効に使うため重複応募を削除しているということです。これは結構大変な作業です。

学生のみなさんも、キャンセルをするのであれば、早めにきちんとキャンセルしてください。他の多くの学生が助かります。またきちんとキャンセルしていただければ、当然ながらその後の労協としてのフォロー対象になります。なにとぞご協力をお願いします。

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2004.01.21

消防法。

施設でイベントを行う上で、必ず考慮しなければいけないのが「消防法」です。特に「動線確保」と「来場定員」については厳しい取り扱いがなされます。

消防法施行規則第3条第6項には

第三条  防火管理者は、(中略)次の各号に掲げる事項について、(中略)消防計画を作成し、(中略)所轄消防長(中略)又は消防署長に届け出なければならない。(略)

六  定員の遵守その他収容人員の適正化に関すること。

とあります。施設を貸す側は、主催者に対して定員遵守を求め、それが守られない場合には途中中止させることもできます。もちろん翌年以降、その場所を同じ主催者に貸すことはないでしょう。

スポーツイベント主催者が消防法上の定員を超えた発表をすることがありますが、消防当局は決して黙認だけするわけではありません。企業のコンプライアンス(法令遵守)が求められてきている現代では、いかに大規模イベントだろうが、明確な違法行為は避けなければいけません。

広告労協も同様です。京都のキャンパスプラザや東京の中央会館は公共施設であり、非営利団体である広告労協がフォーラムを主催するには最高の規模、環境の会場です。これら施設で今後長くイベントを続けていくためにも、定員は遵守しなければいけません。なにとぞご了解ください。

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2004.01.20

ヒーローものの事情。

コラム「白い巨塔は「2クール」」では、各四半期の頭にスタートするドラマのことをコメントしましたが、このような通例など関係なく、突然1月末~2月頭に終了し、翌週には新シリーズが放映されるドラマのジャンルがあります。それは子供のヒーローものです。

仮面ライダーファイズは1月18日(日)に終了し1月25日からは仮面ライダーブレイドに、爆竜戦隊アバレンジャーは2月8日に終了し2月15日からは、特捜戦隊デカレンジャーになります。

子供・幼児を対象にした1年間の番組作りではこのタイミングでの改編がベストなのです。2月、3月中に番組のあらすじを理解し、ヒーローや合体ロボの武器の名前を覚えきったころに春休みや新入学や新学期を迎え、新しい友達との遊びに組み込んでいくという、口コミを広げる仕組みの一つといえます。

また、12月のクリスマス商戦直前にすべての武器やロボットを出し切り、商品を店頭に並べなければいけないので、そこから4ヶ月間も新しいネタなしで話を引っ張るのも難しいのでしょうね(苦笑)。

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2004.01.19

白い巨塔は「2クール」。

TV番組開始し終了する期間を、「クール」という単位で表します。1クール(cours、フランス語)とは、.「《放送期間》 (F.cours) a thirteen-week run of a television series.(テレビ番組の放送期間13週分)」(三省堂提供「EXCEED 和英辞典」)となっています。

すなわちテレビ番組は13週間単位で計画され、四半期といわれる単位にあわせて4月7月10月1月が開始月となります。特に4月10月は半期単位の改編期にもあたり、大幅な番組入れ替えがあります。日本における「1クール」とは、4、10月の前後の特番や野球中継による休止などを含め、11週分ぐらいの放送が通常のようです。

最近のテレビドラマはほとんどが「1クール」で終了しますが、以前は1年間(以上)放送されていた番組が数多くありました。「太陽にほえろ」「西部警察」といった刑事ものや「大岡越前」「水戸黄門」などの時代劇の「1話完結もの」のほかに、「3年B組金八先生」など、学校の新学年の始まりから卒業まで、実際の季節と並行し、1年間でドラマを進行していくものもありました。

現在は以前より消費者行動が多様化し、平均的なテレビ視聴率が低くなってきたこともあって、長期的なビジョンで作成されるドラマが少なくなってきました。しかし、昨秋から放送されているフジテレビ開局45周年記念ドラマ「白い巨塔」は最近ではめずらしい「2クール」となっています。日本ドラマ初のアウシュビッツロケなど、同社の力の入れ方は相当なものです。

個人的には、田宮二郎主演のときには小さすぎてよく分からなかったこともあり、今あらためてどっぷりと浸かっています。実際毎回高い視聴率を獲得しているようです。いいドラマをじっくり作る、そういうことが現代のTV事情でも可能であるということを再認識でき、うれしい気持ちでもあります。

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2004.01.18

時間を守る。

時間を守らない人、は、貸した金を返さない人と同じであり、ビジネスの世界では致命的です。あなたが約束の時間に約束の場所に到着する、ということは、商品を約束の時間に約束の場所へ納品するのと同じく、履行すべき仕事と言えるのです。

貸した金を約束の時期までにちゃんと返す人、約束した金額通りにきちんと払う人とは健全な取引関係が結べますが、少しでも返し渋ったり、返す段階で値切る人と、あなたは仕事をしたいと思うでしょうか。同様に、理由もなく遅刻を繰り返したり、遅刻をしても無意味な言い訳ばかりしている人は、間違いなく社会人の世界では信頼されず、転落していくことになります。

私の会社の大先輩は、「たとえ出席者が自分1人でも、会議は予定時間に開始する」というポリシーを持っていました。実際に自分で1人で司会進行をし、議事録を書いて、それをもって決定事項としたこともあったそうです。私はこの考え方に、とても共感しています。

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2004.01.17

ふりがな。

私は、とある大規模スポーツイベントで、全国から7000人の参加者のレジストレーションの仕事をしました。そのときにに実感したこと、それは、「名前と住所は、ふりがながなければ絶対読めない。」ということです。参加者の名前を間違うということは、主催者が与える印象としては最悪です。とにかくふりがなについては必ず書いてもらうようにしたものでした。

逆の見方をすれば、あなたの「書いてある名前」は、あなたが当たり前の読み方だと思っている以上に、相手には確信がもてていないのです。一見幼稚でくどいように見えるふりがなですが、少しでも読み方のバリエーションがあるのであれば必ず読み方を書いておくことは大事だと思います。

珍しい苗字に生まれた方には、当たり前の動作ではありますけどね。

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2004.01.16

トレーサビリティ。

米国BSEによる輸入停止、鶏インフルエンザなど、外食・食品業界にとっては深刻な状況が続いています。個人的には、「絶対安全」なんてことはそもそも現代社会のどんな局面にもないわけですから、冷静な議論が必要だと思っています。

今回の米国BSE問題を解決するキーワードは、「トレーサビリティ traceablity (追跡可能なこと)」だと思います。

農林水産省のトレーサビリティ関係ページでは現在日本で行われているトレーサビリティの紹介、また「マクドナルドのビーフパティはオーストラリア産」というコーナーではオーストラリア政府機関によるトレーサビリティの実際を紹介しています。

絶対安全などない、という前提に立ち、「起こってしまった事態」には確実に原因を追跡して対応できるトレーサビリティ体制を確立していくこと、これが今後の食品を扱う会社の責務であり、きちんと消費者にも伝えていかなければいけないことでしょう。

絶対安全=全頭検査という単純構図だけで見てきたBSE問題ですが、今後は「食品に絶対安全はない」という事実と、「トレーサビリティによるリスクマネジメント体制」という企業姿勢の伝達というテーマが大きくなりそうです。キーワードとしてぜひ覚えておいたほうがいいでしょう。

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2004.01.15

次なるは、新聞労連新聞業界就職フォーラム

 昨日ついに「新聞労連新聞業界就職フォーラム」がオープンしました。労協サイトに「クリソツ」なのは、パロディなのではなく、志が全く同じだからでしょう(笑)。新聞労連Kさん、ほんとうにお疲れ様でした。みなさんも新聞記者を志望している友人がいたら、ぜひ紹介してあげてください。

Fさんの発明は、

(1)人材が経営資産の中心である業界
(2)その業界に、労働組合の連合体が存在
(3)その連合体に新卒支援に中心的人物が出現

の3要素が揃えば、他の業界でももっともっと広がっていける可能性がありますね。

 別に連合体がなくても、新卒支援のためだけに各社労組が連携するという方法はあるでしょう。例えば、パイロット、フライトアテンダント、アナウンサー、教員などが適しているのではないでしょうか。各業界で、中心的人物が出てくるのを期待したいところです。

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2004.01.14

「就職活動」と、「シューカツ」。

 シューカツ。就職活動のことを、いつのまにか学生はこういうようになりました。私が新卒で入社した約15年前にはこのように呼んではいませんでした。

 私の入社当時は、金融、証券、不動産を中心に、企業は湯水のように新卒を採用しました。いい人材を採用するための「リクルートCM」なるものを、競って放送しました。学生にとって企業就職活動は企業のほうからアプローチしてくるのが当然であり、どこで住所を知ったのか、電話帳よりも厚いリクルートの冊子が自宅に送られてきました。OBは自ら大学の後輩を訪ね、豪快に飲ませ食わせをし、自分の会社に来るよう工作をしました。企業も一応の就職協定を結び、正式な採用活動は解禁日後に始めるという建前でしたが、解禁日に企業に書類を取りに行く学生の列は、すでに内内定者ばかりでした。第二新卒という言葉も作られ、勢いで就職した学生がその会社をあっさり辞めても、まだ採用の対象としてちやほやされていました。学生生活はあくまでサークルや勉強・研究活動がメインであり、就職活動は、春先の極めて一時的なイベントでした。

 時代は変わり、今の学生はちょうど正反対の境遇にさらされています。大学3年の秋にはいっせいに茶髪を黒く染め、シューカツモードに突入します。リクナビに代表されるインターネットの就職情報サイトにいくつも登録し、何十、何百という企業を研究、資料請求します。採用は大幅に絞られ、企業側からの情報は限定的なものになっています。かすかな縁をもとにOB,OG訪問を繰り返し、インターネットの掲示板のうわさに右往左往します。SPIという極めて事務的な筆記試験で足切りされ、エントリーシートにはすべての会社に「御社が第一希望」と書きます。グループディスカッションで人の意見に圧倒され、おじさんの圧迫面接におびえ、面接で落ちた理由がわからないまま次の面接に向かいます。冬場に買ったリクルートスーツは、就職活動が本格化する春先にはすでに蒸し暑く、夏場に突入しそうな学生は、夏用のリクルートスーツを買うか迷います。

 今の学生は、約1年にわたって、学業・クラブそっちのけで就職活動に向き合うことになります。自分にもついにその時期がやってきたという気持ちを込め、学生はそれを「シューカツ」と呼ぶようになったのではないでしょうか。

 略称で呼ばれる、ということは、当事者の関与度が高くなった、ということでしょう。 「就職活動」と「シューカツ」はすでに別物、なのかもしれません。

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2004.01.13

SEO(検索エンジン最適化)

SEOは「Search Engine Optimization(検索エンジンへの最適化)」の略で、ロボット型検索エンジンの検索結果の上位に掲載されるために、ホームページの内容をどう最適化するかという技術です。一昨年ぐらいから有名になってきており、Yahoo!Japanがgoogleでのロボット検索を採用しているため、日本ではgoogle対策がSEOそのものといえます。

SEO、すなわち検索結果の上位に来るコツは、人間が見て分かりやすいインターフェースというよりは、巡回ロボットが理解できやすいインターフェースでホームページを作成するということです。また、そのHPが持つ「テーマ」がはっきりしていることも大事です。

一昨年の9月に私が労協HPを作るようになってから、基本的にはテキストのみで単純な構成に心がけてきました。それが功を奏し、1月12日現在で、この業界を目指す方が普通検索する以下のワード組み合わせの上位に出てきます。

「広告業界」|「広告業界 就職」|「広告 就職」|「広告代理店 就職」

フォーラム参加申込のメールを見ると、結構「もっと労協自体を広告してほしい」と書いてあります。しかし、非営利団体、もっといえば極めて貧乏な(!)団体である広告労協にとって、地道にSEOを実施することは、限られた資金の中の精一杯のPR活動なのです。あとは、まじめにコンテンツや活動を発展させ、口コミを広げていくということになります。

業界研究をする学生で、上記のワード(組み合わせ)ぐらいは1度ぐらい検索したことがあって当然でしょう。ちょっとだけでも自分で動いた人だけが知る「広告労協」。私は、今後もそのような存在でよい、と思っています。

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2004.01.12

交通広告料金表

学生と社会人の決定的な差、それは金銭感覚です。まずは「何をするにもお金がかかる」という現実は知っておく必要があります。

交通広告の大手代理店オリコムの車両内広告料金表駅構内広告料金表は、さすが業界大手だけあってきちんと整備された分かりやすいものになっています。

新聞広告と交通広告はどんな代理店にいても携わるメディアですので、あの路線に中吊りを出すとこれだけかかるのか、などとと知っておくだけでも、広告というビジネスを垣間見ることができるのではないでしょうか。

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2004.01.11

完全週休2日の定義。

確かに広告業界は激務です。しかし社会に出て従業員として働く上では、現在のような「週休2日」に助けられることがあります。

休日のシステム定義(FIND JOB)


 [週休制]
 週1日の休みがある
 [週休2日制]
 1年を通じて、月1回以上週2日の休みがあり、他の週は毎週1日の休みがあること
 [隔週休2日制]
 1年を通じて隔週に週2日の休みがあり、他の週は毎週1日の休みがあること
 [完全週休2日制]
 1年を通じて毎週2日の休みがあること
 [週休3日制]
 1年を通じて、月1回以上週3日の休みがあり、他の週は毎週2日の休みがあること
 [隔週休3日制]
 1年を通じて隔週に週3日の休みがあり、他の週は毎週2日の休みがあること
 [完全週休3日制]
 1年を通じて、毎週3日の休みがある
 [○勤○休制]
 ○日勤務して○日休みを繰り返す
 [月4日以上]
 一ヶ月を通じて4日以上の休みがあることが
 分かれば良い
 月4日では×あくまで月4日以上でなければ
 いけない
 [年間休日○日]
 月4日以上の休日を与えなければならないとする
 労働基準法の法律を侵さなければ年間で休日日数を表記できる

しかし、完全週休2日は、「完全に週に2回」の休日を設けるという意味であり、その週に祝日がある場合の取り扱い(すなわち週に3回目の休暇があるか)は、その会社との就業規則での取り決めによります。

IBACの解説では、「一般的に完全週休2日とは祝祭日+土日」となっています。しかし「完全に週休2日」ということは、3日以上はない、とする会社もあるようです。これはきちんと人事に確かめたほうがいいですね。

さらに労働基準法第35条では、「使用者は、労働者に対して、毎週少くとも1回の休日を与えなければならない。」とされています。週に1回以上休めないような労働条件は、労働基準監督署より厳しい罰則が与えられます。なお、経営者には休日の規定は当然ありません。

私は正月早々ひいた風邪・発熱を、この3連休できちんと直したいと思います。助かった。。

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2004.01.10

次なる○○労○ ○○業界就職フォーラム。

もうじき、広告労協広告業界就職フォーラムの姉妹イベントとなる、○○労○ ○○業界就職フォーラムがリリースされます。労協の活動を見た、とある労働組合の連合体が、新卒支援の重要性を認識してもらい、労協との協力体制の中で新たにフォーラム(とサイト)を立ち上げることになったのです。

これを機会に、広告労協Fさんの発明がどんどん横断的に広がっていけばいいですね。

ちなみに2月29日、東京でイベントを開催予定です。

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2004.01.09

新卒を1人も採らない会社

労協HP上で、「受験予定会社」のアンケートを開始しました。昨年度も実施したこのアンケートですが、あえて「新卒採用のない会社」も含めて実施しています。

個人的な考えですが、これだけ広告業界に人気があり、狭き門の中でも多くの学生が横断的に受験しているのが分かっているにもかかわらず、1人も新卒を採用しない会社が存在する理由が、全く分かりません。1人でも採用の募集をかければ、相当数の学生がその会社のことを研究し、受験をしてくれます。「今年度は新卒募集はありません。」と告知した会社は、その年の学生を見てみる権利すら放棄しているわけです。極端な話、募集をかけて、基準にあった学生がいなければ採用をゼロにしてもよいのですから。

新卒新入社員の人件費は、社員の中でもっとも安いのです。新卒募集をしない会社を、学生はどう思うのでしょう。率直に言えば、彼らが「この会社はやばいのでは」と思ったとしても仕方がないのではないでしょうか。またそのような話は、同業他社にもすぐ伝わります。

採用を絞るのは各社の事情によって仕方がないと思います。しかし、ゼロは避けてほしい。リストラしている会社ですら、同時に新卒は採用してほしい。

組合の役員という立場ではありますが、切実に、そう思っています。

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2004.01.08

日本経団連が予告する、就職戦線2005。

日本経団連が「2003年度・新卒者採用に関するアンケート調査集計」(会員企業 2095社対象、回答699社(回答率33.4%))を1月7日に発表しました。内容に関してコメントを。

【2004年度採用について】
P7
●新卒採用予定派遣の利用 利用したことがある 4.5%
●派遣終了後の採用    採用した 82.1%

紹介予定派遣や新卒派遣は、正社員雇用化を前提として一定期間人材派遣として就労し、企業とその人が合意すれば正社員採用をするという制度です。法律の改正によりこのような形での就職が可能になっています。紹介予定派遣や新卒派遣については、テンプスタッフが先駆者です。「シューカツ・ブギ」(毎日コミュニケーションズ)という書籍に、実際に新卒派遣・第二新卒派遣で入った方の体験記があります。

まだまだ新卒派遣を導入している会社は少ないですが、採用率が極めて高いことから、今後日本経団連加盟社の中でも評価されていくかもしれません。

P8
●選考にあたっての重視点 
コミュニケーション能力 68.3%
チャレンジ精神 58.0%
主体性 45.7%

いかにも日本的な重視項目ですが、「コミュニケーション能力」が上位にくるというのは、決して高いコミュニケーション能力を要求しているのではなく、今の一般的な学生のコミュニケーション能力が相当低いために挙げられている項目なのだと想像しています。

P10
●学事日程の尊重について
申し出により日程を調整 76.6%
土日、祝日に開催 22.1%

日本経団連では2004年度・新規学卒者の採用選考に関する企業の倫理憲章を掲げ、「採用選考活動早期開始の自粛」「公平・公正な採用の推進」などを定めていますが、その中で「正常な学校教育と学習環境の確保」では「採用選考活動にあたっては、正常な学校教育と学習環境の確保に協力し、大学等の学事日程を尊重する。」としています。このため、学生側の申し入れで日程を調整した会社が76.6%となっています。困った場合には、きちんと申し入れてみる価値はあります(特に日本経団連加盟社なら)。

【2005年度採用について】
P12
●企業説明会の開始予定時期
3月以前 69.6
4月上旬ごろ 16.5%

●内々定提示のピーク見込み時期
4月中 28.4%
5月上旬 22.3%
5月中旬 14.8%
5月下旬 8.9%
6月上旬 5.5%
6月中旬 3.2%
6月下旬 1.9%

ゴールデンウィーク明けには半数以上の企業が内々定を出す、すなわち採用活動を終える予定となっています。広告業界の就職戦線だけを見てきた私ですが、想像以上に他業界が早いのに驚いています。むしろ広告業界は遅い方、ともいえるでしょう。

前述の「2004年度・新規学卒者の採用選考に関する企業の倫理憲章」では、「(中略)まして卒業学年に達しない学生に対して、面接など実質的な選考活動を行うことは厳に慎む。」としています。広告会社のうちどこが日本経団連に加盟しているかは(なぜかHP内に加盟社リストがなく)わからないですが、昨年の選考スケジュールを見ると1社の例外を除き、すべての会社が4月からの面接などを開始しています。

この他興味深いデータもあります。幅広い視野で就職活動をするためにも、05就職戦線を企業自身のデータで占っているこのリリースをぜひ研究してみましょう。

概要(HTML版)はこちら。

プレスリリース(PDF版)はこちら。

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2004.01.07

メディアリテラシーとしての、「創」。

拙コラム広告業界は、「マスコミ」か?でもコメントした通り、個人的には広告業界をマスコミに分類することには異論がありますが、広告業界を目指す以上、メディアとしての「マスコミ」を知る必要があります。特に、社会的影響力の大きいマスメディアを使ってビジネスをする上では、私たち自身がメディアリテラシー(メディアを利用する技術や,伝えられた内容を分析する能力のこと。三省堂提供「デイリー 新語辞典」より)を体得しておかなければいけないでしょう。

マスコミ就職読本で著名な創出版は、そもそも「月刊創」という雑誌を通じた「メディア批評」を核とする出版社です。マス読だけでなく、「月刊創」はまさにメディアリテラシーを知る上でマスコミおよび広告志望者の必読ともいえるでしょう。特に、メディアの編集部門と直接接触をするPR業界を目指す人にも極めて役に立つと確信しています。

想像するに、創出版自身もメディアであり、メディアの重要性を知り尽くしているからこそ、現在のような新卒支援を始めたのはないでしょうか。そうだとしたら、会社の経営者を批評・批判できる(ことが法律上守られている)組合が、いい人材を業界に入れていくために労働組合が横断的に協力して新卒支援を開始したという、私たちのボランティアの構造にとても似ていると思っています(費用も極めて良心的な設定というあたりも類似していますね)。

労協の就職フォーラムの講演者やパネリストは、会社の代表として出演するのではなく、業界で働くものとして出演します。したがって個々の会社についてのコメントはしづらい部分があります。一方、マス読ライブの出演者は会社の代表としての側面が強いと思います。まだ応募を受け付けているようですので、労協フォーラムと併せ、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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2004.01.06

成長への決意を新たに

と、かっこよく書いてみましたが、1月5日にHP上で発表された電通俣木盾夫(またきたてお)社長の新年の挨拶の表題です。

中から抜粋しますと


昨年は、第四代吉田社長の生誕百年であった。吉田社長は卓越した発想と実行力で、新しい電通を築いた。電通の歴史は革新と挑戦の歴史である。次の百年に向けた改革の主役は、グループ社員一人ひとりである。今こそ「全員営業・全員起業家」の精神が真に求められる時である。
 
電通グループを支える社員は、国内外合わせて1万5千人にのぼる。新しい年に、成長への決意を新たに「価値創造パートナー」のビジョンを全員で共有し、「2兆円電通グループ」という夢の実現に邁進しようではないか。

とあります。上場後の電通が、いかに「グループ経営」に注力しているかが分かると思います。

電通を志望する学生も、電通を知る上でぜひ電通のグループ会社を研究しておいたほうがいいでしょう。


俣木社長の挨拶の詳細は、こちら

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2004.01.05

調べる、を、調べる。

私の専門はインターネット広告ですので、ネット関係のコメントを。

ウェブサイトは、情報発信している「デスティネーション(目的地)サイト」と、それらを探し出すための「検索サイト」の、大きく2つに分類されます。

検索サイトの代表例はYahoo!やgoogleですが、検索は行動の最初になることが多いため、「ポータル(玄関)サイト」と呼ばれることもあり、実際にブラウザのトップページに設定されていることも多いでしょう。インターネットが普及すればするほど、デスティネーションサイトは無限に増え続けます。同時に探し出すための「検索」ニーズは高まる一方であり、「検索を制するものがポータルを制する」状況になっています。

そして検索行動を知ることは、世の中の全体的な潮流と、個々のネットユーザーの興味・嗜好をインサイト(洞察)する上で、極めて役に立ちます。

infoseekのキーワードランキングは検索キーワードのジャンル別ランキングを毎週発表しています。Yahoo!gooでも年末に検索ワードランキングを発表しています。

しかし、ネットユーザーがどのような検索をしているか、「ナマナマしい情報」を「リアルタイム」に知りたいのであれば、

Exciteサーチストリーム

に限るでしょう。

もっと人間の本質を見たい方は、こちらからどうぞ。

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2004.01.04

じゃぱんだー。

日本のCMで活躍するハリウッドスターの多くは、本国でそのCMを放送しないよう契約をします。しかし、インターネットでつながり、容易に外国の情報にアクセスできる世の中になっては、米国人にとっても彼らが海外で「どのように金を稼いでいるか」を注目したいと思うのは自然の流れでしょう。

アドエイジ12月22日の記事"10 ADS AMERICA WON'T SEE(アメリカでは目にしない10の広告)"では、アメリカでは放映されないCMを10本掲載していますが、その10番目に「U.S. Actors in Japan」として"Japander.comというサイトが紹介されています。このサイトでは、ハリウッドスターが日本で出演しているCMを、皮肉交じりのコメントとともに数多く収録しています。(90年代の古いものが多いです。)

権威あるアドエイジが公認(?)したということで、本blogでもこのJapanderを紹介することにしました。分かりやすいハリウッドスター一覧はこちら。

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2004.01.03

JARO(日本広告審査機構)

「JAROって、何じゃろ」で知られるJAROですが、何じゃろと思っても実際に調べたことがある人は少ないのではないでしょうか。

「JAROとは」では、

JAROは「悪い広告をなくし、正しいよい広告を育てたい」という広告界の念願で、広告主や新聞社、出版社、放送会社、広告会社それに広告制作会社など広告に関係する企業が自ら集い、昭和49年10月に誕生した民間の広告自主規制機関です。

とあります。

マスメディアも広告業界も、「表現の自由」という憲法上の権利によって保障されていることによって、企業活動ができます。しかし表現の自由といっても、「公序良俗(「公の秩序又は善良の風俗」の略語、社会の一般的秩序を維持するために要請される倫理的規範)」に著しく反するものではあってはいけません。特に広告は一般消費者に向けられた商行為の一種であることが多く、マスコミよりもより厳しい「倫理的規範」を求められるのです。また景表法薬事法など直接的に法律の規制を受ける表現もあります。

「Q&A」では、実際に寄せられた相談と、JAROの行った対応が記載されています。一般消費者からだけでなく、一般消費者を装った同業他社などからの質問・指摘が多数寄せられ、実際に対応するのは大変な業務なのでしょう。しかしこのQ&Aに書いてある内容は、私たちの日常の業務に密接に関係しています。学生の皆さんも、広告の現場にいるつもりで、このQ&Aを読んでみたらいかがでしょうか。

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2004.01.02

キャラクタービジネス。

小さい子供が家庭にいると、もう一度自分の幼少のころと同じ遊びで楽しむことができます。すごろく、けん玉、凧揚げなど昔からの遊びに加え、雑誌の付録の紙工作を切ったり貼ったりしてると、思わず夢中になっている自分を発見することがあります。

しかし、子供に影響力をもっている遊びは、今やほとんどアニメなどのキャラクタービジネスに関連しているといえるでしょう。30代後半の私もテレビで育った世代であり、仮面ライダーファイズや爆竜戦隊アバレンジャーなど幼少時代に見た番組の流れを汲んでいるものや、ドラえもんや両さんのように現在もまったく同じもので残っている作品もあります。

キャラクタービジネスは、タレント・アーティストとのビジネスと比較して、以下の3つのメリットを持っています。

(1)キャラクターは、年をとらない。
(2)キャラクターは、死なない。
(3)キャラクターは、悪さをしない。

すなわち、キャラクタービジネスは、リスクが少なく、息が長いといえるのです。

私の親の世代だと「アニメ=マンガ=低俗」という固定観念をもっている人がいましたが、今の30代40代はすでに理解や好意をもっています。すでにキャラクタービジネスは、少なくとも2世代分を取り込んだ巨大なマーケットになっているのです。今では、日本発で世界のマーケットを制覇するキャラクターも出てきています。

TVとキャラクタービジネスは密接した関係にあります。ADKはTVを通じたキャラクタービジネスに先行して注目してきた会社です。電通のキャラクタービジネスは映画や大型イベントに関連しているのが特徴です。

「息が長い」、それは商品サイクルが極めて短い現代で、企業にとってあこがれの言葉です。

# 個人的には、年もとり、死に、悪さもする人間の方が好きですが。

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2004.01.01

元旦の新聞の見どころ。

あけましておめでとうございます。ついに2004年となり、05生の就活本番、そして04生の卒業・入社の年となりました。今年も微力ながら、公私ともどもご協力させていただきます。

さて、元旦の新聞の見どころ、それは企業広告です。

新年は、日本全体が新しいことを望んでいる時期です。読者の広告接触態度も格段に積極的になっています。このため、多くの企業が新年の新しいメッセージを発信します。

新聞広告でも販売促進、ダイレクトレスポンスが求められる中で、元旦・正月の時期だけは、純粋にメッセージを届ける広告、しかも多くはその1日だけのために作られた広告を数多く見ることができます。それはコピーライターやデザイナーの力が集大成されたもの、といえるのでしょう。

広告業界なら誰しも新聞広告を手がけるチャンスはあります。その中でも花形といえる正月の賀詞広告。いつの日か元旦の朝刊が、あなたのとって大きなお年玉になればいいですね。

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